定例社長会見2012年10月
<新規事業関連>
11月1日より、テレビ東京と京王電鉄は、京王井の頭線の車両ビジョン「京王DG(デジ)チャンネル」において、オリジナルニュース番組「News Express」と、オリジナル情報番組「空から京王沿線を見てみよう」の配信を開始いたします。
テレビ東京は、放送したニュース番組から主なニュースをピックアップし、車両ビジョン用に約2分に編集、平日の毎日、朝・昼・夕と3回更新を行い、最新のニュースを提供します。車両ビジョンで地上波のニュースコンテンツを見ることができるのは、関東大手私鉄では「京王DGチャンネル」のみとなります(2012年11月1日時点)。さらに、オリジナル情報番組「空から京王沿線を見てみよう」の配信も始めます。「空から日本を見てみよう」の番組内で京王線と井の頭線を取り上げた際の映像の特別編集版です。こちらは土日を中心に配信を予定しています。
「京王DGチャンネル」は現在、京王井の頭線全29編成中の1編成に導入されており、10月3日からテスト配信が行われています。2013年度内には、井の頭線の約半数にあたる14編成での導入を予定しています。
また、テレビ東京と京王電鉄は、今回の連携を契機に、新たな収益源確保に向けた様々な取り組みを検討・推進し、コンテンツの周知や沿線価値向上といった相乗効果を目指します。今後は沿線大学をターゲットにしたイベントや、番組の人気商品の物販企画や催事企画、商品開発など、様々な取り組みに挑戦し、収益につなげていきたいと考えています。どうぞご期待ください。
<編成関連>
上期の視聴率はGH6.5%(前年比+1.0ポイント)、PT6.2%(同+1.0ポイント)、全日2.9%(同+0.4ポイント)でした。3部門とも前年同期を上回っていますが、まだまだ道半ばといったところです。しかしながら、少しずつ勢いがついてきて、手応えが出てきました。
10月クールの滑り出しも今のところ好調で、第3週終了時(~10月21日)の視聴率が、GH6.7%(前年比+0.4ポイント)、PT6.3%(同+0.3ポイント)、全日2.8%(同±0.0ポイント)でした。
「出没!アド街ック天国」「モヤモヤさまぁ~ず2」「日曜ビッグバラエティ」などが比較的堅調に推移しており、また「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」や「未来世紀ジパング」など、視聴率が伸び悩んでいた番組も調子を取り戻し始めています。10月19日にスタートした新番組「お金がなくても幸せライフ がんばれプアーズ!」も、初回視聴率7.5%と堅調にスタート、10月16日からの新番組「ペット大行進!ど~ぶつくん」もまずまずのスタートでした。10月26日からは、「世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~」が始まりますが、この番組で金曜日に勢いをつけていきたいと思います。
また、10月から深夜帯についても、特に月曜から木曜については「ワールドビジネスサテライト」と直結させるなど、大幅改編を行いました。まだ伸び悩んでいるものもありますが、「解禁!暴露ナイト」や「ドラマ24『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』」などの視聴率には効果が出てきており、概ね順調に滑り出しています。このように、深夜帯についても視聴率アップを目指し、認知度アップと、更なる番組内容充実を目指したいと思います。
なお、金曜深夜に放送しているドラマ「好好!キョンシーガール」も大変話題となっております。そのブームを受けて、ゲームアプリの配信を開始いたしました。ゲームアプリは本日(10月25日)からGoogle playで配信されており、順次iPhoneなどからダウンロードができるApp Storeにも拡げてまいります。また、10月26日にはニコニコ生放送との連動企画にも挑戦します。
バラエティ番組のコーナーからのドラマ化、ドラマのゲーム化、商品展開という、コンテンツのマルチ展開のひとつのモデルケースになればと思っております。
来る11月30日(金)~12月2日(日)には、今年も「柔道グランドスラム東京」を3日連続で放送します。メインキャスターには今年で3回目の小泉孝太郎さん、ゲスト解説にはバルセロナオリンピック金メダリストの吉田秀彦さんをお迎えし、キャスターは、今大会初めてとなります、テレビ東京アナウンサーの秋元玲奈が務めます。会場は今年から代々木国立競技場第一体育館になりました。この大会を通じて柔道の再生を図るべく、全力で盛り上げていきたいと思います。
また、今年の大みそかは、ボクシング トリプルタイトルマッチを放送します。WBA世界S.フェザー級王座統一戦 内山高志×ブライアン・バスケス、WBC世界S.フライ級タイトルマッチ 佐藤洋太×赤穂亮、WBA世界S.フライ級タイトルマッチ テーパリッド・ゴーキャットジム×河野公平といった対戦をお届け致します。
