定例社長会見

2001年10月25日

菅谷社長10月定例会見

■ 上期の視聴率について ■

 上期の視聴率(4月2日~9月30日)は、GH8.2%(前年同期比+0.2%)、全日3.6%(+0.3%)、PT7.7%(+0.6%)いずれも前年を上回った。特にPT7.7%は歴代最高タイであり、前年に対する伸び幅は全局中単独首位である。「女と愛とミステリー」が平均10.8%、「ペット大集合!ポチたま」が平均8.3%とGH視聴率アップに貢献。特番では「夏祭り にっぽんの歌」(7月6日)が11.7%、「モー娘。新メンバー決まる」(8月26日)が16.4%と高視聴率を獲得した。また「株式ワイド オープニングベル」「ワールドビジネスサテライト」も健闘している。


■ 10月クール視聴率について ■


 10月クールの視聴率(10月1日~21日・第3週)は、GH9.1%(前年同期比+0.7%)、全日3.8%(+0.4%)、PT8.5%(+1.0%)。各局激戦となる期首第2週には、GH週平均10.2%(期首編成で歴代1位)を獲得。10月17日(水)にはGH12.0%・PT12.6%と、共に在京3位(民放2位)を記録し、順調である。 

 GHの視聴率を押し上げたのは、10月8日から2年半の地上波独占でスタートした「男はつらいよ」シリーズ。10月に6本を放送し、平均11.4%と好調だ。「女と愛とミステリー」も10月10日に番組最高視聴率を更新(14.7%)。翌週も14%台を獲得し、軌道に乗ってきた。新番組では、GHに思い切って投入したアニメが予想通り良い結果である(「テニスの王子様」平均11.5%、「ヒカルの碁」平均9.8%)。今回の10月編成は、例年よりも早めに検討作業を始めた。順調な滑り出しは、その成果であろう。


■ 営業状況について ■


 4~9月の売上げは、タイム100.0%(前年比)・スポット101.9%(同)、合計100.6%(同)。9月は、タイム103.4%(前年比)・スポット93.6%(同)・合計100.5%(同)。8月以降、急速に市況は悪化しており、前年比はともかく、予算を下回り続けている。景気悪化と同時多発テロの影響は深刻で、相当厳しい状況である。10月は、タイム101.1%(同)・スポット96.7%(同)・合計99.6%(同)の見通し。今後の対策を検討したい(10月22日現在)。

 
■ 出資映画について ■


 劇場版「とっとこハム太郎 ハムハムランド大冒険」(12月15日~東宝系公開)について、昨日「ミニモニ。」が主題歌と声優挑戦の記者発表を天王洲スタジオで行った。製作も順調と聞いており、成功は間違いないだろう。

 11月23日からは「ペイネ・愛の世界旅行」(恵比寿ガーデンシネマ)が公開。世界的イラストレーター、レイモン・ペイネの原画をもとにしたアニメ映画であり、期待している。


■ インターネット新事業番宣ジャック」について ■


 テレビ東京はバリュークリックジャパン社と共同で、番組宣伝をインターネットで展開する広告配信「番宣ジャック」を始めることにした。国内の13,000サイトをネットワークで結び、番組放送1時間前から番宣バナーを一斉配信するものであり、日米のテレビ界では初の試みと聞いている。ユーザーの"直前刺激"による効果を狙っている。

 
■ ワーナーとの共同事業について ■


 10月15日から、NTTドコモのオフィシャルサイトで新サイトがスタートした。テレビ東京ブロードバンド(TX−BB)が米ワーナーブラザーズ映画会社と契約し、ワーナーのキャラクターや映画情報をiモードユーザー向けに配信している。

 
■ 第三者割当と増資について ■


 今年2月の増資に続き、第三者割当による増資を行う。今回の第三者割当では新たに37社が株主となり、既存株主と併せて計76社となる。NTT東日本、NTT西日本、トヨタ自動車、ソニー放送メディア、電通、博報堂などの出資があり、バランスのとれた良い株主構成となった。


■ NHKについて ■


民放とNHKとは土俵が全く異なるはずだ。問題点を整理して、フェアな競争をするべきだろう。

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