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2022年12月8日 放送
常識破りのスペシャリスト集団
「チームラボ」の正体
- チームラボ 代表 猪子 寿之(いのこ としゆき)
今年8月まで東京・お台場にあった「チームラボボーダレス」。2019年には計219万8284人を記録し、単独アートグループの美術館として最も来館者数が多いと、ギネス世界記録に認定された。最先端テクノロジーとクリエイティブを融合した唯一無二のアートが訪れた人々を魅了したのだ。それを生み出した「チームラボ」には海外からも出展依頼が殺到している。実は様々な企業を陰で支える存在でもある。「チームラボ」とは一体どんな集団なのか?番組では、知られざる制作現場に密着。チームを率いる猪子の信念と哲学に迫る!
放送内容詳細
作品もオフィスも新感覚!クリエイティブ集団の秘密
ブランド和牛の佐賀牛を提供するレストラン「Sagaya銀座」。料理を盛った器に描かれた鳥や蝶が動き出し、テーブルの上から周囲の壁まで空間全体に広がっていく。食事をしながらアートも堪能できるという、新感覚の体験が人気になっている。このアートを手掛けたのが「チームラボ」だ。豊洲で開催されている「チームラボプラネッツ」も連日大盛況。デジタルアートがウリだが、水が流れる通路を裸足で歩き、大量のランの花に囲まれるなど、五感で体験できるのが特徴だ。こうしたアートを生み出す「チームラボ」のオフィスには、発想を研ぎ澄ます仕掛けがあちこちに散りばめられている。プログラマーだけでなく、数学家や建築家など様々な専門家が揃い、チームになって制作している。最先端のテクノロジーとクリエイティブの融合が強みだ。アート展示会のイメージが強いが、企業からのオファーも殺到している。驚きの制作現場に密着した。
境界を越える体験を!最先端アート集団を率いる男
2001年に東大工学部を卒業し、仲間とチームラボを創業した猪子。当時彼らのデジタルアートはほとんど認知されず、企業向けのホームページ制作などで食いつないでいた。しかし、現代芸術家の村上隆さんに勧められて台北に個展を出すと、たちまち評判に。その後もシンガポールやニューヨークなどでの展示を成功させ、世界的に脚光を浴びるようになる。そんな猪子のテーマは「境界を越える」。国境、人と人、アートとアートが、境界を越えて影響しあう空間を表現しようとしている。アートを通じて世界や社会に問題提起する、猪子の哲学に迫る。
ゲストプロフィール
猪子 寿之
- 1977年徳島県生まれ
- 2001年東京大学工学部卒業
チームラボ創業 - 2011年海外初の個展を台北で開催
- 2018年「チームラボボーダレス」オープン
「チームラボプラネッツ」オープン
企業プロフィール
- 本 社:千代田区神田小川町2−12小川町進興ビル
- 創 業:2001年
- 従業者数:約700名
- 売上収益:非公開
収録前、取材を終えたスタッフから「エキセントリックな人です」という評判を聞いた。だが、猪子さんは、エキセントリックな人ではなかった。彼はアーティストだったのだ。しかも自然の森や川のように「連続するもの」をデジタルで表現しようとしていた。それはむずかしい。「連続するもの」は必ずチャレンジに終わる。でも素敵な挑戦だ。「チームラボ」という会社名が素晴らしいと思った。「ラボ」が「チーム」になるのだ。いかにもデジタルにふさわしいチームワークが感じられる。

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