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2025年3月13日 放送
ラーメン・うどんをアップデート
外食「再生請負人」の仕事術
- ガーデン 社長 川島 賢(かわしま さとし)
去年11月に東証スタンダードに上場した(株)ガーデン。外食11ブランドを手掛ける会社だ。屋台骨は国民食「ラーメン」「うどん」の麺事業。中でも『横浜家系ラーメン 壱角家(いちかくや)』は関東を中心におよそ10年で128店舗(2月現在)に急増。営業利益率もラーメン業界の平均を大きく上回る。一方、『山下本気うどん』では定番の讃岐うどんをアップデートさせた人気メニューを開発し、店舗数を拡大。率いるのは川島賢社長(54)。不採算の飲食事業を買収しながら様々な戦略で繁盛店に成長させてきた。1店のカラオケ店から始まった、"令和の再生請負人"の仕事術に迫る!
放送内容詳細
“一等地の居抜き”を狙え! 立地戦略で急成長
ラーメン店の倒産が相次ぐ中、今話題を集めているのが、『横浜家系ラーメン・壱角家(いちかくや)』。一般的に、職人によって味が異なるとされる「家系ラーメン」の調理をマニュアル化し、いつでも・どこでも同じ味が楽しめることに加え、「麺が無いラーメン」など、他には無いメニュー展開で人気チェーンに。もう一つの成功の理由が独自の「立地戦略」だ。出店場所として狙うのは「一等地」「居抜き」の物件。2014年には、牛丼チェーン「東京チカラめし」60店舗以上を取得し、壱角家へと転換させた。こうした物件をいち早く獲得するために、社内に不動産専門チームを結成。繁華街を歩き回り、空き物件をくまなくチェックする。ガーデンの成功を支える「立地戦略」の全貌を紹介する。
讃岐うどんをアップデート! 大人気チェーンに変貌
もう一つの柱が讃岐うどん店「山下本気うどん」だ。元々は住宅街にあった、1軒の個人うどん店だったが、今や18店舗に拡大。その理由が、“定番メニュー”うどんのアップデートだ。一番人気はホイップクリームと明太子を麺に絡めた「白い明太チーズクリームうどん」。見た目の華やかさもあり女性客を中心に大ヒット。SNSでも話題となり全国からこれを目当てにやってくる客も。さらには、健康食品などを手掛ける「ファンケル」との商品開発もスタートしている。
仕掛人の原点は、1軒のカラオケボックス
ガーデンを率いるのが、社長の川島賢だ。高校卒業後、フリーターを続けていたが26歳の時、知人から赤字のカラオケ店を居抜きで譲り受けたことがきっかけで経営者の道に。「日中の部屋代を無料にする代わりにドリンク代を取る」という当時では珍しい仕組みが客に受け人気店へと再生させる。その後、同じくステーキ事業を同じく居抜きで始めたことから飲食業に参入。勢いに乗り2014年に「東京チカラめし」買収をしたが、周囲からはその規模の大きさから反対の声が殺到。しかし、大手有名チェーンが市場を独占する牛丼店とは異なりラーメン業界には可能性があると川島は判断。壱角家へと転換し成功させたのだ。さらに、川島は離職率が高い飲食業界の働き方を変えようと考えている。
ゲストプロフィール
川島 賢
- 1971年東京都・江戸川区生まれ
- 1989年都立芝商業高校 卒業
- 1997年カラオケ事業を譲り受ける
- 2015年ガーデン設立・社長就任
企業プロフィール
- 本社:東京都新宿区新宿2丁目8−8-4F
- 資本金:23億6,520万円
- 設立:2015年
- 従業者数:約300名
「客を大切にするのではなく、まずは自分を大切に」という。「客を大切に」と言っている企業が多いが、はっきり言ってきれい事。給料が安く、環境もよくない中で、本当に客を大切にできるのか。昨今、SDGsなど社会的意義が声高に叫ばれているが、そのような「いいこと」をするのは利益が出てから。自分は外食事業に生かされている。20歳のとき、好きな女の子が留学した。引き留めたかったけどできなかった。後日、手紙が来た。「もっと広い世界を見たほうがいいんじゃないの」今、ふと考える。自分は広い世界を見てるかな。

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