定例社長会見2013年2月

島田社長2月定例会見

<編成関連>
1月クールの視聴率は、第8週終了時(~2月24日)で、GH7.1%(前年比+0.5p)PT6.7%(同+0.5p)、全日3.1%(同+0.2p)と、今のところ順調に推移しています。年末年始が好調だったことに加え、「木曜8時のコンサート~名曲!にっぽんの歌~」、「和風総本家」などレギュラー番組が好調で、視聴者の皆様からご支持いただいていることを実感しています。
深夜番組でも1月クールにスタートした「YOUは何しに日本へ?」が堅調な視聴率を獲得しています。また、全日帯では16時から放送している「L4YOU!」も好調で、昨年のキャスター交代から、ここにきて大きな手応えを感じているところです。4月も引き続き、こういったレギュラー番組にも力を入れていきたいと思っています。

そのほか、期末に向けての特番として、
「ハレバレとんねるず 略してテレとん」の第2弾(3月11日)や、「ヒューマンドラマスペシャル ぱじ ~ジイジと孫娘の愛情物語~」(3月27日)、震災関連特番「田舎に泊まろう!震災再会スペシャル」(3月10日)などを放送します。なお、震災関連企画としては、このほかにも「ガイアの夜明け」、「カンブリア宮殿」などでの特集、第8回日本放送文化大賞テレビ部門グランプリを受賞した「明日をあきらめない...がれきの中の新聞社~河北新報のいちばん長い日~」の再放送(3月9日)を予定しています。

この4月編成では、主に3点を中心に考えています。
まず、4つの曜日でGH帯の番組を18時30分から放送します。「30分早いスタート」ということで、「他局と差別化」をした「テレビ東京ならでは」の編成で、GH帯の視聴率のさらなる強化を目指したいと思います。
そしてもうひとつは、「BSジャパンとの連携」です。
そこで4月の新番組として「ヨーロッパ水風景」を月曜~金曜の昼11時35分からベルトで放送します。この番組はBSジャパンと連動した番組となっています。
さらに、これらを通して3つ目として、この4月改編を50周年期間への整地作業と位置付け、10月以降の50周年期間に臨んでいきたいと思っています。2011年の10月以降、「原点回帰」を旗印にやってまいりましたが、50周年を踏まえ、さらに一歩進むための体制作りをこの4月クールに始め、ここで基礎体力をさらに高めて10月以降の50周年期間に突入したいという狙いです。

なお4月からニューヨーク赴任になる大江麻理子アナウンサーの後任についてお知らせします。
「出没!アド街ック天国」は現在、「ウイニング競馬」を担当している須黒清華アナウンサー(2007年入社)が後任となります。
「田勢康弘の週刊ニュース新書」は、現在「ペット大行進!ど~ぶつくん」などを担当している繁田美貴アナウンサー(2007年入社)が後任を務めます。
後任の2人も、頑張ってくれると思いますので、どうぞご期待ください。

4月クールの新番組については、深夜帯で、新しいグルメ系ドラマ「めしばな刑事タチバナ」(水曜23:58 4月10日スタート)が始まります。10月クールに放送し、ご好評をいただいた「孤独のグルメSeason2」のグルメ系ドラマの延長線上で生まれた番組です。
そのほか、ドラマ24「みんな!エスパーだよ!」(金曜24:12 4月12日スタート)、「ヴァンパイア・ヘヴン」(金曜24:52)などの新ドラマもスタートします。"深夜のテレ東がおもしろい"との期待に沿うような番組を編成しました。是非ご期待下さい。

Q.家族視聴が増えているという調査結果が出ているようだが、テレビ東京の番組作りにとってどのような影響があるか?
A.我々は「ペット大行進!ど~ぶつくん」、「お金がなくても幸せライフ がんばれプアーズ!」、「土曜スペシャル」、「日曜ビッグバラエティ」など、従来から"家族みんながお茶の間で楽しめる番組作り"をテーマにやってきており、テレビ東京にとっては良い傾向だと思います。

