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第412回 放送番組審議会報告 2016年11月10日(木)開催

局側から一般業務報告、編成報告及び特別番組報告、視聴者対応報告

審議の主な内容

『テレビ東京 六本木3丁目移転プロジェクト
金曜8時のドラマ 石川五右衛門 初回2時間スペシャル』
(2016年10月14日放送)合評

【委員】歌舞伎と時代劇双方の要素が取り入れられ、歌舞伎ファンでなくとも海老蔵さんを魅力的に感じるのではないか。ただ、石川五右衛門の勧善懲悪とは貧しくて困っている人に金持ちから盗んだ金品を与えて助けることのはずなので、金をただばら撒くような部分には違和感を覚えた。

【委員】満月にコウモリ型の凧で空に上がって行くシーンはバットマンをも彷彿とさせ、番組の世界観を象徴していたように思う。海老蔵さんの所作にはやはり惚れ惚れさせられるが、キメの場面がやや多過ぎるのでは。ヒーローものという狙いからか、大人向きのドラマではない気もする。

【委員】海老蔵さんのファンは雰囲気だけで楽しめるのかもしれないが、あっさりし過ぎており、飲み口は良いが飲み応えのないワインのようだった。「必殺仕置人」「必殺仕事人」のような雰囲気がある部分は良いし、面白い工夫もされてはいるが、さらりとし過ぎていて期待外れだった。

【委員】あくまでも海老蔵さんの存在があっての番組。自ら買って出てくれただけのことはある。屋根裏の糸電話やコウモリ型の凧などエンターテインメント性があり、現代的要素もあるがゆえに堅苦しさが取れてスッと入ってくる。茶々と秀吉など周囲の人間関係も含めてストーリーも面白い。

【委員】テンポが悪く、ストーリー性が弱い。活劇なのか歌舞伎の様式美を求めているのか、ドラマの性格付けが曖昧だ。海老蔵さんは1人対2000人の歌舞伎の世界を演じているが、テレビは1対1のコミュニケーション。ゆえに歌舞伎の演技はテレビでは非常に浮いて向かないと思う。

【委員】海老蔵さんには賛否両論あろうが、やはり格好良い。彼の芝居が國村隼さん、山田純大さんなどの存在を光らせる面もあるだろう。4K撮影ゆえに衣装やメイクの美しさは素晴らしいが、同時に大変だろうと思う。痛快娯楽時代劇として見れば大人も子どもも楽しめるドラマなのでは。

【委員】テンポが悪い。アニメ的な要素が強いところは年配者からは敬遠されるのではないか。一方で映像は非常にきれいで海老蔵さんの表情や所作も大変美しかった。海老蔵さんのファンは非常に楽しいと思うだろうが、物語や演技、役回りに期待して見る者にとっては少々物足りなかった。

【委員】エンターテインメント性や笑いと涙の人情のような部分が出てはいるが、それはまさに昔、神社の境内を巡回していた紙芝居を思い出させるようなものでしかなかった。勧善懲悪の話は分かりやすいとはいえ、テレビで歌舞伎調の演技を見せられるとやはり少々違和感を覚える。

【委員】石原監督の画作りはさすがだ。ただ、全体的にはドラマの要素が少ないのに無理に2時間に引き伸ばしたようなテンポの悪さを感じた。五右衛門と秀吉が茶々を間に対峙する構図に絞るのは良いが、その対決姿勢がいつどこで芽生えたのかがわかる独自の要素を取り入れて欲しかった。

【局】海老蔵さんの歌舞伎調の芝居は、五右衛門の五十日鬘やメイクを活かすうえではどうしても必要との判断をした。一つの賭けでもあったが、今のテレビの作品の中では非常に珍しく、馴染みの無いものなので視聴者にやや違和感を抱かせることになったのかもしれない。

出席者

【委員】後藤委員長、木村副委員長、北原委員、城戸委員、坂井委員、芹川委員、萬田委員、矢田委員

【局】髙橋社長、井澤専務、太田取締役、武田取締役、長田編成局長、井上制作局長、吉次報道局長、髙橋スポーツ局長、山鹿編成局ドラマ制作局プロデューサー、大岡番審事務局長

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第411回 放送番組審議会報告 2016年10月7日(金)開催

局側から一般業務報告、編成報告及び特別番組報告、視聴者対応報告、4月~9月放送番組の種別と放送時間量

審議の主な内容

『六本木3丁目移転プロジェクト ドラマスペシャル 宮部みゆきサスペンス「模倣犯」』
(2016年9月21日、22日放送)合評

【委員】宮部さんの本を脚本家がよく料理した。長いドラマだが、途中で中だるみせず前後編とも一気に見ることができた。脚本も監督も役者もプロが結集するとこのような良い作品が出来るという見本のようなドラマであり、大変好感が持てた。

