定例社長会見2013年3月
<編成関連>
1月クールは、第12週終了時(~3月24日)で、GH6.9%(前年比+0.5P)、PT6.6%(同+0.6p)、全日3.0%(同+0.1P)でした。12年度もあと1週を残すのみとなり、期末特番編成に入り、堅調に推移しています。
「主治医が見つかる診療所」が3月18日に12.9%、「出没!アド街ック天国」が3月9日に 12.5%など、レギュラー番組がここのところ頑張ってくれました。特別番組では、大原麗子さんの生涯を描いた「女優麗子~炎のように」(3月6日)が9.5%を獲得しました。また、3月27日に放送した「ぱじ~ジイジと孫娘の愛情物語」も9.3%ということで健闘したと思います。
下期に関して言えば、年度に掲げた目標「ゴールデン7%」「プライムタイム6.2%」「全日3%」を3部門ともクリアすることがほぼ確実となりました。今年度のトータルでは、上半期がやや力不足だったこともあり、GHと全日がやや目標に足りませんが、下期が目標値に達したということでいえば、新年度に向けていい発射台になっているなというところです。
4月改編は「みんなで元気に!」というテーマを掲げ、取り組みました。
これまで「原点回帰」や「テレビ東京らしさ」ということでやってまいりましたが、ここでもう一歩進め、視聴者の皆様に番組を通して『活力』『癒し』『感動』を届けていく、そして『みんなが元気』になり、『テレビ東京も元気』になる、そのように願っているところです。
大きなポイントとなっている"他局と差別化された番組編成"としては、月・火・金・土の19時枠の番組を18:30スタートとし、ゴールデンタイムの視聴率アップを目指します。
また、ゴールデンタイムでの新番組として、現在、水曜深夜に放送をしている「YOUは何しに日本へ?」を月曜18:30にラインナップします。この番組は2月13日放送の回が、ギャラクシー賞2013年2月度月間賞に選出されるなど嬉しい評価をいただいており、今後に大いに期待をしたいところです。
次に、新年度の深夜番組の新たな宣伝展開についてお知らせいたします。
4月改編で大きく様変わりをする深夜番組をPRすべく、Facebook上での拡散を狙った宣伝キャンペーンを展開します。
「Kolor(カラー)」という3月28日運用開始のiOS向けアプリを使用し、居住地域や性別、興味などで絞り込んだユーザーを狙って効果的にFacebook上で番組のスタートを告知します。このような新たな試みには、前向きにチャレンジしていきたいと思っています。是非話題にしていただければと思います。
次に、大江麻理子アナウンサーのNY赴任に伴い、大江アナが担当していた「宇宙ニュース」の4月からの新体制が決定いたしましたのでお知らせします。
番組の司会を、JAXA宇宙飛行士の野口聡一さんが引き受けてくださいました。3年前のジルベスターコンサートに野口さんがゲスト出演していただいたのが、「宇宙ニュース」を立ち上げるきっかけとなりました。現役の宇宙飛行士がレギュラーで司会を担当するのはおそらく世界で初めてということです。
様々なニュースに対して的確な解説をして下さるということ、野口さんのツイッターには48万人ものフォロワーの方々がおり、番組の発信力も強まる、ということを期待しています。
さらに、アシスタントとして狩野恵里アナウンサー(2009年入社)も加わり、全国から宇宙のネタをリポートします。引き続き、新たな「宇宙ニュース」にもご期待をいただきたいと思います。
スポーツ関連でも、ひとつお知らせがあります。
サッカー日本代表・香川真司選手が所属するイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが7月に来日し、香川選手の古巣・セレッソ大阪と対戦します。7月26日(金)に行われるこの試合をテレビ東京系列で地上波独占生中継することが決定しました。キックオフは19時の予定です。どうぞご期待ください。
Q.4月編成の目玉として、19時枠の番組を18:30スタートにして、60分番組の枠を90分枠にするということだが、30分間延びした内容になるのではないか?どうやって充実させるのか?
