定例社長会見2008年4月

島田社長4月定例会見

<編成関連>
07年度の視聴率は最終週に追い上げた結果、年度平均はプライムタイムが7.9%(前年度比±0)、全日が3.8%(同 ±0)でともに歴代最高タイでした。ゴールデンタイムは8.3%(同 0.1ポイント減)でした。1月クールでいうと、3部門とも前年を上回りました。
4月クールは第3週が終了した時点(4月20日) で、ゴールデンタイム7.7%(前年同期比 0.7ポイント減)、プライムタイム7.3%(同 0.5ポイント減)、全日3.6%(同 0.1ポイント減)でした。特番の一部が失敗したのがつまずきになっていて厳しい出足ですが、今後に期待しています。

健闘した番組は4月17日(木)~20日(日)放送の『東建ホームメイトカップゴルフ』です。石川遼選手の活躍は、男子ゴルフ界にとっても明るい材料です。視聴率は初日3.0%、2日目4.3%、3日目9.7%、最終日10.1%と日ごとに伸びていきました。

また、4月20日(日)さいたまアリーナで開催されたフィギュアスケート『木下工務店カップ JAPAN OPEN 2008』(20:00~22:03)は視聴率9.6%でした。中野選手、浅田選手など女子の活躍で絵に描いたような逆転となり、日本が優勝し3連覇しました。これからフィギュアスケートの団体戦がますますおもしろくなりそうです。

一方、4月11日(金)19:00~20:54の『プロ野球 巨人×ヤクルト』は8.2%で正直、期待はずれでした。放送前に2点の得点があり、20:30頃には試合が終了してしまったのが原因だと思っています。野球は日本でファンの裾野が広く、高校野球やリトルリーグなどの頂点にプロ野球があると思うので、営業的に厳しくても、もうしばらく様子を見ながら踏ん張っていきたいと思っています。

金曜時代劇第6弾の『密命 寒月霞斬り』は初回4月18日(金)の2時間スペシャルが10.7%でした。その他、4月から始まった新番組は『和風総本家』が4月21日(月)2回目の放送で7.0%、『新説!?日本ミステリー』が4月22日(火)初回2時間スペシャルで9.0%とまずまずでした。『ケータイ捜査官7』、『ミューズの晩餐』『音楽ば~か』はいずれも、これからに期待しています。

来年の新春ワイド時代劇のテーマが決まりました。開局45周年記念企画として橋田寿賀子さん原作の「おんな太閤記」を放送することに決定しました。製作は松竹です。キャスティングについては現在調整中で、夏ごろまでに発表したいと思います。放送は例年通り1月2日(金)14時から10時間の予定で、45周年にふさわしい番組にしたいと思います。

さらに今年の秋から昼の時間帯に、月~金曜日で連続ドラマを始めます。テレビ東京が昼に連続ドラマを放送するのは初めてのことで、全日の視聴率アップを目指します。『ドラマ24』『金曜時代劇』に続く連続ドラマ第3弾です。現ドラマですが内容やキャスティングは、ドラマ制作室を中心に最終調整中です。

<営業関連>
3月はスポットの実績が前年同期比10.6%減でした。現下の経済情勢が影響しています。3月に比較的好調だった化粧品やトイレタリーは、テレビ東京が苦手な業種で、取り込むことができませんでした。そのほかの業種は出稿に対して慎重になっています。スポットのシェアアップを目指して、汗をかいていきます。

<事業関連>(石川常務)
フィギュアスケート『木下工務店カップ JAPAN OPEN 2008』の来場者数は、昨年からやや減少して1万5,461人でした。

映画『明日への遺言』は3月1日の公開以来8週が終わった段階で、興行収入が6億円弱です。普段は映画館に足を運ばない中高年世代の動員に成功しました。団塊世代に向けた、おとなの観賞に十分こたえる作品です。

映画『犬と私の10の約束』は公開から6週が終わって段階で、興行収入およそ14億円です。テレビ東京と松竹が手がけてきた動物シリーズの第3作目で、ゴールデンウィーク期間中の来場にも引き続き期待しています。最終的な興行収入は15~16億円を目指しています。

劇場版ケロロ軍曹3『ケロロ対ケロロ 天空大決戦であります』は3月1日(土)から全国ロードショー中で、前回を上回る勢いです。


Q1.デジタル化でテレビ朝日と協力するという話を聞いたが?

(島田社長) デジタル化でチャンネルが変わるのは、テレビ東京とテレビ朝日。テレビ東京はデジタル7チャンネルでテレビ朝日は5チャンネル。これを定着させなくてはいけないと考えています。何か共同戦線が張れないかなということで、テレビ朝日の君和田社長と対談することになり、両方の社内報に載せることになりました。デジタル7チャンネルやデジタル5チャンネルで何かやるということが、全体としてデジタル化に向けての認識を深めることになれば、こんないいことはないと思っています。ライバルですが一緒にやれることがあればやりたい。できれば新聞のラテ欄をデジタルのチャンネル番号順にしたい。これはテレビ朝日と一緒にできればと思っています。

Q2.関西テレビの民放連復活については?

(島田社長) 関西の視聴者にオリンピックをきちんと見ていただくという意味で、こういう決定が下されたのだと思っています。いくつか選択肢あったようですが最終的には妥当な決定だろうと思います。

Q3.公正取引委員会がJASRACを立ち入り検査したが?

(島田社長) 突然のことで、ちょっと戸惑っています。もう少し様子を見ていかないとコメントしにくい。

Q4.光市母子殺人事件に関するBPOの意見については?

(島田社長) 報道局は夜、勉強会を開催しました。その結果、当社が放送したニュースについてBPOが指摘しているような感情的な表現、コメントはなかったという確認をしています。当社としては短い放送時間の中で、被告の弁護団、被害者、それぞれの記者会見を取り上げたという点で、バランスに配慮した放送だったと思っています。引き続き、どういうニュースの取り上げ方がいいのかということを、考えていきたいと思っています。


(広報・IR部まとめ)

会見者: 代表取締役社長 島田 昌幸
      常務取締役 メディア事業推進本部長 石川 博 
      常務取締役 編成局、ドラマ制作室担当 兼 BS業務推進本部本部長補佐 菊池 悟
      取締役 経営戦略局、コンプライアンス統括室担当 深沢 健二
      経営戦略局長 三宅 誠一
      編成局長 武田 康孝