【委員】通常のドラマはリアリティの部分がいつも気になって指摘してきたのだが、今回のドラマは荒唐無稽なストーリーでありながら、細かいことや専門的な手続きなど全く気にならずに入り込めた。登場人物の多さを追いかけるのは大変だが、集中して楽しめた。

【委員】俳優陣の中で特に橋爪功さんの演技は迫力があり、犯罪被害者の悲しみを描写するシーンが心に染みた。また働く女性が抱える問題を描く中で、壊れかけた夫婦の絆が戻る様子も救われる思いがした。思う人、思われる人がいれば人間は前に進めるという終わり方も良かった。

【委員】どうして凶悪な犯罪者が生まれたのか、そのルーツを探っていく点と点が線になり、線が並んで面となるというミステリーの王道を行くドラマだ。また、テレビで公開生放送をするシーンの表情とその変化は秀逸。ドラマを見てまた原作を読み直してみようと思わされた。

【委員】橋爪功さん演じるお豆腐屋さんが毎日豆腐を作り続ける姿勢には人間の強さと温かさを感じる。彼の一家を含め、それぞれの家庭が壊されていくが、知能犯の男にも隠された過去がある。それらが絡み合いながら展開されていくストーリーは興味深い。是非再放送を。

【委員】難し過ぎてついていけない人もいたのではないか。テレビというメディアの特性からすると、それほど集中して見ていない人も多い。ドラマとしては完成度が高いが、作る側の論理と見る側の論理は違う。そういう意味で再放送により理解を深める視聴者もいるのではないか。

【委員】人物を丁寧に描いており、それに応える役者さんの演技も素晴らしかった。橋爪功さんの最後の演技には泣かされ、また岸部さん演じる刑事の「もう、うんざりだ」という台詞も素晴らしかった。1時間ずつ1週間に渡って流すような放送スタイルもあって良いのでは。

【委員】非常に面白かった。この「模倣犯」だけでなく移転プロジェクトのスペシャルドラマは3本とも見た。「望郷」も面白かったが、「巨悪は眠らせない」は全体的なストーリーはわかるものの細かい部分がわかりにくかった。ドラマへの期待度は高いので今後も良質のドラマを作ってほしい。

【委員】現実に猟奇殺人や劇場型犯罪は起きており、犯罪報道を行うメディアのスタンスと存在意義、役割、功罪が問われている。「模倣犯」はメディアに対する様々な問題提起を包含しており、この作品をテレビドラマ化した姿勢に賛同する。

【委員】平凡な日常やつらい現実に耐えられない人間の弱さと、現実に正面から向き合う人間の強さのコントラストが印象的。日常を奪う権利は誰にもないというメッセージが強く残る。ドラマによってメディアのあり方や犯罪予防の重要性を訴えたことは非常に意義深い。

【局】文庫本5冊分の複雑な原作をドラマ化するに当たり、ルポライターと豆腐屋さんと犯人の3人に軸を絞った。またキャスティングについても非常に気を配った。原作からするともう少し重厚な作りにする選択もあったが、今回はスピード感やテレビ的であることを意識した。

出席者

【委員】後藤委員長、金子委員、北原委員、城戸委員、坂井委員、芹川委員、萬田委員、矢田委員

【局】髙橋社長、井澤専務、太田取締役、武田取締役、長田編成局長、井上制作局長、吉次報道局長、髙橋スポーツ局長、中川編成局ドラマ制作局プロデューサー、大岡番審事務局長

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第410回 放送番組審議会報告 2016年9月8日(木)開催

局側から一般業務報告、編成報告及び特別番組報告、視聴者対応報告

審議の主な内容

『モーニングチャージ!』
(2016年8月2日、3日放送)合評

【委員】短い時間に情報がコンパクトにまとめられている。特集で紹介されていた器具などは大変興味深いものだっただけに価格も教えて欲しかった。天気情報もテロップで短時間に伝えるのは良いが、天気やスポーツなどの情報が必ず決まった時間に流れるように是非工夫を。

【委員】最初のラインナップでその日、その週のニュースがまとめられていてわかりやすい。企画のチョイスも良い。ランキングコーナーも朝の忙しい時間帯にはテンポが良く、天気情報もあのテロップで十分。大変良い番組なので視聴習慣がつけば見てもらえるのではないか。

【委員】生活情報の番組というコンセプトがはっきりしていて良い。コメンテーターは井戸端会議ではないのだから、もっと意味のあるコメントをしてもらいたい。今後経済色を強めるとのことだが、小難しい経済よりも生活情報に絞り、コンビニニュースに徹した方が良い。

【委員】経済ニュースを中心にヘッドラインという形でテンポ良く伝えており、朝7時のNHKニュースの前に流れるニュースとしては非常に良い番組だと思う。特集で紹介される企業や人は新しい視点と工夫を持って頑張っているので、見ている方も元気にさせられる。

