定例社長会見2008年5月

島田社長5月定例会見

<7chキャンペーン>
完全デジタル化まで、7月でちょうど3年です。あと3年しかありません。そこでテレビ東京は、7月の一ヶ月間、地上デジタル7チャンネルを認知していただくため「デジタル7ch推進キャンペーン」を展開します。具体的には『夏祭りにっぽんの歌』、『出没!アド街ック天国SP』、『隅田川花火大会』などの番組で7チャンネルの認知を広げるキャンペーンを展開します。そのためにキャンペーンマークも作ります。スポットCM、名刺・封筒、番組宣伝資料、広報資料などにもマークを入れて、視聴者の皆さまに「テレビ東京はデジタルでは7チャンネル」であることを知っていただきたいと考えています。また、7月1日から代表電話番号の末尾が「7777」に変わります。5470-7777になります。従来の電話番号も、しばらく使えるようにしています。

先日、テレビ朝日の君和田社長と対談しました。デジタル化で、チャンネル数が変わる局同士なので協力してやりましょうという話をしました。新聞のラジオ・テレビ欄とEPGについては、お互いの関係の深い新聞社にアピールをして、掲載順をチャンネル番号順にしてもらおうということにしました。また、共同キャンペーン番組も作れたら良いですねという話もしました。

<編成関連>
4月クールの視聴率は、残念ながら苦戦しています。第8週までの視聴率は、ゴールデンタイムが7.7%(前年比−0.5ポイント)、プライムタイムが7.3%(同−0.5ポイント)、全日3.5%(同−0.2ポイント)。編成と制作を中心に多面的に分析しています。視聴ターゲットの拡大などを試みましたが、なかなか視聴者に届いていません。次のステップへ向けた"生みの苦しみ"と理解したいところです。制作スタッフは、これをバネにして頑張ってくれると期待しています。営業環境は厳しい状況にありますが、制作費を有効に使って、重点配備をして、番組強化をしていきたいと考えています。気がかりなのは、キラーコンテンツの視聴率が金属疲労なのか、少し下げてきていることです。もうひと踏ん張りして成果につなげたい。10月からは開局45周年期間に入りますので、大幅な改編につなげていきたいと思っています。

<北京オリンピック>
北京オリンピックのメインキャスターは、これまで6回オリンピックの放送を担当された草野仁さんと、トリノオリンピックの金メダリストの荒川静香さんにお願いをしました。アナウンサーは大江麻理子と大橋未歩が担当します。ベテランとアスリートの目から、スポーツ解説らしい解説をしていただきたいと思います。

<巨人戦>
今季はこれまで4試合を放送しましたが、平均視聴率は8.2%なかなか期待通りにはいっていません。前年のこの時期までの4試合平均が9.2%ですので、1.0ポイント落ちています。巨人戦の視聴率は2桁を期待しています。何とか放送時間内にエキサイティングなゲームをしてほしいと思います。今季は、あと3試合の中継を予定していますので、期待したい。プロ野球はテレビ局にとって重要なコンテンツだと思っていますし、ナショナルコンテンツでいうとジャイアンツ戦です。来年どうするかは、局内の意見を集めて考えていきます。

<営業関連>
4月の売上実績は、タイムが前年比−5.6%、スポットが−7.9%で、極めて厳しい数字です。上期については、相当厳しくみて計画を作ったつもりですが、今の状況はそれを下回っています。更なる修正をするかどうかは、6月の数字を見極めたい。今期は利益を確保することを大前提に考えています。利益をきちんと出していかないと、株主の期待に応えられませんので。

<事業関連>
(石川常務)
テレビ東京が出資しているJリーグの「FC東京」と初めての共同事業をすることになりました。プレシーズンマッチを共同主催します。対戦相手はパラグアイのクラブチーム、「クラブ オリンピア」です。アマラオ選手の引退試合でもあります。7月31日(木)19:30にキックオフの予定、放送は同じ日の深夜です。今後、最低でも年に1回はFC東京と共同主催したいと考えています。

夏の映画『劇場版 ポケットモンスター ダイヤモンド・パール ギラティナと氷空の花束シェイミ』と『劇場版 NARUTO ?ナルト−疾風伝 絆』の前売が好調です。ポケモンは7月19日(土)公開です。今年も前売の特典として、ニンテンドーDSゲームのポケモンのキャラクターをプレゼントします。さらに映画館の中でもワイヤレス通信を使って、もう一体のキャラクターがもらえる昨年同様のプロモーションを実施します。前売はほぼ昨年並みの売れ行きです。NARUTOは5作目ですが、前売の売れ行きは前年比140%と好調です。


Q1. 緊急地震速報は2度とも揺れた後に出るという結果でしたが?
(島田社長) 結果的に役に立たないという状況は、非常に危険だと思います。気象庁が今頃になって検討を加えたいというのはおかしな話で、しっかりやってもらいたい。こういうことが続くと、せっかくのシステムが信頼されなくなってしまいます。

Q2. ダビング10は6月2日の開始予定が遅れる見通しですが?
(島田社長) 残念です。土壇場にきて、権利者とメーカーの調整がうまく進んでいない事が表面化したのでしょう。いろいろ事情はあるでしょうが、我々としては早くスタートしてほしいと思います。

Q3. 新宿コマ劇場が閉館しますが、来年以降、『年忘れにっぽんの歌』はどうなりますか?
(島田社長) 当社の『年忘れにっぽんの歌』が最後の公演になるということですので、いろいろとお世話になった劇場ですから、最後に相応しい公演になるよう盛り上げていきたいですね。出演してくださる歌手の方々も、いろいろな思い出があるでしょうから、そういう思い出をのせた良い公演にすることが、コマ劇場へのはなむけになるかなと思っています。来年以降については、規模とかを含めて、どこが良いか決めないといけませんが、まだ決まっておりません。

Q4. 6月20日の株主総会に向けて、糸山氏が解任提案を出したが認められなかったと、ブログにでていますが、これは事実ですか?事実なら、採用しなかった理由は?
(島田社長) 提案があったのは事実です。糸山株主のブログにある通り、3人について解任を提案したいという手紙がきました。その提案が当社に届いたのは、4月25日です。手紙とFAXと電子郵便で届きましたが、いずれも25日です。当社は、今年は例年よりも早く総会の開催日時を公表しました。株主提案の締め切り日は4月24日です。その期限内に届かなかったので、採用していないということです。

Q5. デジタル7の7月のキャンペーンの費用はどれぐらいですか?
(島田社長) 特別番組をつくるとか、スポットCMを流すとか色々考えています。他の費用を削ってでも、お金をつかいます。中途半端なやり方はしません。やる以上はちゃんとやります。


(広報・IR部まとめ)

会見者: 代表取締役社長 島田 昌幸
      常務取締役 メディア事業推進本部長 石川 博 
      常務取締役 編成局、ドラマ制作室担当 兼 BS業務推進本部本部長補佐 菊池 悟
      取締役 経営戦略局、コンプライアンス統括室担当 深沢 健二
      経営戦略局長 三宅 誠一
      編成局長 武田 康孝