去年の大みそかもボクシングのダブルタイトルマッチを放送し、テレビ東京としてはまずまずの視聴率を獲得しました。年末の厳しい時間帯ではありますが、今年はトリプルタイトルマッチ、とさらにスケールアップし、視聴率にも期待をしているところです。
なお、新春ワイド時代劇の正式タイトルが「白虎隊~敗れざる者たち」に決定しました。
また、主題歌については、加藤登紀子さんによる書き下ろし「風歌 KAZEUTA」に決まりました。
1月2日 夕方5時から一挙7時間の放送です。撮影も順調に進んでおります。是非ご期待ください。
続きまして、うれしいニュースのご報告です。
10月22日に、東京ドラマアウォード2012の表彰式が行われ、「明日をあきらめない...がれきの中の新聞社~河北新報のいちばん長い日~」が単発ドラマ最優秀賞を受賞しました。また9月には、ドラマスペシャル「親父がくれた秘密~下荒井5兄弟の帰郷~」がギャラクシー賞 2012年9月度月間賞を受賞しました。このようないいドラマを作っていくことが我々放送局の使命でもあると感じております。今後は視聴率も獲得していけるよう、現場にはさらに発破をかけているところです。
<営業関連>
9月は、タイムが前年同期比+2.2%、スポットは同+1.1%、タイム・スポットの合計で同+1.9%でした。スポットはやや厳しさが出てきており、東京地区は前年に届かなかったようですが、そんな中、テレビ東京は何とか踏ん張ったと言えます。しかし、この先は相当厳しくなりそうな状況です。外部環境の好転ばかりを頼みにせず、新しい顧客開拓も含め、対応を検討しているところです。
<事業・コンテンツビジネス関連>
(井澤昌平常務取締役)
10月4日に記者発表会を行いましたが、テレビ東京は、プラネタリウムクリエーター大平貴之氏の企画プロデュース、宇宙航空研究開発機構(JAXA)協力のもと、世界で初めての移動式大型宇宙体感シアター、 アットホーム株式会社協賛「SPACE BALL」を開発いたしました。12月15日(土)の東京国際フォーラムを皮切りに、世界に誇るMEGASTARの最新機能と、超高解像度映像がおりなす圧倒的な宇宙空間を体験できるイベントを全国展開いたします。
続きまして、10月6日に公開になりました「アウトレイジ ビヨンド」についてですが、10月24日までの興行成績が興収10.9億円、動員83万4千人と、おかげさまで大ヒットを記録しています。ヒットの要因としましては、北野監督および豪華出演者の皆様がテレビ番組を始め、雑誌、web等各種媒体で精力的に宣伝協力してくださったこと、公開直前にテレビ東京で放送した前作の「アウトレイジ」が、高視聴率(10.2%)を取り、認知を高めたこと、前作では少なかった女性層が一気に関心を持ってくれたことなどが挙げられます。このままの勢いで記録を伸ばしていきたいと考えています。
Q.テレビ東京では、番組でも「宇宙ニュース」をやっているが、宇宙に関するニーズが充分にあるという判断での「SPACE BALL」か?
A.(島田昌幸社長)
日本の宇宙への関心はまだまだ根強いと考えており、テレビ東京としては子どもたちや若い方たちに、宇宙への関心を持ってもらうということを開局50周年の1つのテーマにしたいと思っています。そういった意味で、この「SPACE BALL」もその一つの軸として展開していきます。
<アニメ関連>
劇場版『イナズマイレブンGO vs ダンボール戦機W』が12月 1日(土)から全国東宝系にて270館規模で公開になります。こちらは男児を中心に大人気の2大アニメが初のコラボレーションを行った作品です。入場者プレゼントには、映画史上初の斬新なプレゼントを企画しました。バンダイナムコゲームスが開発した、アニメやゲームのキャラクターと電話を使って会話ができる新サービス「ボイスワールド」のシステムを使ったプレゼントで、シリアルナンバー入りのカードを全国の映画館で先着55万名様に配布いたします。16社が共同出資し、大規模なプロモーションを展開して盛り上げていきたいと考えております。是非ご期待下さい。
<その他>
Q.先日、ビデオリサーチから、Twitter上でのテレビ番組への反応を測る指標の整備に取り組み始めることが発表されたが、どのように考えているか?
A. (島田昌幸社長)
Twitterの上手な利用は、番組のリアルタイム視聴を増やすという意味では非常に大事なことだと考えており、テレビ東京としても様々な取り組みをしています。各社とも同様の取り組みをしている中、そこにビデオリサーチが目を付けられるのは当然のことだと思います。
≪会見者≫
代表取締役社長 島田 昌幸
専務取締役 編成局、制作局、ドラマ制作室、報道局、スポーツ局担当 辻 幹男
常務取締役 広報局、グループ戦略局、新規事業推進室担当 三宅 誠一
常務取締役 コンテンツビジネス局、事業局、アニメ局担当 井澤 昌平
編成局長 井上 康
広報局長 狐﨑 浩子
広報局次長兼広報部長 澤田 寛人