【委員】あまり深く掘り下げていないところが慌ただしい朝の時間には逆にすっきりしていてちょうど良いと思う。ランキングコーナーで「高円寺の阿波おどり」が1位になっていたが、何の調査に基くものだったのか少々気になった。番組全体としては非常にテンポが良い。

【委員】他の局が扱わないようなコンビニ的な生活情報や話題があって大変良い。大橋アナウンサーの明るさと穏やかさが番組を引っ張って行く魅力。試行錯誤の中、番組は徐々に良くなって来ているが、もう1つ、テレビ東京らしいパンチのある工夫を番組に入れ込んでもらいたい。

【委員】同時間帯のMXと似た雰囲気だが、テレビ東京の方が、スタジオに色が多すぎて落ち着かない印象。またMXの方がコメンテーターの話が真髄を突いている。旬のものを扱う「写真撮影スポットランキング」や便利グッズの紹介コーナーなどがあっても良いのでは。

【委員】大橋アナウンサーの明るい笑顔には好感が持てる。特集は、最初は興味の無かったテーマでも丁寧に作られていて思わず見入った。新しい視聴者の獲得は難しいだろうが、何かインパクトのあるものを作ってほしい。スタジオセットは背後の圧迫感があるのではないか。

【委員】情報がうまく織り込まれているのに視聴率が低いのは「NEWSモーニングサテライト」からこの番組へと移る流れが悪いからなのではないか。また前日のスポーツの試合結果なども見たい。コメンテーターやスタジオの色合いなど朝の雰囲気に相応しいものにするべき。

【委員】プロ向けの「NEWSモーニングサテライト」からプロ向けではないこの番組への流れの是非をもう少し議論すべき。また朝に必要なものとして交通情報も流してもらいたい。番組構成上、次に何のコーナーがあるのか分かるようにすれば視聴者も定着するのではないか。

【局】朝は視聴者が番組を時計代わりにしながらチャンネルを固定していることもあり、なかなか見にきてもらえずに苦労している。11月にリニューアルもあるので、何とか工夫して番組の認知度を上げ、特集などもさらにテンポ良く伝えていくことを心がけたい。

出席者

【委員】後藤委員長、木村副委員長、織作委員、金子委員、北原委員、城戸委員、坂井委員、芹川委員、萬田委員、矢田委員

【局】髙橋社長、井澤専務、太田取締役、武田取締役、長田編成局長、井上制作局長、吉次報道局長、髙橋スポーツ局長、飯嶋報道局ニュースセンタープロデューサー、大岡番審事務局長

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第409回 放送番組審議会報告 2016年7月5日(火)開催

局側から一般業務報告、編成報告及び特別番組報告、視聴者対応報告

審議の主な内容

『ニッポンを予習復習してみました』
(2016年6月13日放送)合評

【委員】「予習復習」とタイトルにあったが予習部分がほとんどない。また番組の中に一貫したコンセプトが無いと視聴者は離れてしまう。さらに面白い素材についてはもっと深掘りすべき。「内向き、下向き、後ろ向き」の番組だったが今後は「外向き、上向き、前向き」を期待したい。

【委員】昭和世代の琴線に触れる内容で、当時の自分のことを反芻する余白もあり、楽しめる番組構成だった。取材もよくされており、情報量としてはちょうど良かったのではないか。また現代では考えられないようなナレーションに驚かされ、非常に惹きつけられた。

【委員】非常に懐かしさを感じた。視聴率が振るわなかったようだが、見れば十分面白いのに、タイトルで視聴者が逃げてしまった部分があるのではないか。将来予測の部分が足りなかったという意見もあるが、過去の映像だけでも十分に面白いと感じた。

【委員】コメンテーターが「今の若い人を見ても羨ましくない。私たちの方がずっと面白かったもの」という言葉が印象的だった。モノが無かった時代から新しいモノが生まれる時代に移行していった様子をうまく言い表しており、また番組もその点をよく捉えていた。

【委員】昔の映像をあれだけ集めたことに感心した。しかし番組内容が分からないタイトルには違和感を覚える。古い映像を見ているうちに、その時代と、その時代に生きていた自分の過去が見事につながった。自分の家も当時の流行り廃りに随分と影響されていたことも分かった。

【委員】スポーツの話題などについては、踏み込んで取り上げても良かったのではないか。資料が少ないのかもしれないがもったいない気がした。視聴者はもっと人間ドラマを見たかったのではないか。全体的に話を盛り込み過ぎて、それゆえに肝心なことに時間が割けなかったのだろう。

【委員】内容が盛り沢山でこれで1本の番組を作るのはもったいない。例えば五輪の話などは1、2年前にまとめて特番を作っても良いし、新幹線についても鉄道番組にできるのではないか。我々の過去は今の子どもには相当不思議に見えると思うので街角の声は親子からもらうべきだった。

