定例社長会見2012年11月

島田社長11月定例会見

<編成関連>
去年の10月クールから視聴率は回復傾向を見せており、この10月クールはそれをさらに加速できるどうかという意味で非常に大事なクールです。その10月クールの視聴率は、第8週終了時(~11月25日)で、GH7.0%(前年比+0.4p)、PT6.6%(同+0.4p)、全2.9%(同±0.0)と出だしは好調です。
特に金曜19時54分枠で放送を開始した「世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~」は初回2時間スペシャル(10/26放送)が10.1%と好調で、先日(11/23放送)の3時間スペシャルでも11.1%を記録いたしました。そして、「開運!なんでも鑑定団」や「木曜8時のコンサート~名曲!にっぽんの歌~」、「日曜ビッグバラエティ」など、既存のレギュラー番組も順調です。特に「木曜8時のコンサート」は男性視聴層も定着してきており、非常に心強いことです。
また、衆議院解散翌日の11月17日(土)に放送した「池上彰のニッポンの政治を見に行く」も11.4%と高視聴率を記録することができました。目標まであと一息。気を緩めることなく、さらに勢いをつけていきたいと思っています。

さらに深夜の番組が、いろいろと話題を提供しているようです。その一つ、「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」が深夜としては高い視聴率を獲得しており、5%超えも続いています。また「孤独のグルメ Season2」も非常に話題を呼んでいます。
なお「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」は、1週間に1枚しかポスターを掲示しないという広告展開を11月2日から開始し、「超小規模な広告展開」として、インターネットなどでも話題となりました。今まで四ツ谷、新宿、日比谷、駒込駅と展開し、多くの方がポスターを見るために駅を訪れてくださったと伺っています。また、『伝説の書』として書籍化もし、12月に2冊発売いたします。こちらも楽しみにしていただければと思います。

都知事選挙、衆議院議員選挙が行われる12月16日(日)につきましては、選挙特番「池上彰の総選挙ライブ」をお送りします。司会は池上彰さんと大江麻理子アナウンサーです。
前回2010年7月11日の参院選特番でも池上彰さんをお迎えし、内容的にも視聴率的にも大成功を収めることができました。今回は難しい選挙で、解説などもなかなか大変かと思いますが、結果を正確に分かりやすくお伝えしていきたいと思っていますので、ご期待ください。

続きまして、年末年始と1月クールについてお話しいたします。
12月31日大晦日の"紅白裏"は、恒例の「年忘れにっぽんの歌」(17:00-21:30)と、「THE BEST OF BEST ボクシング究極の3大世界戦(仮)」(21:30-23:30)を放送します。
元日は、今年視聴率の良かった「新春カラオケ★バトル11 史上最強!下剋上スペシャル(仮)」を放送します。今年の元日に放送した際は10.1%と、2桁に乗せることが出来ましたので、今回も高視聴率を目指したいと思います。
1月2日は、ヤマダ電機 新春ワイド時代劇「白虎隊~敗れざる者たち」です。撮影も無事に終える事ができました。こちらも見応えのある作品となっております。是非ご期待ください。

また、第30弾となる1月11日スタートの「ドラマ24」は、瑛太さん、松田龍平さん主演の「まほろ駅前番外地」です。三浦しをんさん原作の映画「まほろ駅前多田便利軒」の続編となります。とても面白いドラマに仕上がっているので、こちらも是非楽しみにしていただきたいと思います。

続いて嬉しい話題です。
「明日をあきらめない...がれきの中の新聞社~河北新報のいちばん長い日」(2012/3/4放送)が、10月の東京ドラマアウォード2012・単発ドラマ最優秀賞(グランプリ)受賞に続き、「第8回日本放送文化大賞」でグランプリを受賞いたしました。いただいた賞金(1000万円)につきましては、全額を河北新報に寄付し、被災地の復興のため有効に使っていただきたいと思っています。なお、この作品は、2013年3月9日(土)に再放送をする予定です。
さらに、この作品は、「アジア・テレビジョン・アワード2012」<単発ドラマ・映画部門>の最終7作品にノミネートされました。「アジア・テレビジョン・アワード」は"アジア版国際エミー賞"とも言われています。大賞受賞に期待をして、12月6日(木)の結果発表を待ちたいと思います。
いずれにしても、国際的な舞台で、当社の作品が高い評価をいただいていることを、大変嬉しく受け止め、今後も素晴らしい作品を世に送り出していきたいと思います。

Q.今回の選挙では政党数が非常に多いが、工夫や苦労は?
A.選挙報道においては、公平さ、正確さを重視し、迅速さはこの際、少し2番手においてもいいので、とにかく正確かつ公平に報道するよう心掛けてほしいと現場には伝えています。すべての政党を平等にお伝えするというのは難しいが、それぞれの主張については、情報として提供する責任があるので、最低限の公平さは守らなければならないと思います。政策の力点の置き方については多少重点報道をさせていただきながら、うまくバランスを取ってやっていくしかないと思います。