<編成関連/ BSジャパン> 
(BSジャパン永野健二社長)
2013年度から展開する局PRキャンペーンについてご説明します。
このキャンペーンのキャッチコピーは「そこ、掘り下げます。」です。BSジャパンとしては、かなり大きな予算を組み、このキャッチコピーをキーワードに、これまでにない大規模なキャンペーン展開で積極的にアピールしていきたいと思っています。「そこ、掘り下げます。」は、この4月改編のテーマでもあり、あらゆるところでこのキャッチを使い、"他のBS局との差別化"を目指したいと考えています。

この4月改編は、ゴールデンタイム72%、プライムタイム75%、全日42%と思いきった改編率で、新しいBSジャパンのイメージを出していくことを考えています。その中でポイントが2つあります。
ひとつには、日経グループとしていろいろな意味での連携をし、それと同時にテレビ東京と一体となって番組を作りたいということです。

まず、日経グループとの連携としては、月曜~金曜の22時から生放送の経済ニュース番組
「BSニュース 日経プラス10」をスタートします。
昨年春から「7PM」という番組を放送していますが、時間帯も発展的に22時に移行し、経済ニュース中心の番組を作ります。日本経済新聞社のメディアグループの一員として、新聞・テレビ・ネットというメディアを柔軟に組み合わせ、正確で有益な経済情報を発信したいと考えています。これはBSジャパンの"差別化"というキーワードの最重要戦略であると考えています。キャッチコピー「そこ、掘り下げます。」は、この新番組「日経プラス10」の番組コンセプトでもあります。
日本経済新聞社、日経BP社、日経CNBCの日経グループ各社、テレビ東京とBSジャパンが協力して制作する、BSジャパンならではの深く掘り下げた、新しい形のニュースショーをお届けします。是非ご期待いただければと思います。
なお、メインキャスターについては、各局で活躍した女性アナウンサー3人、小島慶子さん、政井マヤさん、神田愛花さんに日替わりで登場していただき、アシスタントとしてテレビ東京の前田海嘉アナウンサーが毎日出演します。日本経済新聞の論説委員や記者を迎え、毎日様々なテーマを掘り下げてお伝えします。第一線で活躍するビジネスマンや社長クラスのゲストの登場なども、いろいろな形で実現したいと思っています。

また、テレビ東京との連動として、新番組「ヨーロッパ水風景」もご期待いただきたいと思います。BSジャパンで、まず日曜19時から2時間の枠で放送し、その翌日から、テレビ東京の平日昼の枠で、1時間ベルト番組を5曜日放送します。第1回目は、女優の檀れいさんがイタリアを、第2回目は、かたせ梨乃さんがフランスを旅します。出演者は毎週変わります。テレビ東京との連動効果が大いに期待できる、新しい紀行番組を目指しております。

今年は、大幅な改編、キャンペーンの実施などを行うことで、BSジャパンを広くアピールしていきたいと思っています。地上波と同じ名称がついた他のBS局に比べると、BSジャパンは若干認知度が低いと感じています。BSジャパンがどんな局か、視聴者の皆様、メディアの皆様、スポンサーの皆様など幅広く多くの方にBSジャパンを知っていただき、好きになっていただく、これが今年の大きなテーマであり、認知度を上げていくことで、接触率、売上を伸ばしていきたいと考えています。

Q.「BSニュース 日経プラス10」は、「ワールドビジネスサテライト」と放送時間が近接しているが差別化は?
A.(永野健二社長)
日経の電子版と連動した形で、ニュースを掘り下げていくという点で差別化が期待できます。テレビ東京グループの経済番組の強化につながるような番組作りになればよいと考えています。
  (島田昌幸社長)
テレビ東京の22時台の「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」「未来世紀ジパング」といった番組の裏番組になりますが、日経編集局との連動という意味では差別化が出来ていると思います。他局のグループに負けない充実した経済報道番組をグループとして作っていきたいと考えています。

<新規事業関連> 
(島田昌幸社長)
テレビ東京は4月より、大学生向けにデジタルサイネージを活用した新しい情報提供サービスを開始します。関東圏、約100のキャンパスで、テレビ東京のニュースや学生向け情報提供サイネージ「タダコピチャンネル」通称「タダch(チャン)」を展開します。
具体的には、㈱オーシャナイズが運営する広告発信媒体「タダコピ」の複合機に、通信回線でつながれた大型ディスプレイを設置、テレビ東京のニュースや学生向けのオリジナルコンテンツを配信します。「タダコピ」とは、コピー用紙の裏面を広告とすることで、コピー料金を無料にするというサービスです。
このデジタルサイネージというのは、放送やネット配信とは違う形で我々の情報の収集・分析・発信機能を展開する新しいビジネスのスタイルだと思っております。大学生向けにいろいろな情報伝達をしながら、そこにCMもつけていくことで新たなクライアントの開発にもつなげていきたいという狙いです。

