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2019.08.27

Tリーグ・松下浩二チェアマンとノジマ・野島廣司氏が語る 2019-2020シーズンの改革

左から インタビュアー 植草朋樹、鷲見玲奈(共にテレビ東京アナウンサー)、松下浩二チェアマン、ノジマ・野島廣司氏


松下浩二チェアマンと株式会社ノジマ代表執行役社長・野島廣司氏が挙げる2019-2020シーズン成功のポイント<前編>

 "世界NO.1の卓球リーグ"を旗印に掲げ、昨年10月に誕生した「ノジマTリーグ」がまもなく、創設2年目にあたる2019-2020シーズンを迎える。注目の開幕戦は8月29〜31日に東京都立川市と大阪府大阪市で開催。今年も男女各4チームが2020年2月16日までのレギュラーシーズン、そして3月のプレーオフファイナルで火花を散らす。立ち上げ初年度ということもあり話題性が先行したファーストシーズンを踏まえ、地に足のついた運営が求められるセカンドシーズン。その成功の鍵はどこにあるのか?

 実際にTリーグで戦う選手を代表し、女子初代年間MVPに輝いた早田ひな(日本生命レッドエルフ)の声を交えながら、Tリーグの発展に全力を挙げる松下浩二チェアマンとそれを支えるタイトルパートナーで、今年創業60周年を迎えた株式会社ノジマ代表執行役社長・野島廣司氏に2019-2020シーズン成功のポイントを聞いた。


後編「卓球は「やるスポーツ」から「観るスポーツ」へ 松下浩二チェアマンと野島廣司氏が考えるTリーグの挑戦」はこちら<<


■ポイント1:観客動員数を伸ばすには?

 Tリーグ元年の2018-2019シーズンは開幕戦を含むレギューシーズン84試合で9万9,623人、プレーオフ ファイナルで1万155人の計10万9,778人の観客を集めた。レギュラーシーズンに関して言えば1試合あたりの観客動員数は平均約1,186人。リーグ開幕前、松下チェアマンが掲げた目標の2,000人には届かなかったものの、シーズンを通して見ればまずまずの滑り出しだったと言える。懸案だったチケット販売の動向にはシーズンが進むに連れて変化があったと松下チェアマンは振り返る。

「(ファーストシーズンは)約11万人のお客さまが会場に足を運んでくれました。2018年10月24、25日の開幕戦には初日の男子の試合に5,624人、2日目の女子の試合に4,752人のお客さまが入ってくださって、当時はチケット販売や集客に非常に力を入れました。

正直申し上げて10、11月は集客に苦しみました。それが12月からは徐々にチケットセールスが伸びて、お客さまが満員になる試合が何試合か出てきたのです。最終的にはプレーオフ ファイナルのチケットは販売からまもなく完売し、選手たちも素晴らしい試合を見せてくれました」

 緩やかではあるが着実に集客力をつけてきた2018-2019シーズン。この流れを2019-2020シーズンに繋げ、より観客動員数を伸ばすには「個からチームへ」の移行が不可欠だと松下チェアマンは考える。

「Tリーグのファンの多くは水谷隼選手が見たいとか石川佳純選手が見たいなど、選手に紐づいています。セカンドシーズンはそういう部分もありながら、Tリーグの8チームにファンが付くような仕掛けを作り盛り上げていくことが課題のひとつです」

松下浩二チェアマン、ノジマ・野島廣司氏


ノジマTリーグ開幕直前!「ファン感謝祭2019」にMVP早田ひな他Tリーガーが登場


■ポイント2:魅力的なスポーツエンターテインメント

 Tリーグには卓球愛好家はもちろん、卓球をやったことのないファンも増えつつある。五輪や世界卓球などで見る日本の選手たちの活躍に触発され、卓球に興味を持ち始めた人たちだ。そんな新たなファン層にTリーグを楽しんでもらうにはまず、目を見張るようなレベルの高い試合が欠かせない。

その点について自身も卓球経験者という野島社長は昨シーズン、初めて目の当たりにしたTリーガーのプレーに「スピード感もあるし迫力もあって、人間の反応でこんなに速くボールを打てるんだと驚きました」と話す。加えて「試合そのものは非常に素晴らしい。その一方で改善点も複数あります」と言及する。そのひとつが来場者を楽しませるエンターテインメント性の向上だ。松下チェアマンはどう考えているのだろう?

「お客さまにもっと会場に足を運んでいただけるような取り組みは大事です。例えば選手入場の際の暗転。昨年は開幕戦とプレーオフ ファイナルで暗転をし、光と音で盛り上げた演出が好評だったんですけど、レギュラーシーズンはあまりできませんでした。

セカンドシーズンはそこを手がけるとか、試合前やハーフタイムに会場が一体となって盛り上がれる仕掛けをするとか、卓球経験者でない人が試合を見てもわかりやすいスタッツ(統計データ)をオーロラビジョンで見せるなど、新しい取り組みにトライしていきたいです」

 これを受けて野島社長は「新しいことにいろいろ挑戦していったら良いのでは」と松下チェアマンを後押し。そして社長自身「アイドルグループではないですけれど、卓球選手による『卓球48』のような感じのスポーツエンターテインメントがあってもいいかも」と意外なアイデアも披露した。

そのノジマはTリーグの「世界一の卓球リーグを作りたい」「スポーツエンターテインメントとして楽しい卓球を日本で広めたい」という趣旨に賛同し支援をしている。


後編「卓球は「やるスポーツ」から「観るスポーツ」へ 松下浩二チェアマンと野島廣司氏が考えるTリーグの挑戦」はこちら<<



卓球Tリーグ開幕戦
2019-2020シーズン開幕戦をBSテレ東で生中継!

◆男子開幕戦
昨年の覇者・木下マイスター東京×岡山リベッツの開幕戦。16歳の怪物張本智和と五輪メダリスト水谷隼率いる王者に死角はあるか
BSテレ東:8月29日(木)17:58~20:55
木下マイスター東京vs岡山リベッツ ※生中継

◆女子開幕戦
昨年の覇者・日本生命レッドエルフ×木下アビエル神奈川の開幕戦。昨季MVP早田ひなと日本のキャプテン石川佳純が火花を散らす
BSテレ東:8月30日(金)18:00~20:48
日本生命レッドエルフvs木下アビエル神奈川 ※生中継

番組HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/tabletennis/tleague/

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