Q.「明日をあきらめない...がれきの中の新聞社~河北新報のいちばん長い日」再放送にあたってメッセージがあれば。
A.このドラマは単なるドキュメンタリーだけではなく、ドラマでしか伝えられない地元新聞社の苦闘の日々を記録した作品であり、震災から2年たった今、再度放送することで、あの時こんなにがんばった人たちがいたということをあらためて記憶にとどめていただきたいと思っています。

<営業関連>
10月は、タイムが前年同期比-1.8%、スポットが同-4.0%、タイム・スポットの合計で、同-2.6%でした。スポットは東京地区の地区平均が90%に届かない中、比較的健闘したのではないかと思います。下期は、去年に比べると勢いが感じられません。11月、12月でスポットも盛り返しつつありますが、不安材料もある中、当社としては番組力をアップし、視聴率を上げてシェアを少しずつでも回復させ、収入増に結び付けたいところです。

<事業関連>
(井澤昌平常務取締役)
前回の会見でもお伝えいたしました「at home presents SPACE BALL」が大きな話題となっています。
12月15日(土)の東京会場開催が迫る中、第1期の12月上映分の日時指定前売り券は残りわずかとなりました。1月2日~15日上映分の第2期の前売り券については、12月1日(土)から一斉発売を開始いたします。なお、期間中は、日にちと時間帯によりますが、当日券販売も予定しています。引き続きご注目ください。
また、プログラム内で使用する楽曲も強力なラインナップとなっております。
サラ・ブライトマンさんの新曲「ANGEL」がテレビ東京宇宙プロジェクトのテーマ曲に決定いたしました。「SPACE BALL」ではエンディング・テーマとして使用されます。サラさんは、ロシア連邦宇宙局での試験にパスし、近い将来国際宇宙ステーションに向かうことを先日発表したばかりです。
世界的ソプラノ歌手であるサラ・ブライトマンさんの歌声を「SPACE BALL」の立体音響で楽しむことができます。ここでしか体験する事が出来ない、楽曲と映像のコラボレーションにご期待ください。

また2013年1月には、今回で27年目を迎える世界最高峰のアイスショー『木下グループ  スターズ・オン・アイス ジャパンツアー2013』を開催します<大阪公演:1月5日(土)、6日(日)/なみはやドーム、東京公演:1月12日(土)~14日(月・祝)/有明コロシアム>。オリンピックや世界選手権などで活躍した海外のトップスケーターを中心に、今回も荒川静香、浅田真央、髙橋大輔、小塚崇彦など、豪華な日本人スケーターをゲストに迎えます。

そして、2011年4月クールに月曜22時の枠で放送したドラマ『鈴木先生』の劇場版の公開が迫ってまいりました。2013年1月12日(土)からの公開となります。番組は「2011年日本民間放送連盟賞/テレビドラマ番組部門 最優秀賞」をはじめ、数々の賞を受賞、動画配信やDVD販売においても大変良い結果を残しました。マスコミ試写や、11月26日(月)の完成披露試写会も好評で、映画のノベライズ本、オフィシャルガイドブックの発売も決定しました。また、水曜深夜枠でドラマを再放送(27:05~)していますし、年始には新撮ドラマを盛り込んだ特別番組も予定<1/1(祝・火)23:30-25:00>しています。
従来のファンに加えて、あらためて作品を知った視聴者からの期待も高まっています。

また、おかげさまで、公開中の映画「アウトレイジ ビヨンド」が14億円を超える興行成績を記録し大ヒットとなりました。11月28日(水)までの興行成績は、興収14億3千万円、動員数108万8千人となっております。

<その他>
Q.東京スカイツリーへの送信所移転については、2013年5月を目指すとのことだが、テストをして受信障害の数がどの程度まで減ったら実行する予定なのか?
A.受信障害の発生状況によると思うが、早目に手を打っていかなくてはならない状況については分析、分類する必要があり、これは試験をしてみてからでないと分からないと思います。

<2012年の総括>
今年は、開局50周年に向けての3年計画の初年度に当たるということで、番組制作費は落とさず、利益を抑え、営業的には赤字が出てもいいから頑張ろうということで、覚悟を持って臨んできました。内外情勢もあり、営業的には、想像以上に厳しい年になりましたが、番組作りという点では着々と成果が上がってきたと手応えを感じており、この流れを断ち切らないようにしていかなくてはなりません。国も企業も強いリーダーシップがないといけないということを我が身への自戒も込めて感じています。


≪会見者≫
代表取締役社長 島田 昌幸
専務取締役 編成局、制作局、ドラマ制作室、報道局、スポーツ局担当 辻 幹男
常務取締役 広報局、グループ戦略局、新規事業推進室担当 三宅 誠一
常務取締役 コンテンツビジネス局、事業局、アニメ局担当 井澤 昌平
編成局長 井上 康
広報局長 狐﨑 浩子
広報局次長兼広報部長 澤田 寛人