【委員】家族で見ながら会話がはずむ番組だ。ただ「予習」の部分、つまり未来予測の部分が少なすぎる。多少乱暴になっても大胆な未来に対する提案を入れたら良かったのではないか。放送時間についても2時間は長すぎるので、もっとテーマを絞るべきだろう。

【委員】我々の世代にとってはデパートに行くというのは年に何回かしかない大変な楽しみであった。それゆえエレベーターガールや屋上の象の話は非常に懐かしかった。しかし若い人はこれをどう感じたのだろうか。それを解析することが視聴率の改善につながるのではないか。

【局】たかだか40、50年前の日本なのにまるで違う国を見ているように感じる方もいたせいか幅広い層に視聴率が分布しており、その点は意外だった。過去と現代の接点を見出すのに苦労した。新しい情報を加えたつもりだったが、更に先の未来へと踏み込む必要があったのは指摘の通りだ。

出席者

【委員】後藤委員長、木村副委員長、織作委員、金子委員、北原委員、城戸委員、坂井委員、芹川委員、矢田委員

【局】髙橋社長、井澤専務、太田取締役、武田取締役、長田編成局長、井上制作局長、吉次報道局長、髙橋スポーツ局長、福本制作局CP制作チームプロデューサー、大岡番審事務局長

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第408回 放送番組審議会報告 2016年6月7日(火)開催

局側から視聴率実績、営業報告、役員および執行役員の異動、決算等報告

審議の主な内容

『追跡LIVE! SPORTSウォッチャー』
(2016年5月14日、21日放送)合評

【委員】ヒューマンウォッチャーのコーナーで紹介されたボルダリングが非常に面白かった。選手だけでなくルートセッターの存在がもう一つの軸としてストーリーに深みを出している。スポーツは人生の縮図であり人間は失敗もする。そうした敗者の話も取材してはどうだろうか。

【委員】試合のナレーションが小気味良い。しかし、そこにコメンテーターの中畑氏らの声が入ってくると却って邪魔に聞こえる。特にコリジョンルールの説明などは結論ばかり騒いでいる。きちんと「ぶつかる危険性が無いのに、なぜこうした判定なのか」と言えば良いのではないか。

【委員】情報量が多く楽しめる。ドキュメンタリーでの菅野投手の「楽しんでいるようじゃ本気じゃない」「変われる勇気、変わらない信念」などの言葉が非常に重くて良い。ピースの二人はスポーツに詳しいということだが、ならばもう少し前面に出ても良いのではないか。

【委員】ヒューマンウォッチャーの企画は取材が非常にきめ細かく、タイムリーでレベルが高い。また高校の同級生バッテリーがプロでもバッテリーを組み、プロ初勝利を挙げたことやメジャーリーグでの乱闘を年俸面から見るなど情報の切り口が新鮮である。

【委員】ヒューマンウォッチャーの企画を見て、これがこの番組の姿勢なのだと感じた。ボルダリングのように今まで知られていない人たちに光を当てる姿勢が良い。ただ浦和レッズと横浜Fマリノスについて、セルジオ越後氏の説明が分かりにくくやや消化不良の感があった。

【委員】「ウォッチャー」というタイトルコールの声の掴みには大変惹かれる。情報が盛り沢山でコーナー構成もとても良く、家族で見られるスポーツワイドショー番組だ。また司会のピースの二人が非常に良く、また狩野アナウンサーも女性からの好感度が高いと思う。

【委員】スポーツの結果はネットで見られるが、この番組は独自の視点でドキュメンタリー企画もありゆっくり楽しめる。ラインナップウォッチャーの同級生バッテリーや錦織選手のイタリア国際での判定の話なども興味深かった。ピースや中畑氏は若い女性からの受けが良いと思う。

【委員】番組前半に、様々なスポーツの情報が畳み掛けるように流され、小気味良さがある。ヒューマンウォッチャーは非常に仕上がりが良い。ただ、前半にCMが多過ぎではないか。番組の最初の方で視聴者を掴まなければ離れてしまうのではないだろうか。

【委員】番組の冒頭に流す本日のトピックネタは視聴意欲をくすぐる良いスタートだ。またヒューマンウオッチャーは心に食い込むこの番組の目玉。また中畑氏の歯に衣着せぬコメントは好印象だ。司会のピースの二人の話がもっと聞けた方が良いのではないか。

【局】ニュースというより「スポーツ情報番組」という趣旨の番組。ネットの普及もあり、当日のスポーツの結果への興味が徐々に失われてきている。そこで速報性よりも、付加価値をつけて伝えていきたい。ドキュメントについては今後さらにパワーアップしていきたい。

