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2019.11.21

【卓球】T2ダイヤモンド 水谷、石川らが出場 五輪シングルス代表 残り1枠に近づくのは!?

左上から石川佳純、水谷隼、丹羽孝希、平野美宇 写真:新華社/アフロ


 今年誕生した新たな国際大会「T2ダイヤモンド」のシンガポール大会<11月21~24日>が11月21日(木)開幕する。前週、ワールドツアー・オーストリアオープン女子シングルスで今季初優勝を果たした伊藤美誠(スターツ)をはじめ、日本からは男女7選手が出場。

オーストリアオープンでは伊藤と張本智和(木下グループ)が東京2020五輪日本代表入りを確実にしたが、個人戦2枠のうち残り1枠は空席。これを巡って争う選手たちはボーナスポイントを稼げるT2ダイヤモンドで結果を出そうと躍起だ。

●T2ダイヤモンド シンガポール出場選手
【男子】
張本智和(木下グループ)
水谷隼(木下グループ)
丹羽孝希(スヴェンソン)
【女子】
伊藤美誠(スターツ)
平野美宇(日本生命)
石川佳純(全農)
佐藤瞳(ミキハウス)

 T2ダイヤモンド シンガポールに出場できるのは、男女ともドイツオープン(10月8~13日)終了時点でワールドツアーランキング15位までに入った選手。そこに開催国枠1人を加えた計16人(男女計32人)がシングルスのトーナメントで火花を散らす。

注目すべきは獲得ポイントの高さ。出場するだけで400ポイント、優勝すれば1000ポイントを一気に稼げる"おいしい"大会だ。通常、世界ランクを決めるランキングポイントには1年間という有効期限と成績の良い8大会が対象になるという条件があるが、T2ダイヤモンドには適用されず、ボーナスポイントとして別加算される。

●T2ダイヤモンドのポイント
優勝:1000
準優勝:800
3位:700
4位:600
ベスト8:500
ベスト16(初戦敗退):400

 東京2020五輪の代表争いが佳境を迎えたこのタイミングで大量ポイント獲得に成功すれば、残る個人戦1枠に近づくことになる。代表内定選手が発表される2020年1月6日までに有効なポイント数を見てみると、現在 日本男子2番手の水谷が8425ポイント、3番手の丹羽が8365ポイントでその差60ポイント。女子は2番手の平野が10295ポイント、3番手の石川が10230ポイントでその差はわずか65ポイント。したがってこの4人はT2ダイヤモンドで上位進出を果たし、代表選考レースをリードしたいと考えている。

 だが、T2ダイヤモンドに出場するのは世界のトップ選手ばかりとあって、当然、勝ち上がりは難しい。

男子は世界ランク1位の樊振東、世界王者の馬龍、オーストリアオープンでペナルティを科された王楚欽ら中国勢が出場を辞退したことにより、丹羽が繰り上げ出場となったが、1回戦であたるのはオーストリアオープン男子シングルス準々決勝で敗れたカルデラノ(ブラジル)。この難敵を相手に丹羽はリベンジに挑むこととなる。水谷は強敵オフチャロフ(ドイツ)、張本はチュウ・クラレンス(シンガポール)と1回戦を戦う。

 女子は石川と伊藤が1回戦であたることになった。佐藤は王芸迪(中国)と対戦し、勝つと石川と伊藤の勝った方と準々決勝を戦う。平野の1回戦の相手はチョン・ジヒ(韓国)。2週間前、東京で開かれたワールドカップ団体戦(11月6~10日)で圧勝した相手とあって自信を持って臨めるはずだ。ちなみにチョン・ジヒは世界女王の劉詩ブン(中国)が出場辞退したことで繰り上げ出場となった。

 短期決戦のT2ダイヤモンド シンガポール。ハイレベルな戦いを制し、大量得点を奪うのはどの選手だ!?

(文=高樹ミナ)


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