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2020年2月20日 放送
世界トップシェアが続々...
失敗を恐れない技術屋集団の復活劇!
- 日本ガイシ 社長 大島 卓(おおしま たく)
トヨタ、デンソー、カゴメなど、世界に名を馳せる企業が軒を連ねる愛知県。ここに、日本のみならず世界の産業やインフラを陰から支える知られざる黒子企業がある。それが、いくつもの世界トップシェアの商品を持つ「日本ガイシ」だ。創業当時から培ってきたセラミック加工の高い技術で、ナンバーワン・オンリーワン製品を続々と生み出しているが、その秘密こそ、創業当時から受け継がれてきた「失敗を恐れない」精神にあるという。600億円の損失にも怯まず、世界の名だたる強豪たちに挑戦してきた、日本ガイシの感動の復活劇を追った。
社長の金言
- 従業員が笑顔で働ける 会社づくりが社長の仕事Tweet
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RYU’S EYE
座右の銘
放送内容詳細
世界トップの技術力で大躍進!目からウロコのクロコ企業
日本を代表する洋食器メーカー「ノリタケ」。温度を緻密に操る優れた“焼き”の技術力で、世界が認めるブランドに成長してきたが、実はノリタケ、そのセラミック加工の技術を元に、世界に羽ばたく2つの大企業を生んできた。1つは、洋式便器のトップメーカーTOTO。そして、もう1つが、名古屋に本社を構える「日本ガイシ」だ。実は日本ガイシ、世界の最先端技術を支える黒子企業。電気を安全に送るために使われる鉄塔用の碍子は国内シェア約9割。自動車に取り付けられている排ガス浄化装置用品では、世界の車の、2台に1台が日本ガイシ製だという。さらに、自然放電がほとんどなく、大量の電力を長時間貯蔵できる、高性能蓄電池「NAS電池」の開発にも世界で唯一成功した企業だ。なぜ日本ガイシは、これほどのナンバーワン・オンリーワンの製品を生み出し続けることができるのか?日本ガイシの驚き経営術の全貌に迫る!
「失敗しても怯むな!」開発型企業の知られざる誕生秘話
1919年、日本陶器(現・ノリタケ)のガイシ製造部門から独立した「日本ガイシ」。ガイシの製造で培った技術を生かし、自動車の排ガス浄化装置用のセラミックや、放射性廃棄物処理設備の製造に参入し、大きく成長してきた。そんな日本ガイシに入社した大島は、高性能の蓄電池「NAS電池」の開発を担当。約20年の開発期間を経て実用化に漕ぎつける。しかし、完成したNAS電池が納品先で火災事故を起こし、約600億円の特別損失を計上。会社設立以来、初の赤字に陥ったという。そんな大失敗を招いた大島を奮い立たせたのが、当時の社長の一言にあったという。失敗を恐れず新製品を生み出し続ける、感動の復活劇を徹底取材した。
新たな世界一を!挑戦し続ける日本ガイシの次なる一手
他にないものづくりで勝ち続ける日本ガイシ。培った技術を生かして、いま開発を進めているのが、厚さ0.45mmという超薄型の蓄電池だ。次世代モバイル通信「5G」や来たるIot時代を見据え、新たな挑戦を続ける日本ガイシ、その最先端研究の現場に潜入した!
ゲストプロフィール
大島 卓
- 1956年東京都日野市 生まれ
- 1980年東京工業大学を卒業後
日本ガイシに入社 - 2014年日本ガイシ 社長に就任
企業プロフィール
- 住 所:名古屋市瑞穂区須田町2番56号
- 設 立:1919年
- 従業員:約2万3000人(グループ全体)
- 売上高:4635億円(2018年度)
碍子(がいし)単体での売り上げは今や1割もない。5割は自動車関連、「ハニセラム」は生産累計が16億個を超えている。碍子とハニセラムがどう結びつくのか。キーワードはセラミックだが、「陶器の壺」程度の知識しかなく、調べようにも、技術が高度すぎた。だが、1つだけ、確かなことに気づいた。全社一丸となり、伝統として「成熟化」を拒む。しかも成熟が顕在化する前に挑戦を開始する。そして、その姿勢は、「碍子」によって培われた。先端企業にふさわしくない古い故事だが、「三つ子の魂百まで」は真実だと思った。

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