出席者

【委員】後藤委員長、木村副委員長、金子委員、城戸委員、坂井委員、芹川委員、萬田委員、矢田委員

【局】髙橋社長、井澤専務、太田取締役、長田編成局長、井上制作局長、吉次報道局長、髙橋スポーツ局長、村上スポーツ局スポーツ情報局プロデューサー、大岡番審事務局長

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第407回 放送番組審議会報告 2016年5月11日(水)開催

局側から一般業務報告、編成報告及び特別番組報告、視聴者対応報告について

審議の主な内容

『金曜8時のドラマ ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~』
(2016年4月22日、29日放送)合評

【委員】家族で見る時間帯なので、シリアスさとコミカルさのバランスを考えた方が良い。手術の途中で執刀医が代わるなどというのは有り得ず、違和感を覚える。決めゼリフは良く考えられており、出演者も好感度が高いが、もう少し痛快さが欲しい。

【委員】視聴者が求めているのはシリアスさ。そこに冒頭のラグビーシーンや家族のシーンを入れられると邪魔に感じてしまう。一話で完結するストーリーとは別に、統括管理官の夫の手術における医療ミスの謎については回を追うごとに明かされていくようなので期待している。

【委員】医療事故というテーマを正面から取り上げていることを評価したい。医療ドラマは権力・カネ・異性から人道主義というX軸、医者の技術の高低というY軸による4象限のどこかに分類できるが、このドラマは新たに「正義」というZ軸を提示している点で可能性を感じる。

【委員】現実味に乏しい。第三者機関が潜入捜査のようなことをしたら問題になるのは必至だ。現実の話と架空の組織の話を無理にくっつけてしまうから齟齬が生じる。名医がヒーローになる話ならスカッとするが、医療過誤というのは結局失敗の話なので、扱いが難しいだろう。

【委員】思い切ってコメディの方に振ってもいい。それは重い話を軽んじろという意味ではなく、真剣にやればやるほど今まで見てきた医療ドラマと似てしまうので、差別化するために。医療事故を暴いていくのは時間のかかるものなので1時間で解決に導くのは難しいのでは。

【委員】ストーリーとキャスティングが良い。医療事故調査委員会のスタッフが医者だったり弁護士だったりと、コミカルさとシリアスさが十分に出ていた。キーワードも上手く使われ、テレビ東京のチャレンジする姿勢が感じられた。期待している。

【委員】笑わない統括管理官役の高畑淳子さんの演技が良かった。また内科医役の中越典子さんを映すカメラワークは刺激的で良いし、他の演者についても下半身や足元だけを撮るなど工夫されていた。回ごとに「体の部位」「病気」を設定すると、視聴者の興味を喚起できるのでは。

【委員】「医療ドラマ」と「刑事ドラマ」が合体して1粒で2度おいしいドラマだ。統括管理官役の高畑淳子さんがこの先いつ笑うのか、調査員役の華岡との関係がどうなのかというところにも興味が湧く。華岡の家庭のシーンもブレイクタイムになっているのではないか。

【委員】コメディタッチのシーンについては意味が読み取れない。また、がんの治療法などについては誤解を招かないように注意してほしい。一方で、医療用語を分かりやすく説明しているため、視聴者が社会問題としての医療事故に関心を持てるドラマになっているように思う。

【委員】医療と経営の相克という問題に始まり、今後どのようなテーマで展開されて行くのか興味がある。第1話の「スピードと雑とは背中合わせだ」など、各話に非常に良い言葉が散りばめられている。ただ予告編で、次回の話の展開まで分かってしまうのは残念。

【局】名医はヒーローになれるが、医療事故の調査員がヒーローになるのは難しい。最後の統括管理官がいる部屋の場面は、時代劇のお白洲のように悪を斬っているシーンのつもりだが、患者さんを救ったという明確なカタルシスを作れないところに苦労している。

出席者

【委員】後藤委員長、織作委員、金子委員、北原委員、城戸委員、坂井委員、芹川委員、萬田委員、矢田委員

【局】髙橋社長、井澤専務、太田取締役、長田編成局長、井上制作局長、吉次報道局長、髙橋スポーツ局長、阿部編成局ドラマ制作部プロデューサー、大岡番審事務局長

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第406回 放送番組審議会報告 2016年4月8日(金)開催

局側から一般業務報告、編成報告及び特別番組報告、視聴者対応報告、放送番組種別について(10月~3月)、4月クールの番組種別について

審議の主な内容

『噂の現場のチョクメン!マコトシヤカ』
(2016年3月18日放送)合評

【委員】興味が無ければ見るのが苦痛。ミステリアスなものが好きな人にとってはもう少しリアリティが欲しいだろうし、単なるバラエティ企画になってしまっていた。番組の始まりは子どもたちが喜ぶ要素、最後は大人が笑いながら見られる構成にはなっていたと思うが。

【委員】タレントが使う言葉が下品な上に、調査するテーマも興味が湧くものではなかった。お笑いタレントによるフィリピン警察の取材もフィリピンの抱えている問題を馬鹿にしているように見えた。拳銃の試射を放送するのも問題ではないか。

