定例社長会見2012年4月
<ロンドン五輪中継について>
テレビ東京が放送するロンドン五輪中継のメインキャスターとリポーターが決まりました。メインキャスターは俳優の佐藤隆太さん、リポーターは古閑美保さんです。お二人には現地にも入っていただき、様々な情報を伝えていただきたいと思っています。
佐藤さんは、はつらつとした方で、スポーツが大好きとのこと。また、古閑さんは、アスリートとしての経験を活かした的確なリポートで、番組を盛り上げてくださると思います。
また、テーマソングについては、音楽プロデューサーの小林武史さんに書き下ろし、プロデュースをお願いすることになりました。
<サッカー U‐23「トゥーロン国際」中継について>
5月27日(日)深夜に、サッカーのU‐23「トゥーロン国際 日本-エジプト」の生中継が決まりました。ロンドン五輪への前哨戦として注目されている大会ですので、本番への弾みとなる熱い戦いを期待したいと思います。
<視聴率の動向について>
2011年度の視聴率は、GH6.0%(前年比-0.1ポイント)、PT5.6%(同-0.2ポイント)、全日2.7%(同-0.1ポイント)という結果になりました。10月編成で、従来の視聴者層へ向けた、ターゲットを明確にした新番組を立ち上げ、上昇気流に乗ることができましたが、上期のマイナスを取り戻すには至りませんでした。
新年度も回復傾向は続いており、4月クール(第3週終了時・4月2日~22日)は、GH6.8%(前年比+1.3ポイント)、PT6.4%(同+1.2ポイント)、全日3.0%(同+0.4ポイント)と、順調なスタートを切ることができました。2ケタ視聴率を記録する番組も目立ち、我々にとっては力強いスタートです。この勢いを、さらに加速させていきたいと思います。
新番組「主治医が見つかる診療所」は初回7.9%で、まずまずのスタート。「完全犯罪ミステリー」は初回5.7%でしたが、もう少し認知度を高め、さらに高い視聴率を目指したいところです。いずれも、これから確実に育てていきたい番組です。
Q.「太一×ケンタロウ 男子ごはん」について
A.ケンタロウさんの所属事務所からは、リハビリを続けていると聞いており、番組への復帰を待つというスタンスは変わりません。
5月は、ナインティナインの岡村隆史さんにマンスリーゲストとして出演していただきます。
Q.ロンドン五輪でネットによる生中継を実施するのか
A.北京五輪とバンクーバー冬季五輪では、民放は専用サイトによる配信を実施しましたよね。ロンドン五輪については、これから検討していくのではないでしょうか。まだ、決定はしていないと思います。
<営業関連>
2011年度の営業実績累計は、タイムが前年同期比-3.8%、スポット同-0.0%、タイム・スポットの合計で同-2.7%という結果になりました。ワールドカップを除けば、第1四半期の落ち込みをカバーし、ほぼ前年並みの水準を維持することができましたので、ここで歯止めをかけ、2年後の開局50周年に向けて経営に弾みをつけたいと思います。
<事業関連>
(井澤昌平取締役)
まず、6月23日(土)に全国公開する「LOVEまさお君が行く!」について。
こちらは、テレビ東京で放送していた「ペット大集合!ポチたま」から派生した映画で、主演の香取慎吾さんの演技、そして、犬との愛情が詰まった、いい作品になったと自負しています。
また、主題歌は、前田敦子さん(AKB48)のソロ第2弾シングル「君は僕だ」に決まりました。前田さんにとって、映画の主題歌は初めてとのことです。
テレビ東京としても、社内プロジェクトを組み、宣伝展開に力を入れています。公開に向けて、番組内での露出もさらに増やしていく予定です。去年は「モテキ」が22億円を超える興収を挙げることができましたので、「LOVEまさお君が行く!」についても、テレビ東京全体で力を入れていきたいと思っています。
イベント関連では、5月29日(火)~6月2日(土)に「ル テアトル銀座」で計6公演を行う「木の実ナナ 50周年記念コンサート SHOW GIRLの時間旅行」をご紹介します(※大阪公演は6月16日)。
これまで木の実ナナさんには、当社のスペシャルドラマや、「阿国OKUNI」「伝説の女優」といった共催舞台にご出演いただいたご縁もあり、デビュー50周年のアニバリーコンサートをバックアップすることになりました。日替わりゲストということもあって、前売りは好調。5月3日(木)放送予定の『木曜8時のコンサート』など、様々な番組にご出演いただく予定です。
Q.「LOVEまさお君が行く!」の興行目標は
A.(井澤昌平取締役)
興収15億円を狙っていますが、まずは10億円の大台に乗せていきたいと思います。
<その他>
Q.「Hulu」へのコンテンツ提供は、どのような戦略なのか
A.(島田昌幸社長)
「Hulu」だけではなく、同時期にスタートした「もっとTV」など、あらゆる機会を使ってコンテンツを配信していこうと思っています。いろいろなチャネルを持ちたいと思っていますので、機会があれば積極的に考えていきたい。現行はまだ制約もあり、試みの分野ではありますが、可能性をいろいろな形で探っていきたいと思っています。
私たちの番組は、すべてネットで配信できるわけではないですよね。系列局との関係や、番組に与える影響も考えなくてはならない。ネットを使えば世界に配信もできますし、可能性が広がりますから、ネット配信とうまくコラボできるよう、いろいろなことを考えながら進めていきたいと思っています。
Q.「もっとTV」の手ごたえは
A.まだ受像機が登場したばかりですから、反響や手ごたえを少しずつ感じていくのはこれからでしょう。我々としては、番組をきちっと作り、体制を整え、視聴者のニーズにいつでも応えられるようにしておくべきだと思っています。
Q.ネット配信やBSといった選択肢の拡大は、地上波の視聴率に影響していると考えるか
A.視聴者による選別が、非常に厳しくなっている気がします。これまでの勝ちパターンが、必ずしも通用しない。絶えず番組を開発し、ターゲットを明確にしていくこと。供給元が増えれば増えるほど、それが必要だろうと改めて感じています。
どういう方に見ていただき、何を伝えるのか。ターゲットを明確にして辛抱強く番組を作っていくことが欠かせません。バラっと作ったのでは、見透かされてしまうでしょう。それほど、視聴者の志向が厳しくなっているのではないでしょうか。
テレビの生命は「今」ですから、今、必要とされる番組を作っていかなければならない。番組作りという点で、極めて厳しい時代になったと実感しています。
≪会見者≫
代表取締役社長 島田 昌幸
常務取締役 コンテンツ契約局、編成局、メディア・アーカイブセンター、制作局、ドラマ制作室担当
辻 幹男
常務取締役 経営戦略局、広報局、新規事業推進室担当 三宅 誠一
取締役 コンテンツビジネス局、事業局、ビジネス管理部担当 井澤 昌平
取締役 営業局担当補佐 兼 アニメ局担当 田村 明彦
編成局長 井上 康
広報局長 狐﨑 浩子
広報局次長兼広報・IR部長 澤田 寛人