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伊藤美誠 2個目のメダルなるか!? 石川佳純はリオの雪辱に燃える 女子シングルス ベスト32出揃う【五輪卓球】

2021.07.26
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2021.07.26

石川佳純、伊藤美誠 写真:西村尚己/アフロスポーツ

 「東京オリンピック」の卓球競技は7月26、27日、男子シングルスと女子シングルス3回戦を迎える。

男子シングルスには、五輪初出場にして日本のエースの張本智和(世界ランク4位・木下グループ)と2012年ロンドン五輪から3大会連続出場の丹羽孝希(同17位・スヴェンソンホールディングス)が登場。

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女子は五輪シングルス初出場で混合ダブルスでは銀メダル以上を確定させた伊藤美誠(同2位・スターツ)と、五輪3大会連続出場の石川佳純(同10位・全農)が初戦に臨む。

 男女4人の先陣を切るのは26日に登場する石川だ。石川の五輪初戦といえば、5年前のリオ五輪でカットマンのキム・ソンイ(北朝鮮)に敗れた苦い経験がある。前回大会の雪辱という意味でも突破したい一戦だ。

 第5シードの石川が順当に勝ち上がっていった場合、おそらく準々決勝で対戦する可能性が高いのは鄭怡静(同8位・台湾)だろう。U21の頃から対戦してきた2人の成績は12勝9敗で石川がリードしているが、鄭怡静も石川を知り尽くしており侮れない相手だ。

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世界ランク1位の中国代表・陳夢 Photo by Steph Chambers/Getty Images

その鄭怡静に勝って準決勝に進むと、よほどの番狂わせがない限り相手は世界ランク1位の第1シード 陳夢(中国)だろう。石川と陳夢といえば、2019年7月のITTFワールドツアープラチナ・オーストラリアオープンで石川がゲームカウント1-3から大逆転勝利を収めた劇的な一戦が印象深い。強敵が相手の大一番だが自信を持って臨めるはずだ。

 一方、伊藤のシングルスの出番は27日。順当に勝ち上がった場合、準決勝が大きな関門になるだろう。対戦相手になる可能性が高いのは孫穎莎(同3位・中国)だ。

 同い年の20歳で互いに「長年対戦していくライバル」と認め合う2人は、過去8回対戦して孫穎莎が6勝。数字上では孫に分があるが、近年の伊藤は常に孫といい勝負をしてきた。

特に今大会の伊藤はすでに混合ダブルスでタフな3試合を勝ち抜き、メダルを手にしてのシングルススタートだ。心身の状態は伊藤にアドバンテージがあると言ってもいいだろう。

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伊藤美誠 Photo by Steph Chambers/Getty Images

団体戦メンバーだったリオ五輪とは違い、日本女子のエースとして初めて挑む五輪のシングルス。大会開幕前には「世界中がびっくりというか、『すげー、面白い』と言ってもらえるような試合と結果になれば」と話していたように、持ち前の奇想天外なプレーでライバルに挑む。

 伊藤が準決勝を突破した場合、決勝では第1シードの陳夢か、もしくは石川が陳夢を破れば伊藤と石川の準決勝という可能性もある。さらに2人は3位決定戦に回る可能性もあり、いずれの場合もメダルをかけた日本人対決が実現することとなる。できることならば決勝の頂上決戦に期待したい。


<女子シングルス3回戦以降のスケジュール>
7月26日(月)14:30-17:30 3回戦
7月27日(火)10:00-13:00 3回戦、4回戦
7月28日(水)10:00-13:00/15:00-18:00 準々決勝
7月29日(木)11:00-13:00/15:00-17:00 準決勝
7月29日(木)20:00-22:10 3位(銅メダル)決定戦、決勝、表彰式

(文=高樹ミナ)

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女子シングルスドロー(3回戦 ベスト32から)

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