【委員】奄美・石垣・フィリピンの話は無内容。フィリピン警察のシリアスな麻薬捜査にタレントが同行するのは危険だ。もし発砲事件などがあってケガをするようなことになったら、それこそ大問題になるのではないか。警察を馬鹿にしているように見え、不愉快だった。

【委員】テレビ東京らしさに欠けた番組だった。タレントが騒いでいるのをさらにスタジオで騒いでいるだけ。「グラブル」「チョクメン」「マコトシヤカ」と言う言葉も我々には理解しがたい。フィリピン警察を取り扱った部分もむしろ失礼に当たる気がした。

【委員】この内容で視聴率7%を期待するというのはおこがましい。記者は出来の悪い記事は自分で分かるもの。それが分からない記者は駄目な記者であるように、これが良い番組だと思っているとしたらまずいと思う。CMと番組の区別がしっかりとされていない点も問題だ。

【委員】今回の番組は無理矢理まとめた感じがあった。自分の周りの若い人たちは宮川大輔さんの怖がり方がとても面白いと言っていたけれども、自分には引っ張り過ぎでしつこいと感じた。千鳥は好きなお笑いコンビで楽しく見ることが出来た。

【委員】知性も芸術性も無い。また番組としてのコンセプトも感じられない。どこを目指しているのか、ターゲットは誰なのかが分からない。老若男女におもねっているようで、逆に誰にもピンと来ないのではないか。総じて退屈な番組だったので、今後の奮起を期待したい。

【委員】誰に見せたい番組なのかが分からない。コマーシャルやエンディングの「卒業するモノ」のコーナーが番組の中で突然入ってくるので違和感があった。むしろ、この番組で視聴率がよく3.2%も取れたなと思う。7%など期待できるはずもない。

【委員】CMが多すぎて忙しなく、自分たちだけが楽しんでいるように見えた。スタジオのゲストは台によりかかっているような状態だったが立つか座るかの方が見ている側も落ち着く。エンディングは思い出が詰まっていて良かった。

【局】今回の番組では「都市伝説」を実際に見に行くことに主眼を置いていたが、話題を厳選する点で怠りがあったのかもしれない。また出演者の良さを生かそうとするばかりに企画の焦点がぼけてしまった。インフォマーシャル形式を何段も積むやり方は逆効果だった。

出席者

【委員】後藤委員長、木村副委員長、北原委員、城戸委員、坂井委員、芹川委員、萬田委員、矢田委員

【局】髙橋社長、井澤専務、太田取締役、長田編成局長、井上制作局長、吉次報道局長、髙橋スポーツ局長、伊藤制作局プロデューサー、大岡番審事務局長

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第405回 放送番組審議会報告 2016年3月7日(月)開催

局側から一般業務報告、編成報告及び特別番組報告、4月改編報告、視聴者対応報告

審議の主な内容

『日曜ビッグバラエティ 世界ニッポン行きたい人グランプリ3』
(2016年1月10日放送)合評

【委員】日本に来た外国人は皆、目がキラキラと輝いていた。彼らの日本への深い思いが伝わり、見応えがあった。日本を再発見するという狙いが伝わってくる。ただ、スタジオにいるゲストのコメントが耳障り。視聴者が感じれば良いだけのこと。

【委員】日本を愛してくれている方々をよく探している。豆腐を愛するフランス人の方も魅力的だが、日本の職人も丁寧に彼と向き合い技術を教えるなど、他者を受け入れる良い文化が日本にはあることが伝わった。日本ではすでに廃れつつあるものの良さを再確認できた。

【委員】東京メトロ好きのハンガリー人の青年、競技かるたが得意なフランス人女性、豆腐を愛するフランス人男性、やはり人間は言葉や国籍が違っても、気持ち、ハートは一緒だと改めて思わされた。今後、それぞれの人が国に帰ってどうしていくのかについても見てみたい。

【委員】それぞれの母国の紹介もあり、日本と対比出来る構成になっていて良い。東京メトロファンの青年が車内アナウンスの方に実際に会うシーンや競技かるた好きの女性が試合に参加する場面ではドキドキさせられた。我々が忘れかけた日本文化の再発見もできる番組。

【委員】200年前の合掌造りを福井から移築したご夫婦の「これが日本の文化ですよ」という言葉が印象的だった。教養もあり、日本のことをよく知っている。「あなた、どこの大名?」と仰ったり、「浪人」という言葉をご存知だったりと我々日本人が教えられることも多い。

【委員】カラオケで「ギンギラギンにさりげなく」を歌うようなちょっと変わった面白い方、日本語を勉強している筆が大好きな方、東京メトロが大好きな方、それぞれの生活空間が伝わってくるのはテレビの映像ならではの良さで見応えがあった。

