定例社長会見

2007年11月29日

島田社長11月定例会見

<今年を振り返って>
放送業界全体でみると、『発掘!あるある大辞典』の事件が起こり、この業界が曲がり角を迎えていることを再認識しました。テレビ東京では、1月に不適切映像の使用があり、番組づくりの原点に立ち返って信頼性の回復に努める作業をやってきました。内部統制、コンプライアンスの組織を充実させ、より一層信頼される番組づくりを目指しました。放送事業者にとって、大きな節目の年になったと思います。行政の不必要な介入を防いで、メディアとしての「独立性」「中立性」を守ることが非常に大事だと思います。
私としては6月に社長に就任するという大きな変化の年でした。「山」は8合目で見る景色と頂上で見る景色はだいぶ違うものです。先輩各局の胸を借りて、堂々たる相撲をとりたいと思います。そのために汗を流したいと思います。

<編成関連>
10月クールの視聴率は第8週(11月25日まで)が経過した時点で、ゴールデンタイム8.7%、前年同期比0.2ポイント増と健闘しています。プライムタイムは8.1%で0.3ポイント増、全日は3.8%で0.1ポイント増です。年度平均でもゴールデンは8.4%となり、前年と同水準に追いつきました。レギュラー番組『お江戸吉原事件帖』(金曜20時)が4回平均9.7%で、金曜時代劇が定着したという手ごたえを感じています。また深夜のバラエティ番組が好調で『やりすぎコージー』のDVDの売上は31万枚を超えました。番組の評価基準が多様になる手掛りを与えてくれたと思います。多面的に社業に貢献する1つのケースだと思います。『お茶の間の真実』(月曜21時)は4回平均で8.5%、『カンブリア宮殿』(月曜22時)が7回平均5.1%と前年同枠の番組より視聴率が高く、全体を押し上げています。『カンブリア宮殿』は他局にない番組ですので、さらに広く視聴者に見てもらえるよう努力をしながら定着させていきたいと思います。

<プロ野球関連>
11月1日(木)の『日本シリーズ 中日×日本ハム 第5戦』は12.7%でした。優勝がかかった試合の視聴率としては、もう少し伸びると予想していました。ただ視聴者からの野球中継に対する一定の評価はあると思うので、来シーズンもやれるものはやっていきたいと考えています。巨人戦も今シーズンと同じくらいの試合数はやりたいと思っています。もちろん、価格交渉については厳しく臨みたいと考えています。

<年末年始編成>
12月21日(金)に新企画『みんなで応援バラエティ THEぼきんショー』を放送します。「みんなで地球温暖化を食い止めよう」という目標のために、有名人が様々なチャレンジに挑み、視聴者やスタジオのゲストから募金してもらうバラエティ番組でユニークな試みだと思います。12月31日(月)17:00~21:30『年忘れにっぽんの歌』、21:30~23:30『年忘れスペシャル ハッスル祭り2007』、23:30~24:45『東急ジルベスターコンサート』を放送します。新年1月1日(火)00:50~09:55は『初笑い9時間しゃべりっぱなし 生放送伝説2008』、21:00~23:30『たけしの新・世界七不思議?』をお届けします。恒例1月2日(水)14:00~23:55は30回目を迎える新春ワイド時代劇で『徳川風雲録~八代将軍徳川吉宗』です。
1月3日(木)21:00~23:18『ガイアの夜明け 新年特別企画』をお楽しみください。

<営業関連>
スポットが10月から急速に市況が冷え込んでいて、12月ぐらいまで我慢しなければならないのかなと想定しています。東京地区の中では頑張っていますが、景気の方もよくありません。アメリカのサブプライム問題の影響が深刻で、株式市場の混乱が実体経済に影響を与える懸念があります。原材料の値上げなどが今後響いてくる可能性もあり、先行きについては相当厳しく見なければいけないと考えています。
中間決算については、減収減益でしたが、減益を覚悟のうえで制作費にまわした結果です。「あすの糧にする」ためで、株主の方々には理解していただいているものと思っています。当初予想を上方修正できたことは、厳しい環境の中では順調だったと思います。しかし、もっと早く、利益水準で言えば営業利益率5%に近づけるべく努力していきます。

<事業関連>
大型のスポーツイベントが目白押しです。12月7日(金)からは『嘉納治五郎杯 東京国際柔道大会2007柔道ワールドグランプリ』。3夜連続でゴールデン、プライムタイムで放送します。12月24日(月・祝)は『日本大学女子駅伝』、『スターズ・オン・アイス』は公演が1月5日(土)~ 1月20日(日)で、放送は1月14日(月・祝)、『世界卓球2008』は2月24日(日)~3月2日(日)です。


(広報・IR部まとめ)

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