カンブリア宮殿

村上龍×経済人

毎週木曜日1000分 ~1054

テレビ東京系にて放送中

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2017810日 放送

プロ料理人も食品メーカーも大絶賛!
変化を恐れず挑戦する老舗・醤油メーカーのサバイバル術

  • ヤマサ醤油 会長 (はまぐち みちお)

うなぎの名店「野田岩」や日本料理界で一目を置かれる「分とく山」など...多くの飲食店で使用され、料理人からの絶大な信頼を勝ち取ってきた、ヤマサ醤油。実は、醤油の消費量が右肩下がりを続ける業界にありながら、順調に売り上げを伸ばし続けている。その成長の秘密こそ、創業372年の歴史の中で培ってきた「変化を恐れず挑戦する」姿勢にあった。逆境の中でも果敢に挑戦するヤマサのサバイバル術の全貌に迫る!

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社長の金言

  • 企業は常に“前進”すべき
  • RYU’S EYE

  • 座右の銘

放送内容詳細

新しいことに挑戦する!「日本初」を連発する老舗企業

370年以上の歴史を持つヤマサ醤油。その味は、料理人から「玄人好みの味」と絶賛され、東京の寿司店の7割弱、首都圏の和食店の半数以上が使い続けるほど、信頼されているという。一流と呼ばれる料理店から愛される老舗のヤマサだが、実は、昔ながらの醤油づくりだけでなく、絶えず新しいことに挑戦してきた企業でもある。例えば、日本で初めてソースを作ったのが「ヤマサ」なら、麺つゆの容器を初めてペットボトル化にしたのも「ヤマサ」。これまで数多くの「日本初」をヤマサは生み出してきた。そんなヤマサの12代目当主を引き継いだ濱口道雄も、歴代当主が培ってきた改革者精神を引き継ぎ、「昆布つゆ」や「昆布ぽん酢」など、市場に無かった商品を生み出し、ロングセラーを育ててきた。中でも、特に業界を驚かせたものが、「鮮度の一滴 特選しょうゆ」だ。濱口は、酸化するのが当たり前だった醤油の容器を一変させ、開封しても酸化しない、作り立ての醤油の味を消費者に届ける画期的な商品を生み出し、変化に乏しかった醤油業界に“鮮度”という新たな価値観を生み出したのだ。醤油の消費量が減り続ける中、売り上げを伸ばしてきた、ヤマサ醤油12代目の驚き経営術に迫る!

変化を恐れないチャレンジ精神

醤油の消費量が減少を続ける中でも、増収増益を実現させてきたヤマサ醤油。しかし、業界2位のヤマサでさえ、本業の醤油の売れ行きは厳しく、いまや醤油そのものの売上比率は、全体の3分の1程度にまで落ち込んでいるという。そんな厳しい状況の中でも成長を続けられたヤマサの根幹にあるのが「変化を恐れないチャレンジ精神」にある。実は、歴代のヤマサの経営者は、鉄鉱山の経営や漁具の販売、金融業に進出するなど、醤油醸造以外の事業にも果敢に挑み続けてきた。実際、どれも成功したとは言えない結果だったが、歴代の経営者は、失敗しても、また新たな商売に挑み続けてきたのだ。そのチャレンジ精神こそ、ヤマサのDNA。12代目の濱口も「洋風ソース」や「アロエドリンク」などの醤油以外の新事業を立ち上げては、失敗を繰り返してきた。しかし、諦めずに何度もチャレンジし、1997年に「昆布つゆ」を大ヒットさせたという。こうした濱口の挑戦により、本業の醤油以外の調味料の売り上げ比率を、いまや6割以上に拡大させたのだ!実は、こうした変化を恐れないヤマサの挑戦は、いまも続いている。新商品を生み出そうと奮闘する、ヤマサの若手社員に密着し、その舞台裏を取材した!

地域と共に歩むヤマサ

ヤマサの歴代当主の中に、小学校の授業で使われる教科書に載っている経営者がいる。それが江戸末期にヤマサを率いていた7代目の当主・濱口梧陵だ。梧陵は、地元・和歌山を地震と津波が襲った際、正義感溢れる行動で多くの村人の命を救い、その後も私財を投じて、地域の復興に尽力したという。そんなヤマサ当主の“地域を思う気持ち”は、現在のヤマサにも脈々と引き継がれている。地域のために尽力するヤマサの新たなプロジェクトを追った!

ゲストプロフィール

濱口 道雄

  • 1943年東京都生まれ
  • 1966年慶應義塾大学商学部 卒業
  • 1968年ヤマサ醤油 入社
  • 1983年代表取締役社長 就任
  • 2007年日本醤油協会会長 就任
  • 2017年代表取締役会長 就任

企業プロフィール

  • 本 社:千葉県銚子市新生町2-10-1
  • 創 業:1645年(正保2年)
  • 売上高:555億円(2016年12月期)
  • 従業員:792人

村上龍の編集後記

「創業100年超の老舗」きっと堅実な経営を続けてきたのだろうと、多くの人が思う。だが実際には、守るべき理念と変化への対応力を併せ持つ企業ばかりだ。しかし、「ヤマサ醤油」には心底驚いた。変化への対応という心地いい便利な言葉を超えて、まさに波乱万丈の連続だった。十代目がその象徴だ。金融など多角化に失敗し、一時蟄居まで余儀なくされるが、経営を立て直し、最終的には「醤油王」と呼ばれ、三男の濱口陽三は世界的な版画家になった。まるで、超高速ボートで嵐の海を走りきり、今に至る、そんな企業である。

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社長の金言

  • 稼ぐことが 改革の絶対条件

    アグリゲート 社長左今 克憲

  • 改革は まず1歩を踏み出す

    飛騨産業 社長岡田 贊三

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