定例社長会見2006年11月
《編成関連》
10月クール第8週が経過した11/27時点で、年度平均はGH 8.4%(前年同期比±0)、PT 8.0%(同+0.2pt)、 全日3.7%(同±0)という状況です。視聴率の上昇ペースは下期に入り鈍化していますが、先週(11/20-11/26)のGHは年度最高の9.7%でした。この週はレギュラー番組を枠拡大したスペシャルウィークでしたが、週7日のうちGHが2ケタとなったのは4日あり、レギュラー番組の力量アップを実感できました。
金曜20:00の連続時代劇ドラマ「逃亡者おりん」は、これまで5回放送の平均視聴率が8.9%です。一方、月曜20:00の「感涙!時空タイムス」は5回平均の視聴率が5.0%と、やや苦戦しています。
スポーツ中継では「樋口久子IDC大塚家具レディスゴルフ最終日」(10/29(日)16:00−17:15)で視聴率13.1%を獲得しました。この視聴率はゴルフ中継としてはNHKと民放5局合わせても今年度最高でした。テレビ東京のゴルフ中継としても開局以来最高の視聴率でした。また野球中継では「2006プロ野球日本シリーズ・日本ハム×中日 第4戦」(10/25(水)18:00-22:35)で視聴率16.1%でした。日本ハムの地元、テレビ北海道では37.8%でした。
《年末年始の編成》
大晦日は年末恒例の「年忘れにっぽんの歌」と「ジルベスターコンサート」を放送します。また2番組の間の激戦区、21:30-23:30には「ガイアの夜明けスペシャル」(仮)で、団塊の世代の大量退職が始まる、いわゆる2007年問題を独自の切り口で描きます。年明けは今田耕司さんと東野幸治さんが司会をする「ぶっ通し生放送 今年最も売れる芸能人NO.1決定バトル」(仮)で、初笑いをお届けします。1/2(火)の新春ワイド時代劇ですが、今年は「忠臣蔵 瑶泉院の陰謀」です。主演の稲森いずみさんを始め、女性の視点から描いた忠臣蔵です。1/3(水)にはボクシングの団体戦「日本×メキシコ」を放送します。副将戦はWBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチの「エドウィン・バレロ 対 ミチェル・ロサダ」、大将戦はWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチの「川嶋 勝重 対 クリスチャン・ミハレス」です。1/8(月)はフィギュアスケート(スターズ・オン・アイス)も予定しています。テレビ東京らしい編成で勝負します。
《営業関連》
10 月のCM売上高は単体実績で95億6,600万円(前年同期比6.4%減)でした。タイム収入が前年同期比4.4%増の51億9,100万円。一方で、スポット収入は前年同期比9.7%減の23億2,000万円と大きく落ち込みました。2006年度の累計ではCM売上高531億4,400万円(2.4%増)、タイム373億9,200万円(6.1%増)、スポット157億5,200万円(5.5%減)でした。スポットの落ち込みをタイムがカバーする状況が続いていますが、スポット市況には回復のしが見え始めてきました。
《年末年始のイベント》
恒例の「ジルベスターコンサート」を12/31(日)Bunkamuraオーチャードホールで行います。今年の指揮は尾高忠明さんで、年越しのカウントダウン曲はエルガーの「威風堂々」です。
1/6(土)、1/7(日)には札幌の真駒内アイスアリーナで「スターズ・オン・アイス」を開催します。トリノオリンピック金メダリストの荒川静香さんや、安藤美姫選手、浅田真央選手など日本のトップスケーターのほか、長野オリンピック銅メダリストのフィリップ・キャンデロロさんがゲスト出演の予定です。
《地上デジタル》
2003年12月に東京、名古屋、大阪でスタートした地上デジタル放送は、順次エリアを拡大し、いよいよ12/1(金)に47都道府県全ての放送局の親局でスタートします。受信機などインフラの普及については、予想以上に早く広がっていると思っています。今後、税制の優遇措置をやってもらい官民あげて一層の普及促進に努めます。デジタルテレビの性能もあがり価格もだいぶ低くなってきたと感じます。
《2006年を振り返って》
2006年を振り返ると放送業界は「風強く波高し」という一年でした。反省としては私たちテレビ局がつくる映像に、大衆迎合的な俗悪番組がまだあるのではないかということです。今年度のテレビ東京は利益半減を覚悟して制作費を増やすチャレンジ経営を推し進めています。上期の視聴率は他局がマイナスになるなかでGH,PT,全日とも伸ばすことができ、一定の成果がありつつあるのではないでしょうか。「個性、クオリティー、パワー」の路線を強めながら、よりよい番組づくりに邁進したいと強く感じた一年でした。
以上