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2025年5月15日 放送
世界中の海を元気に
新たな海藻の食文化を!
- シーベジタブル 共同代表 友廣 裕一(ともひろ ゆういち)
- 蜂谷 潤(はちや じゅん)
スイーツからフレンチまで、今 世界的ブームの兆しとなっている食材が「海藻」。絶滅の危機に瀕する海藻を発掘し、独自のノウハウで養殖体制を構築、市場に供給するスタートアップ企業が「シーベジタブル」だ。日本の健康的な食文化を世界に売り込み、さらに"海の砂漠化"の問題にも挑む、常識破りのビジネスで注目される「海藻ベンチャー」に迫る。
放送内容詳細
セブンからディーン&デルーカまで!続々登場 美味しすぎる“シーベジ”メニュー
今、海藻メーカー「シーベジタブル」の商品が、次々に登場している。セブン-イレブンのPBブランドの焼きそばからスイーツ、ディーン&デルーカには海藻を使った美味しそうなカルパッチョなどの惣菜が並んでいる。しかも使われるのは、とさかのりや若ひじきなど日本では獲れなくなった品種ばかり。そんな海藻を養殖して流通させるのがシーベジタブル。高知や熊本など、全国に生産拠点を持ち、それぞれの海藻ごとに独自の生産技術を構築。種から30種類以上を生産している。その品質の高い海藻は、有名シェフからも注目され食材として海藻が大きな注目を集めるきっかけを作ってきた。そして陸上養殖だけでなく現在、力を入れるのは海上での海藻作り。海藻が激減して魚が減ってしまった海を再生する取り組みにも挑んでいるのだ。若き2人の経営者の「海藻」にかける執念を取材する。
困っているオタフクを助けろ!すじ青のり復活から全ては始まった!
全国を放浪して地方の問題に取り組んでいた友廣と、高知大学で海藻の研究をしていた蜂谷が出会い、2016年に創業したシーベジタブル。そのきっかけはお好み焼きソースの大手・オタフクだった。当時、お好み焼きに欠かせない「すじ青のり」が入手できなくなり困っていたオタフク。2人はその窮状を解決すべく、すじ青のりの養殖に挑戦したのだ。そして、海藻の危機的状態を知るや、全国で様々な海藻を研究し、その養殖技術を確立していった。シーベジタブルでは生産するだけでなく、有名シェフを巻き込み、美味しい食べ方も研究。様々なアプローチで、あらたな海藻の食文化を生み出すべく奔走している。
ゲストプロフィール
友廣 裕一
- 1984年大阪府出身 早稲田大学卒業後、全国を放浪
- 2016年合同会社シーベジタブルを蜂谷と創業
企業プロフィール
- 本社:高知県安芸市穴内乙 688-9
- 設立:2016年4月12日 社員:約70人
- 生産拠点 陸上:高知、三重、愛媛、熊本、岩手、他
- 生産拠点 海面:静岡、熊本、山口、他
- 研究・種苗生産:高知、東京、徳島、熊本、沖縄、他
蜂谷 潤
- 1987年岡山市出身 高知大学農学部で海藻を研究
- 2013年アワビや海藻の陸上養殖事業を行う
「シーベジタブル」ってどちらが思いついたんですか、と聞いたら、2人で考えましたという答えが返ってきた。仲がいいという感じではなかった。ただ、強烈な信頼感がある。「蜂谷は海藻の声が聞けるんです」と友廣さん。どんなことを話すんですか、と聞くと「腹が減った」とかだと真剣に答える。海藻の声を聞くためには最低でも3年は必要だと。ずっと海藻のことを考えて3年なのだ。長期契約を結び、前受金としてのお金を預かって、それを設備投資に充てることで事業は走り出した。「海藻に対して愛があるのか」海藻は、美しい。

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