定例社長会見

2001年6月29日

菅谷社長6月定例会見

■ 社長就任の抱負について ■

 昨日の株主総会後の取締役会で社長に選任された。2000年度は史上最高の売上げ・利益と良い結果であったが、テレビ東京は上場を控え、増収増益を続けなければならない。相当に気を引き締め、上位局の一角に食い込むために腹をくくっていこうと、今朝の全社会で社員を叱咤激励した。
 個性があり、クオリティーの高いコンテンツを作る。?コンセプトが良くない ?視聴率が上がらない ?スポンサーがつかない、という「三ナイ番組」に対しては、速やかにレッドカードを出す。そのためにも、新番組を開発するプロジェクトチームを作る。テレビ東京の立場はチャレンジャーであり、特徴がなければならない。他局が百貨店なら、高級ブランドショップを目指す。具体的には、?経済報道 ?アニメ ?旅・グルメ ?健全なバラエティー ?ドキュメンタリーを伸ばしていきたい。

 景気はかなり悪く、7月以降かなり厳しい。BS、デジタル投資、CS110°、ブロードバンドと難問が多く、増収増益は容易なことではない。私は自分の力をチャンネルと同じ12%パワーアップする覚悟であり、社員たちにも5%はパワーを上げて欲しいと述べた。BSも思ったほど普及していないが、地上波で7割しかカバーしていないテレビ東京は、最もBSに力を入れていると思う。これからもBSジャパンと運命共同体というポリシーは変えない。


■ 視聴率について ■

 4月クールの視聴率(4月2日~6月24日・12週まで)は、GH8.1%(前年同期比±0.0%)、全日3.5%(+0.1%)、PT7.6%(+0.3%)。GHは横ばい、全日とPTは前年同期を上回った。22時台は「水曜 女と愛とミステリー」と「木曜洋画劇場」が好調だ。また「株式ワイド オープニング・ベル」「ワールドビジネスサテライト」などが健闘している。


■ 7月の番組について ■

 7月16日から健康情報新番組「解決!クスリになるテレビ」がスタートする。司会は武田鉄矢とテレビ東京アナウンサー・森本智子。誰もが関心のある健康をテーマに、実際に病気の経験のある有名人をゲストに迎える。月曜19時という時間帯にあわせ、多くの視聴者に役立つ番組にしていきたい。
 7月の特別番組では、「絶景にっぽん!ふれあい二人旅」(7月2日19時)、「第32回 夏祭りにっぽんの歌」(7月6日19時)、「隅田川花火大会」(7月28日19時)などが予定されている。7月29日(日)の参議院選挙については、経済のテレビ東京らしく、小泉経済政策を軸にした特別番組を放送する。総合司会は小谷真生子、竹中経済財政担当大臣と石原行政改革担当大臣がスタジオ生出演する予定である。

■ 営業状況について ■

 6月25日現在の6月の営業状況は、タイム101.7%(前年比)・スポット104.0%(同)・合計102.5%(同)であり、4~6月(第一四半期)の見通しは、タイム100.0%(前年比)・スポット106.7%(同)・合計102.3%(同)である。6月は予算割れの見通しだが、4~6月で予算をクリアする。


■ 「遊戯王デュエルモンスターズ」米国展開について ■

 6月11日にニューヨークで米国放送決定の記者会見を行った。番組は、今年9月から土曜日の朝にワーナーブラザーズ・ネットワークの約230局を通して、全米の子供たちに届けられる。今年の目玉作品として注目を浴びており、会見には約500名の参加があったと聞いている。ポケモンに続く柱として期待をしている。


■ 株式上場について ■

 3月に上場準備室を新設し、社内体制を総点検している。円滑かつ着実に増収増益を目指したい。7月には、私自身が委員長を努め「IR委員会」を設置する。

■ フジテレビ、TBS、テレビ朝日の提携について ■

 テレビ東京は、3月に「テレビ東京ブロードバンド(株)」を設立し、すでに活動を開始している。経済など個性的なコンテンツに絞り込んでおり、十分生き残れる確信もある。今回の3社の提携は、ブロードバンド時代の起爆剤として大歓迎である。

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