【委員】番組からエネルギーをもらった。豆腐作りの職人さんが伝統を継いでほしいとの一心で一生懸命教えていた姿を見て、日本の若者にもこれは自分たちが守っていかなければと思った人もいたのではないか。ゲストのワイプは今回の映像では使わない方が良かった。

【委員】日本に招待されなかった人たちのことが気がかりだ。ハンガリー青年が東京メトロのアナウンスを諳んじ、小竹向原駅を知っているようにネットにより時空を越えた世界が広がっていることを痛感した。日本再発見と自国への誇りが偏狭なナショナリズムにならぬよう注意して制作してほしい。

【委員】外国から見たニッポンの魅力を紹介することで、算盤、競技かるた、筆、豆腐など、いずれも日本が世界に誇れる文化だと再認識させられる。こうした番組を通じてニッポン愛を持った外国の方の想いを知ることで、日本社会に迎え入れていく土壌作りができれば良い。

【委員】海外にニッポン文化のある部分に特化した「オタク」がいることに驚いた。レギュラー化して、内容が薄まってしまう恐れはないだろうか?特番という形を維持した方が良いのかもしれない。また、スタジオゲストの存在についてはほとんど意味を感じられない。

【局】スタジオゲストをワイプで出す演出については配慮したつもりだったが、さらに研究したい。選に漏れ、訪日できなかった方については取材後もSNSで連絡を取るなどケアをしている。昨今、日本再発見ものが流行っているが、ただ「メイド・イン・ジャパンは良いよね」という番組ばかりでは良くないとの認識は持っている。

出席者

【委員】後藤委員長、織作委員、金子委員、北原委員、城戸委員、坂井委員、萬田委員、矢田委員

【局】髙橋社長、井澤専務、太田取締役、長田編成局長、井上制作局長、加増報道局長、髙橋スポーツ局長、平山制作局プロデューサー、大岡番審事務局長

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第404回 放送番組審議会報告 2016年2月5日(金)開催

局側から一般業務報告、編成報告及び特別番組報告、視聴者対応報告

審議の主な内容

『金曜8時のドラマ 警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~』
(2016年1月15日、22日放送)合評

【委員】ステレオタイプを非常に巧みに利用した典型的なテレビ漫画。設定は他の番組からのいわゆる「パクリ」「パロディ」だが、したたかに悪びれずにやっているのがかえって立派だ。登場人物もカリカチュア化されていて分かりやすい。

【委員】小泉孝太郎さんの好感度は本当に高く、松下由樹さんとのコンビも素晴らしい。コミカルな部分とシリアスな部分を演じ分けるのは本当に難しいと思うが、とても上手に表現していた。親子で見られる番組になっていくとよい。その要素は十分にある。

【委員】水戸黄門ではないが、それぞれの人物が、期待していることを期待通りにやってくれるようなところにはどこか気持ちの良いものがある。リアリティというよりもテンポの良さと話の面白さ、キャラクターに惹かれて見ることができるドラマだ。

【委員】コメディとはいえ、警察組織については現実を押さえて書かないとリアリティがない。大杉漣さん演じる係長がもう放送2回目の時点で実は裏の顔を持っている男だと分かってしまう。次の回からはコミカルな芝居を見せられても感情移入はできないのではないか。

【委員】警察を扱うドラマにはついリアリティを求めてしまうが、今回のドラマについては、ここまで滅茶苦茶であれば、これが警察の現実だとは捉える人もいないだろうから、それほどの抵抗感も無く楽しんで見ることが出来るものになっているのではないか。

【委員】子どもも見ている時間であることを考えると、松下由樹さんの言葉が少し乱暴なのが気になった。加藤茶さんが出演されている居酒屋のシーンは照明のトーンが他と全く違ってアンバー系に変わる。見る者の気持ちも温かくなるようで、光の使い方がとても良い。

【委員】キャスティングが良い。それぞれに魅力がある。小泉孝太郎さんはあのような演技もできるのだと知り、驚きながらも感心した。また松下由樹さん演じる寅三とのコンビはシリアスな部分とコミカルな部分とで強弱も出ており、対照的で良い。

【委員】子どもの目の前でその親を激しく叱るシーンが気になった。それ以外は楽しいドラマだ。2時間分のストーリーを二週に分けたのも潔い。サイドストーリーも楽しみだし、全七話で終わってしまうのは非常にもったいない気がする。

【委員】「認知症」「親子の関係」「縦割り社会」などの根深い社会問題を中途半端に取り上げるのはいかがなものか。それぞれが十分に大きな問題なので、フィクションの中で盛り上げるために使うようなことは慎んだ方が良いのではないか。

【委員】犯人推理の側面を盛り込んだ方が良いのではないか。最後の方になって突然犯人が分かるのは不自然。また二週にわたって一話にしていたが、無理やり2時間を埋めるために余計なものを入れるよりは、1時間ですっきりと終わらせた方が良かったのではないか。

