きょーくん&きょーちゃんのノーコンキッド必勝法

国内史上初、ゲームをテーマにしたドラマ『ノーコン・キッド』では、毎週ゲームマニアなら「おっ!」と思わせる仕掛けをたくさん取り入れています。「でも、そんなにゲーム詳しくないからよくわかんないな……」という方のために、『ノーコン・キッド』を256倍楽しく見るための必勝法をマスコット・キャラクターの「きょーちゃん」が教えてくれるコーナーです!

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「スーパーファミコン」 任天堂 1990年11月21日発売

後発のメガドライブやPCエンジンに表現力で劣るものになってしまったファミコンの発売から7年、満を持しての登場となった『スーパーファミコン』は、CPUが16ビットになり、使える色数も50色強から3万色にアップ、画面の回転、拡大縮小機能の搭載、音楽機能は生音に近づいたソニー製のサンプリング音源の採用など、初代ファミコンに比べるとすべてが「スーパー」で、まさにゲームは新しいステージに到達した感があった。同時発売ソフトは劇中でも登場する『スーパーマリオワールド』と近未来レースゲームの『F-ZERO』。間髪を入れずに翌月にはサードパーティから『グラディウスIII』や『アクトレイザー』、任天堂からは『パイロットウイングス』と、スーパーファミコンの性能を活かしつつ面白いゲームが発売される。このころのゲーム機販売はまだまだ現在のように予約制度の統制がとれておらず、劇中同様品薄状態が続いていた。ちなみにスーパーファミコンの国内最終出荷台数は1717万台。出荷完了が1997年。2000年における日本の世帯数は4678万世帯と、3世帯に1台は所有していた計算になる。

「あのノートがあれば」

第五話で衝撃的な出会いをしたキッドのパートナー、野々村。番組冒頭と最後の2013年パートでは電話で誰かを怒鳴るようなキャラになってしまっているが、このときに彼が探しているのが「あの攻略ノート」。6話のM.A.R.S.社設立のときにキッドが段ボールから奪い取った、『ゼビウス』の攻略が記されたノートである。このノートにキッドは何か秘密を託しているようだが……? ちなみにM.A.R.S.社とは、『ゼビウス』の制作者の一人である・遠藤雅伸氏著の小説『ファードラウト』に登場する、地球側の研究機関の名前から。「ガンプ研究所」は同じくゼビウス星にある生体コンピュータの名前。共同経営でこの名前を採用するということは二人はずいぶんな仲良しであったと推測されるが……。

「アンディ・ウォーホル」

女性誌の編集者となった高野が木戸からのアイデアでもらった企画を編集長に説明する時、例に出した60年代からNYを拠点に活躍したポップアートの巨匠。キャンベルスープやミッキーマウスなどをシルクスクリーンの版画作品として発表したことで有名。高野が語るパックマンのシルクスクリーンは、正式には彼の弟子であるルパート・スミスと共作した作品。そんなパックマンは、2012年にNY近代美術館へ商業ゲームとしては初めてアートとして収蔵された作品の一つに選ばれた。

「マリオのヒップホップ」

高野が海外で評価されるゲームの一例としてあげたのは、イギリスを代表するトラックメーカーSIMON HARRISがAmbassadors of Funk featuring M.C. Mario名義で英国ニンテンドーから92年に正式許可を得てリリースした「Super Mario Land」のこと。当時、英国ダンスチャートを賑わせて話題に。ただ高野が当時、既に知っていたのはクラブDJがプロモ盤でかけていたのを聞いたからか? その後、93年に日本の任天堂から正式な許可を得てGMOからアルバム「Super Mario Compact Disco」を発売。この正式リリースに尽力した一人はSIMONの友人、ゲームフリークの田尻智だった。

「東京G2ナイトグルーヴ」

高野が木戸からのアドバイスを受け女性カルチャー誌「f-nation」の企画としてクラブをステージにゲームとストリートファッションの融合を目指したイベント名。「G2」とは「Girl」と「Game」の二つをミックスするという意味である。もちろん当時、現実にこんなイベントは行われていない。80年代に伝説のクラブで貴重な体験をした高野が、あの夜から影響を受け思いついた願望の一つである。ただし現実には、東京ゲーマーズナイトグルーヴ(TGNG)というイベントが原宿で密かに始まっていた。DJとして砂原良徳も参加し、客として草野剛や田尻智、渡辺浩弐なども現れる社交場だった。ちなみに今回のイベント・ロゴを実際にデザインしてくれたのは、電気グルーヴやWIREなどのVJでも知られるデザイナーDEVICEGIRLSの和田一基である。また同クラブイベントのシーンでは、当時のTGNGメンバーやファッション・デザイナーでミュージシャン、モデルとして活躍するMEGにも取材協力を依頼している。

「スチャダラパー」

高野が企画した「東京G2ナイトグルーヴ」のシーンでかかる「スチャダラパーのテーマpart2」を産んだ日本を代表するラップグループ。88年結成。90年、元プラスチックスの中西俊夫が主催するレーベルMAJOR FORCEから同曲も収録された「スチャダラ大作戦」でデビュー。当時からゲーマーとして知られ、91年には「ゲームボーイズ」というゲーマー賛歌の名曲を発表。同曲は、後に歌詞を変更『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』のCMで使用され話題に。また94年には、小沢健二と組み「今夜はブギー・バック」をリリース。90年代を象徴するサブカルチャーの一つ渋谷系を代表するグループである。

「ステレオタイプ」

「東京G2ナイトグルーヴ」のラストシーンでDJとしてブースにいる二人。メンバーは、本作品で音楽を担当する砂原良徳と原案・脚本の佐藤大。ただし、現実ではDJ活動やライヴを二人でしたことは一度もない。正式デビューとなったのは、93年の小林亜星のCMソングをトリビュートしたアルバム「人間みな兄弟」。94年にはゲームフリークが発売したゲーム「パルスマン」のサントラ「エレクトレース パルスマン」をリリース、以後は活動していない。ちなみに登場した二人が着ているのは、90年代当時のテクノシーンで人気だったインディーズブランド「グラフィック・マニピュレーター」と「アナーキック・アジャストメント」である。

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