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だまされるな!アオイホノオ11のひみつ

庵野・山賀・赤井を含むクリエイティブ集団を指揮していた重要人物、岡田斗司夫が、物語の舞台である1980年代の世相や裏話を語ります!

岡田斗司夫プロフィール

7/26 更新第二話「残念な毎日から脱出せよ」のひみつ

庵野のTシャツ

初代ウルトラマンのカラーパターン柄Tシャツ。
あの模様が「ウルトラマンという宇宙生物の体表の模様」なのか、それとも「戦闘服の模様」なのか、公式な設定はない。
もちろん、あんなステキなTシャツを当時の庵野は持っていなかった。

宮崎ルパン

庵野が山賀の部屋で見ようとしてるのは、TVシリーズ「ルパン三世(第2シーズン)」の第145話「死の翼アルバトロス」。宮崎駿が偽名を使って演出・脚本をつとめた。
超大型の飛行艇や、主翼内部の構造など、宮崎最後の長編アニメ「風立ちぬ」の前哨となってる部分もある。冒頭の「フライパンで作るすき焼き」シーンはアニメにおけるグルメ名シーンの1つ。
クライマックスの「飛んでいる飛行船上での格闘シーン」は後のナウシカにおけるトルメキア巨人機の戦闘シーンでさらに進化した。

二代目バルタン星人の重力波攻撃をくらってる初代ウルトラマン

ウルトラマン16話「科特隊宇宙へ」の回に登場した2代目バルタン星人。「~代目」というのはウルトラマンシリーズで同じ怪獣や宇宙人が登場したときに、見分けを付ける目的で付けた愛称。
TVシリーズでは一度使った着ぐるみは分解したり流用したりする場合が多いので、二回目以降に登場するときは最初の印象とかけ離れている場合もある。そのためにも特撮ファンはこういう「見分け用の愛称」を使うのだ。

有馬兵衛の向陽閣

大阪の有名ローカルCMのひとつ。当時の関西人はみんな「有馬兵衛の向陽閣へ~」という歌を歌えたが、そこに行った人はほとんどいない。
CMソング作曲は「浪速のモーツァルト」(自称)ことキダ・タロー。

「石森章太郎はなにもわかっちゃいない」

年若いファンは「石森?石ノ森じゃないの?」と思ったかも知れない。
天才マンガ家・石森章太郎は1985年、作家生活30年を機に「石ノ森」に改名した。なのでドラマ上では「石森」で正しいのだ。

サイボーグ009(新)のオープニング

アニメ界には「伝説の」「名作」と言われるオープニングが数々ある。
エヴァンゲリオンや進撃の巨人などは一般にもヒットしたから知られているが、その昔は「知る人ぞ知る」という曲ばかりだった。
この「誰がために」もそういう名作OPの一つ。本編での熱い解説で触れていない箇所をひとつだけ解説しよう。
サビ部分「夢見て走る血の荒野」で、伴奏のハープがひと撫で入る。映像は拡がる同心円からこちらに向かってくる008。このハープ音と同心円だけで「ここは水中」「008は水中能力を持ったサイボーグ」という設定が伝わるのだ。

この映像センス!このアニメ感覚!(モユルの声で読むこと)

80年代とは、こういうアニメーターの挑戦や技術を読み取るファンがいて、彼らがいっせいにプロを目指していた時代であったのだ。

「俺もブライガーのオープニングをコマ送りで見たい!」

当時のビデオデッキの最高峰SONYのβマックスJ-9。それを見たモユルがつぶやいた言葉。
「銀河旋風ブライガー」とは、本編はいささかアレだけどオープニングだけは圧倒的にカッコ良かった。サイボーグ009と同じ金田伊功が作画した映像は、一度見ただけでは画面を読み取ることは不可能。
たとえばひとつの画面内で中央と右でレンズが「標準~広角」と違うのは、現在のCG映像でも誰も再現ができていない。

想像の高橋留美子は巨乳

当時、少年サンデーの読者の間では「高橋留美子は巨乳らしい」「美人らしい」という噂が絶えなかった。「うる星やつら」が大ヒットしたのちに発売された少年サンデー増刊では、なんと高橋先生のビキニの水着姿を披露!噂が本当であることを実証した。
色モノ以外のマンガ作家で水着グラビアやったのは、後にも先にも高橋留美子ひとりである。

本屋のオバチャンにストーリーを聞かれる

「伝説巨人イデオン」がどんなお話なのか、オバチャンに教えることなどできない!

下宿に現れるハーロック

ドラマ化の時に、どう映像化するのか楽しみだった箇所の一つ。
「役者さんのコスプレ」「マンガの絵の中にモユルをはめ込み合成」などいろんなパターンを考えたが、まさかの「書き割り」だった。
マンガのキャラが現実に登場して主人公に語りかける。この「動く書き割り」はその表現としてまさに1億点!

ハーロックの歩き方

モユルや庵野たちが再現したのは劇場版「銀河鉄道999」のハーロック登場時の歩き方。
画面上で見ると肩が揺れて、スリムで長身なハーロックの体型を1万パーセント活かしたカッコよさ!
でもじっさいに人間がやると、やたらカッコ悪いことこの上ない。

※あくまで岡田斗司夫さんの個人的な感想であり、事実とは異なる可能性もあります。

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