カンブリア宮殿

金原ひとみ×ヒャダイン 経済トークショー人

毎週木曜日1106分 ~1155
テレビ東京系にて放送中

テレ東BIZで配信中

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2025116日 放送

そばチェーン店舗数1位
「ゆで太郎」の独自戦略

  • ゆで太郎システム 社長 (いけだ ともあき)

「富士そば」や「小諸そば」など多くの立ち食いそばチェーンが駅周辺やオフィス街を中心に展開しているが、郊外中心に店舗を拡大し、そばチェーン店舗数1位となったのが「ゆで太郎」だ。運営するのは「ゆで太郎システム」という会社。もともと「ゆで太郎」を創業したのは「信越食品」。「ゆで太郎システム」はFC展開のために設立された会社だったが、現在では"元祖ゆで太郎"の23店舗を大きく上回る211店舗を展開している。立ち食いそばの枠を超え、独自の発展を続ける「ゆで太郎」の戦略に迫る。

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放送内容詳細

郊外を狙った出店戦略で業界1位に

ゆで太郎の人気の秘密が店内の製麺機で打つ本格的なそば。一般的な立ち食いそば店が、そば粉2~4割なのに対し、ゆで太郎は5.5割と町のそば店と変わらないクオリティ。脇役の食材にもこだわり、海苔は播磨灘の一番摘みを使用。他にも、わさびは安曇野の本わさび、鰹節には鹿児島・枕崎の枯節など、厳選したものを使用している。それでいて、もり・かけそばが430円という立ち食いそば店並みの価格で提供され、リピーターが続出している。また朝は朝食限定のセットメニューを500円前後で提供。夕方以降は店舗に併設したもつ煮専門店「もつ次郎」が人気になるなど、幅広い時間帯で客を呼び込み売上げを伸ばしている。さらに出店戦略にも特徴がある。立ち食いそば店の多くが駅周辺やオフィス街に出店するのに対し、ゆで太郎は郊外を中心に出店。家族連れやシニアにも客層を広げ、店舗を拡大。そばチェーンで店舗数1位にまで躍進しているのだ。

ほっかほっか亭からの転身

ゆで太郎システムを率いるのは社長の池田智昭。もともと「ほっかほっか亭」のFCオーナーから、本部の取締役にまで上りつめた異例のキャリアの持ち主だ。一方、ゆで太郎は1994年、元ほっかほっか亭のFCオーナーで、そば職人だった水信春夫氏が創業。自家製麺の立ち食いそば店として人気を博していた。2003年にほっかほっか亭を退職した池田は新たな事業を模索する中で、ゆで太郎に注目。ところが当時のゆで太郎はそば職人が一人ですべてを切り盛りし、オペレーションに問題を抱えていた。これを見た池田はそば職人のそばづくりをマニュアル化すれば、必ず大きなビジネスになると考え、水信氏の「信越食品」とマスターフランチャイズ経営を締結。ほっかほっか亭のノウハウでそば作りをマニュアル化し、都心の立ち食い店から、郊外の誰もが入りやすい店へと変えることで、ゆで太郎を業界1位へと導いたのだ。

ゲストプロフィール

池田 智昭

  • 1957年東京生まれ
  • 1980年明治大学文学部 卒業
    ほっかほっか亭FCオーナーとして独立
  • 1984年ほっかほっか亭 入社
  • 2004年ゆで太郎システム 設立
    代表取締役社長 就任

企業プロフィール

  • 本社:東京都品川区西五反田2-29-5
  • 設立:2004年
  • 売上高:122億円(2025年6月期)
  • 社員数:590名(2025年2月現在)

村上龍の編集後記

「ほっかほっか亭」で働いていた。会社が売却されることになり、新たな経営方針に賛同できず、退社を決めた。そのとき「いっしょに仕事がしたい」と部下たちが。そのころ「そば居酒屋」が流行っていることがわかった。そんな折に、「ゆで太郎」という立ち食いそばの店を出している昔の先輩と会う機会があった。相談すると「好きにやればいい」と、「ゆで太郎」という商標も使えることになった。池田さんは、人に好かれる。中心の顧客は働くお父さんだ。「いっしょに仕事がしたい」と付いてきた部下たちは、今、会社の中枢にいる。

村上龍の編集後記画像

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