【局】社会問題の取り上げ方については視聴者からも違和感があるとの指摘があった。視聴者に推理をさせる仕掛けが必要と言われれば、そうかもしれない。初回は人物紹介もせねばならず、事件と合わせると1時間だけでは浅いものになってしまう心配があった。

出席者

【委員】委員側―後藤委員長、木村副委員長、織作委員、北原委員、城戸委員、坂井委員、芹川委員、坂井委員、萬田委員、矢田委員

【局】井澤専務、太田取締役、長田編成局長、井上制作局長、加増報道局長、髙橋スポーツ局長、中川編成局ドラマ制作部プロデューサー、大岡番審事務局長

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第403回 放送番組審議会報告 2016年1月13日(水)開催

局側から一般業務報告、編成報告及び特別番組報告、視聴者対応報告

審議の主な内容

『新春時代劇 信長燃ゆ』
(2016年1月2日放送)合評

【委員】信長の相手を朝廷側の近衛前久一人に絞り込んだため、対立軸が明確になった。一方で信長と前久が若き日に出会うシーンで、信長は朝廷に対する憧れをにじませているが、後にそれは凌駕するべき対象に変わってしまう。信長の心境に一体どのような変化があったのかを知りたかった。

【委員】本能寺の変のクライマックスシーンから始まったのが良かった。炎に包まれて万事休すという最後のシーンで信長が幸若舞の「敦盛」を踊り、辞世の句とも言える、有名な「是非に及ばず」という言葉を発する場面が出てきた時は「やはり信長と言えばこれだ」という思いがした。

【委員】東山さん演じる織田信長は派手な装束や佇まい、気の短さなど、良く表現されていた。近衛前久役の寺尾聰さんも大変良かった。信長が女性たちに対しもっと自由に生きろ、子供を産むことだけではない価値観の中で生きろと伝える部分も女性視聴者には共感を得たのではないか。

【委員】この時代のみならず、幕末などもそうだが、やはり朝廷と武家の権力の二重構造には興味をそそられる。そこに目を付けた構成は非常に良かった。多少言葉が聞きづらく、それがパッパッと早く進んでいくため、何と言ったのかよく分からない部分があった。

【委員】東山さんの演技は大変良かったが、顔が若いまま後半まで進んでおり、メイクをうまくすれば、時間の流れをよりうまく出せたのではないか。信長の激しい気性が良く出ており、「余は神となる」という言葉などは本当に信長という人を一言で言い得ている良い演出であると感じた。

【委員】信長と朝廷の近衛前久との腹の探り合いと駆け引きには大変興味を惹かれた。朝廷を守ろうとする側の心理と信長の朝廷の上に立とうとする野心がうまく出ていた。ラストシーンの炎の中での信長の舞や晴子との情が描かれた部分も非常に新鮮だった。

【委員】出演者の立場から収録現場の状況を話すと、本当に時代劇が少なくなっている中、皆さんが生き生きと仕事をしていて非常に活気があった。東山さんや他の皆さんの衣裳についても衣裳スタッフさんが頑張っていたし、結髪さんも頑張っていた。今後もどんどん時代劇を作ってほしい。

【委員】このドラマは、戦国時代において今後どのような国作りをしていくのかということが一つのテーマ。信長は既存の文化や宗教などを破壊して、世界に羽ばたく日本を作りたいと思い、一方、前久、光秀は日本の文化も尊重した未来を描きつつ、お互いに苦悩している様が見てとれた。

【委員】近衛前久を取り上げたのは面白い視点。寺尾聰さんの老獪さが非常に際立っていた。我々が持っている信長のイメージのせいか東山さんが端正過ぎると感じた。また蘭丸ではなく坊丸も取り上げたところも今までとは違った視点で面白かった。全体として非常に楽しく見られた。

【委員】史実とフィクションの間を行ったり来たりする展開で混乱した。時代劇であってもやはりリアリズムは大切。天皇の御子、皇子の夫人である勧修寺晴子が信長と男女の関係になったり、国家という概念が無い戦国時代に「国家」を論ずるのもリアリティに欠けている。

【局】早口で聞き取りづらい部分があったという点は反省しなければいけない。また現在の人々に分かりやすく伝えるために当時はなかった言葉や概念を使ってしまいがちになるという問題は確かにある。リアリズムを出すというのは非常に難しい点だが、今後は気をつけたい。

出席者

【委員】委員側―後藤委員長、木村副委員長、織作委員、金子委員、北原委員、城戸委員、坂井委員、萬田委員、矢田委員

【局】髙橋社長、井澤専務、太田取締役、長田編成局長、井上制作局長、加増報道局長、髙橋スポーツ局長、山鹿編成局ドラマ制作部プロデューサー、大岡番審事務局長

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