Q.「タダch(チャン)」のオリジナルコンテンツとは?またエンタメ要素とは?
A.㈱オーシャナイズと共同で、政治・経済・文化を中心としたオリジナルコンテンツをこれから制作していきます。また、学生と共同でエンタメ要素のあるオリジナルコンテンツも制作する予定です。学生のみなさんが我々メディアに対して提案をしてきてほしいと期待しておりますし、また、学生のみなさんとつながるツールを持つことにもなると考えています。

<営業関連> 
1月の実績は、タイムが前年同期比-2.4%、スポットが同+4.9%、タイム・スポットの合計で同-0.4%でした。タイムはまだ苦戦をしていますが、ここにきて株高、円安と産業界が少し明るさを取り戻してきたこともあり、経済に強いテレビ東京のタイムテーブルを評価していただいている金融・保険関連スポンサーの出稿増に加え、不動産、車、飲料なども好調でした。

<映画関連>
(井澤昌平常務取締役)
「舟を編む」が4月13日(土)に丸の内ピカデリーほか全国で公開になります。
本作品は、文部科学省の特別選定、また、映倫の年少者映画審議会の推薦をいただきました。2012年本屋大賞第1位の話題作、三浦しをんさんの「舟を編む」の映画化です。2012年に最も売れた小説で、現在66万部、公開まで、まだまだ部数が伸びそうです。
15年の歳月をかけ辞書を編集する人たちの、言葉と人への愛を謳うエンタテインメント作品です。松田龍平さん、宮﨑あおいさん、オダギリジョーさんなど豪華キャストでお送りします。本作品はテレビ東京が幹事の作品であり、社内横断プロモーションにも大変力が入っております。
また、作品にちなんで"辞書"をテーマにしたバラエティ番組を放送しています。
1月クールでは「来たれ!辞書部」を毎週日曜26:15から放送中です。また、「ソロモン流」でも、石井監督に密着取材を行っています(放送日未定)。さらに、BSジャパンでは3月23日(土)21時から「知られざる国語辞書の世界」を放送予定です。
マスコミ試写の評判も大変良く、毎回人が溢れる状況が続いていると聞いています。

様々なコラボレーションも進行中です。電通のキャラクター「はこいりねこ」と「舟を編む」のコラボCMなども放送を予定しています。また、朝日新聞社による「食と言葉を編む」トークショー(3月8日)や「辞書を読む」トークショー(3月10日/東京、3月16日/大阪)なども予定されています。

製作委員会に関しても、今回、系列局のテレビ大阪のほか、朝日放送・読売テレビと、関西エリアの3局が一緒に製作委員会に参画しています。このようなケースは業界でも珍しく、それだけ、この原作・企画に対して期待が高いということだと思っています。
系列の垣根を越えて、映画を盛り上げていきたいと思います。

<コンテンツビジネス関連>
(井澤昌平常務取締役)
「ワールドビジネスサテライト」から関連書籍が発売されます。リレー形式でゲストがお薦めの一冊を紹介する人気コーナー「スミスの本棚」の書籍・第2弾を3月14日(木)に発売いたします。ご期待ください。

<その他>
Q.大橋未歩アナの病状はどうか?
A.あせらずじっくり静養し、心身ともにリフレッシュして万全の態勢で戻ってくるようにと言っています。本人からも"会社の同僚などから大変励まされてうれしい、あらためていい会社だと思った"といったメールが来ました。


≪会見者≫
代表取締役社長 島田 昌幸
BSジャパン代表取締役社長 永野健二
専務取締役 編成局、制作局、ドラマ制作室、報道局、スポーツ局担当 辻 幹男
常務取締役 広報局、グループ戦略局、新規事業推進室担当 三宅 誠一
常務取締役 コンテンツビジネス局、事業局、アニメ局担当 井澤 昌平
編成局長 井上 康
広報局長 狐﨑 浩子
広報局次長兼広報部長 澤田 寛人