カンブリア宮殿

金原ひとみ×ヒャダイン 経済トークショー人

毎週木曜日1106分 ~1155
テレビ東京系にて放送中

テレ東BIZで配信中

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2023119日 放送

スパイスを極めた百年企業
エスビー食品 驚きの商品開発術

  • エスビー食品 社長 (いけむら かずや)

スパイス市場でトップシェアを誇るエスビー食品。七味やコショー、チューブ型のわさびや生姜など、どの家庭にもあるロングセラー商品を次々と世に送り出している。最近では、スパイスカレーの人気の高まりを受けて、カレーの分野でも攻勢を掛ける。そんなエスビーの強さは、「スパイスへの飽くなきこだわり」と、食べ歩きを中心とした「独自の商品開発術」にある。番組では、エスビー食品のスパイス工場にテレビ初潜入!エスビー食品の驚きの商品開発メソッド、もの作りの哲学を紐解く。

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社長の金言

  • データにない生活の“抜け目”を探す
  • 未公開インタビュー

    未公開インタビュー
  • 座右の銘

放送内容詳細

スパイスへのこだわり”と“独自の商品開発術”に迫る!

エスビー食品のスパイス工場には、様々な工夫が。世界各国から集めた良質のスパイスの実を、高性能カメラを使い自動で選別。規格外のものをはじくことで高い品質を保つことができる。さらに粉砕の工程では、「スタンプミル」という杵で上から押しつぶす方法を取る。時間と手間がかかるやり方だが、これにより熱の発生を抑え、香りが損なわれにくくなるという。エスビー食品が扱う商品は約3700種類。その豊富な商品の開発を可能にするのが、徹底的な「食べ歩き」だ。エスビー食品では伝統的に、自分の足を使った市場調査が重要視されていて、多い時で1日4~5軒の食べ歩きを敢行。店側にも丹念にヒヤリングを行い、それを元に試作品を作る。エスビー食品の商品開発のこだわりを徹底取材する。

エスビー食品のこだわりの歴史…0からカレー粉を作った「伝説の男」

エスビー食品の歴史は「カレー粉」から始まった。創業者の山崎峯次郎は、ソース店で働いていたある日、初めて食べたカレーライスの美味しさに魅了された。「この味を自分で作りたい」と一念発起し、情報が何1つない中、味と勘だけを頼りにカレー粉の製造に没頭。何度も失敗を繰り返し、数年かけて、日本初の国産カレー粉の製造に成功した。商品作りに手間を惜しまないエスビー食品の商品開発への姿勢は、ここが原点となっている。現社長の池村も、長年商品開発に携わってきた。社長になった今でも、休日には街をブラつき、自ら食材を買い込んで商品の試作品を作るという。これまで数え切れないほどの失敗作を作ってきたという池村。しかしエスビー食品には、社員が失敗を恐れずチャレンジできる環境が整っていて、それこそがエスビー食品の強さにつながっているという。

新たなスパイスの価値を作る!100年企業の次なる挑戦

エスビーでは、商品にならないスパイスやハーブの利活用に力を入れている。栃木の企業と連携して、スパイスを8カ月寝かせて土を作り、それを肥料に新たなハーブの苗を育てる取り組みを進めている。さらにカレー作りの途中で出てしまう鶏の廃棄部分を使って新商品の開発も行う。

ゲストプロフィール

池村和也

  • 1962年三重生まれ
  • 1986年エスビー食品入社
  • 2013年執行役員
  • 2022年代表取締役社長

企業プロフィール

  • 所在地:東京都中央区日本橋兜町18-6
  • 創業:1923(大正12)年
  • 資本金:約17億円
  • 従業者数:約2100人

村上龍の編集後記

S&B、エスビーと聞くだけで、赤い缶を思い出し、カレーの香りがしてくる。創業者は初めて食べたカレーライスのおいしさに魅了され、情報が何もない中、味と勘だけを頼りにカレー粉の製造に没頭した。周囲から変人扱いされながら数年かけて、1923年日本初のカレー粉の製造に成功した。この探究心が、S&Bの100年を作った。池村さんは、データの中に新しいニーズはないと言う。自分の足を使った市場調査が重要視されている。食べ歩きだ。新商品の試食も、100回を超えることがあるらしい。

村上龍の編集後記画像

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