A.毎週、特番に取り組む意気込みで番組を作り込んでいくつもりです。30分早めにスタートして視聴者をつかみ、20時台にもっていきたいと思います。中身も予算も充実させます。
<営業関連>
2月は、タイムが前年同期比-1.8%、スポットが同+4.1%、タイム・スポットの合計で同±0.0%でした。12年度の累計では、タイムが前年同期比+2.0%、スポットが同+6.2%、タイム・スポットの合計で同+3.3%でした。
タイムは深夜番組のローカルセールスで少し苦戦をしていますが、それをネットレギュラーと特番でカバーをして前年売上まで積み上げることができました。去年の12月頃からスポットセールスが、東京地区全体に比べて健闘しており、2月も東京地区が前年割れの97.7%であったのに対し、テレビ東京は104.1%と頑張ってくれました。1月に引き続き、TXシェアの高い金融・保険関連スポンサーから大型出稿をいただいたほか、「出版」「携帯ゲーム」なども好調でした。2月までの年度累計でも、東京地区102.1%に対し、テレビ東京は106.2%と健闘しています。番組力の向上と営業とがよい流れになってきているなと感じています。
<映画関連>
(井澤昌平常務取締役)
「舟を編む」がいよいよ公開まで2週間となりました。
4月13日(土)に丸の内ピカデリーほかで全国公開になります。
3月20日には、スペースFS汐留にて、テレビ東京主催で、東日本大震災復興チャリティー試写会を行いました。この試写会には、秋篠宮ご夫妻も御臨席されました。
チャリティー試写会という事で、館内には募金箱を設置させていただき、来場の皆様からの募金は『東日本大震災TXN災害募金』より、日本赤十字社経由で被災地の方々に寄付いたしました。さらに、被災された福島県の高校生をご招待し、映画を楽しんでいただきました。
当日は、松田龍平さん、宮﨑あおいさんも会場で両殿下と共に映画を鑑賞し、上映後には両殿下との懇談の場があり、和やかな雰囲気となりました。
映画を盛り上げるべく、連動番組やメイキング特番も続々登場しています。
キャストのレギュラー番組へのゲスト出演のほか、原作者の三浦しをんさんが「ワールドビジネスサテライト」の『スミスの本棚』に出演、「ソロモン流」では石井裕也監督に密着いたします。
1月クールで放送中の「来たれ!辞書部」では番組連動イベントも決まりました。4月10日(水)19:00から、下北沢の北沢タウンホールで、番組出演者がスタジオを飛び出し"公開辞書作り"に挑戦します。
テレビ東京幹事のこの作品、一丸となって盛り上げていきたいと考えています。
皆様、ご支援の程、よろしくお願いいたします。
<その他>
Q.スカイツリーへの移転についてそろそろ規模感もつかめてきたのでは? 5月移転については?費用は?
A.3月27日(水)までにコールセンターにいただいたお問合せのうち、要対策件数は約6万5千件。3月に入り、受信テストを拡大したことで、より多くの視聴者の皆様からご連絡をいただいており、受信対策工事を鋭意進めているところです。我々としては5月頃に何としてでも移転したいと思っています。費用の算出については、我々も早く詰めたいところですが、それにはもう少し見極めが必要で時間もかかると思います。
Q.4K・8Kの普及のイメージについてどう考えるか?
A. テレビは今後各メーカーで開発され、徐々に増えていくかもしれませんが、家庭に普及するようになるには少し時間がかかるのではないでしょうか。まずは価格の問題があり、さらにサイズの問題もあります。2014年から開始するとされている国内での4K放送は、CS放送を使ったものであり、地上波での放送は具体的な検討にも入ってきていない状況です。
Q.シンガポールで開局した「HELLO! JAPAN」やタイ「国際ドラマフェスティバル(Jシリーズ・フェスティバル)」への参加など、海外展開について地元の反響は?
A.こういったマーケットに積極的に展開していく意味はあると手応えを感じています。テレビ東京は、アニメについては海外展開でかなり経験を積んでいるという自負があり、それらの実績や経験を突破口に、今後もいろいろな展開を考えていきたいと思います。
≪会見者≫
代表取締役社長 島田 昌幸
専務取締役 編成局、制作局、ドラマ制作室、報道局、スポーツ局担当 辻 幹男
常務取締役 広報局、グループ戦略局、新規事業推進室担当 三宅 誠一
常務取締役 コンテンツビジネス局、事業局、アニメ局担当 井澤 昌平
編成局長 井上 康
広報局長 狐﨑 浩子
広報局次長兼広報部長 澤田 寛人