カンブリア宮殿

村上龍×経済人

毎週木曜日1000分 ~1054

テレビ東京系にて放送中

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2019822日 放送

餃子ブーム!陰で支える町工場の「餃子革命」

  • 東亜工業 社長 (うけい ただし)

いまだ衰えぬ餃子ブーム。"餃子の街"として知られる宇都宮vs浜松の戦いも熱い。そんな餃子ブームを陰で支える企業があった。その名は東亜工業。餃子製造機一筋40年の小さな町工場だ。1時間に1500個の餃子を包む製造機「餃子革命」は餃子の名店やラーメン店で、その名の通り革命を起こしていた。さらに日本食ブームの波に乗り、海外にも進出している。

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  • RYU’S EYE

  • 座右の銘

放送内容詳細

餃子ブーム支えるすごいマシン

栃木県宇都宮は言わずと知れた“餃子の街”。人気餃子店の厨房では見慣れぬ機械が次々に餃子を包んでいる。その機械の名は「餃子革命」。製造しているのは、東亜工業という浜松にある小さな町工場だ。この餃子マシン、やはり“餃子の街”である浜松の餃子店でも大活躍、ラーメン店や冷凍食品会社などでも使われているという。1時間に1500個を包めるのだが、店によって餃子の皮の大きさや厚さが違うため、すべてオーダーメイド、特に餃子を包む部分は精密さが求められ手作業で加工されている。有名な居酒屋チェーンもこの機械を導入し“餃子居酒屋”を展開、これが当たりチェーンの拡大を図っていた。

意外な技術で生まれた餃子製造機

餃子マシンは意外なきっかけで生まれた。東亜工業は1963年に請井正社長の父・由夫が創業、当初は自動車の部品などを下請けで作っていた。ある日、ラーメン店で黙々と餃子を包む店主の姿を見て「餃子を自動で包む機械があれば喜んでもらえる」と考える。そして、オートバイのマフラーを加工する技術を応用して、餃子製造機の開発に成功する。しかし、小さな町工場で職人気質のため、営業が上手くなかった。さらにリーマンショックが起こり、危機的な状況に陥る。そんなどん底から脱出するために2010年、現社長の請井正がつくったのが「浜太郎」というアンテナショップだ。そこでオリジナルの創作餃子を提供し、餃子製造機の魅力も伝えたのだ。この戦略は大成功、「浜太郎」の開店後、会社の売り上げは毎年10%以上アップを続けている。

ゲストプロフィール

請井 正

  • 1967年静岡県浜松市生まれ
  • 1993年和食レストランで修行していたが、父由夫の意向で東亜入社
  • 2007年創業者由夫が他界
    代表取締役 就任

企業プロフィール

  • 本 社:静岡県浜松市北区三方原町
  • 創 業:1963年
  • 売上高:約10億円
  • 従業員数:43名

村上龍の編集後記

餃子は、よく見ると不思議な形、大きさだと思う。そしてどこか謙虚な佇まいがある。偉そうに自己主張したりしない。東亜工業の餃子包み機は、興味深い経緯で誕生した。先代は自動車部品など、金型技術の達人で、マフラーが作れるのだから餃子もいけるだろうと開発をはじめた。その後、もともと調理人に憧れ、店を開きたいと考えていた請井氏が、営業で苦労し、アンテナショップを開業して、少しずつ成功をつかみ、今に至る。人間ドラマに彩られた東亜工業だが、主役は餃子だ。餃子は、飽きない。たぶんこんな食品は他にない。

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社長の金言

  • 謙遜せず魅力を伝える

    能作 社長能作 克治

  • 「なくしたくないもの」は残る

    亀田メディカルセンター 理事長亀田 隆明

  • “株式会社”を通じて 社会の問題を解決していく

    オイシックス・ラ・大地 社長髙島 宏平

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ご注意下さい

最近、「カンブリア宮殿」に出演できると持ちかけて、多額の金銭を要求する業者があるとの情報が寄せられました。
「カンブリア宮殿」を始めとした報道番組が、取材対象者から金銭を受け取って番組を制作することはありませんので、ご注意ください。当社では、あくまで報道番組の視点から番組が独自に取材対象の選定にあたっています。
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