定例社長会見2004年6月

菅谷社長6月定例会見

【編成関連】

<視聴率>
4月クールはGH8.4%(前年同期比+0.3%)、PT7.9%(同+0.3%)、全日3.7%(+0.1%)となり、GHと全日は4月クールとしては歴代最高タイ、PTは歴代最高となった。
4月の新番組は、火曜、水曜、日曜がゴールデン平均で9%を獲得している。GHで8番組が4月クール平均9%を超えた。「鑑定団」(クール平均15.6%)、「女と愛とミステリー」(同10.7%)、「田舎に泊まろう」(同10.5%)、「木曜洋画劇場」(同10.0%)、「アド街ック天国」(同9.7%)、「元祖!でぶや」(同9.2%)、「NARUTO」(同9.1%)、「いい旅・夢気分」(同9.0%)の8番組。また、4月に始まった金曜20時「所さん&おすぎの偉大なるトホホ人物伝」が平均7.4%を獲得しこのところ上昇中だ。

<参院選報道体制>
「ザ・決断!日本の選択」として、小谷真生子キャスターとわが社のアナウンサー、解説委員で放送する。第一部(21時45分~23時24分)のゲストに、竹中大臣、中川秀直自民党国対委員長、枝野幸雄民主党前政調会長などを迎える。第二部(25時~26時30分)のゲストに福岡政行白鳳大学教授、江本孟紀元参院議員、自民党渡辺善美議員、東京選挙区の当選者などを迎える。

<2005年新春ワイド時代劇>
2005年1月2日、10時間で司馬遼太郎原作「国盗り物語」を放送する。主人公・斉藤道三に北大路欣也、織田信長に伊藤英明、明智光秀に渡部篤郎というキャストが決まった。北大路さんは85年の「柳生武芸帳」の初主演以来今回で最多の7作目となる。8月20日に京都・東映太秦でクランクインを予定している。

<PTA「子供に見せたくない番組」調査」について>
「見せたくない」番組に入らないのはいいが、「見せたい番組」にもテレビ東京の番組が入ってないのは残念だ。「見せたい番組」の1位から3位は、わが社の「青少年に見てもらいたい番組」にも「鑑定団」や「ポチたま」など同様の番組がある。
番組の歴史もあるのかもしれないが、より健全でクオリティの高い番組を制作して「見せたい番組」の上位に入れるようにしたい。

【営業関連】
昨年度の営業利益は、前年度比単体で179%、連結でも136%とキー局内で回復力だけは一番だった。これを受け4−6月(6月29日現在)は、タイムが前年比108.7%、スポットが110.4%、合計で109.3%と好調である。8月のアテネ五輪、景気回復基調もあり年間通して順調に推移していくだろう。


【事業関連】
恒例の劇場版「ポケットモンスター」は、6月17日現在で前売り券が100万枚を突破した。昨年同様、イトーヨーカドーやトイざラスなど流通店舗で売っていただいており前年比106.5%と順調でる。昨年の動員410万人、興行収入45億円という実績をクリアしたいと考えている。
初の劇場版となる「NARUTO」も前売りは好調に推移している。「元祖!でぶや」の石塚英彦さんを声優に起用するなど開局40周年記念事業として力を入れている。
「遊戯王デュエルモンスターズ」の劇場版は今年の8月、全米で公開する。「NARUTO」や「遊戯王」が、ポケモン、ハム太郎と並び当社映画事業の新たな柱になることを期待している。
外国映画では、ぺ・ヨンジュン主演「スキャンダル」が公開5週で50万人、興行収入6億円突破と好評だ。

【地上デジタル放送】
地上デジタル放送エリア拡大時期が早まるという話もあるようだが、促進されることはいいことだ。わが社のHD化率は35%だが、他局に遅れないように早目に手を打っていきたい。

【視聴率問題】
わが社は視聴率も勿論大事だが、視聴質も重視している。視聴率が上がらなくても、自信をもっていい番組だと判断した場合は、継続していく方針だ。日テレの問題だけでなく、これを機に各社とも質の問題について深く考えていけばいいと思う。必ずしも質のいい放送ばかりではなかったり、やらせ、制作費の流用などテレビ局の問題が起きている中、日本の文化水準を高めるように変わっていかないとテレビ界の存在自体が危ういと思う。わが社としては、今後とも質の問題について姿勢を正していきたい。
また、わが社も報償制度があるが視聴率だけなくクオリティを加味して賞を出している。ネットワーク全体での番組表彰を現在は行なっていないが、質を重視したローカル局のドキュメンタリー的な番組を報償することを検討している。

 以上