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一般業務報告、編成報告及び特別番組報告、視聴者対応報告(10月)
【委員】ストーリーに違和感があり入り込めなかった。前枠の子供番組から視聴者が入れ替わる中、ベタも大事だが新たなチャレンジも必要。オープニング、エンディングの曲にも疑問。視聴率を気にするのか、SNSで話題になることを気にするのか、テレビとしてはしっかり決めたほうがいい。
【委員】キャスティングが魅力的で安定感があった。ストーリーも手堅く作られていたが、DNA婚活はやや無茶があった。ドラマにおけるDNA解析の重要性に疑問を感じた。金曜夜8時はあまり頭を使いたくない時間帯。いろいろ入りすぎているので矛盾を整理して方向性を定めると良いのでは。
【委員】話の筋立てに無理があり演出も雑だった。取材が不足しているのか、DNA捜査が全く活かされていない。人間ドラマとしても面白くなく、どっちつかず。出演者の役割分担も疑問。場面転換の平坦な画や、シーン数の少なさなどから、制作過程にも無理が生じているのではと感じた。
【委員】職業柄興味のあるテーマだったが、結論に至る過程が早すぎてわかりにくかった上に、DNAの説明や科学捜査を駆使している場面が少なく、タイトルとはだいぶ違った印象だった。DNAというテーマがある以上、ちょっと深掘りしつつ、解析画像などがあればより楽しめたのではないか。
【委員】結末に無理やり合わせるために、ドラマの時系列が非常に不自然になっていた。1時間の中にいろいろなものを詰め込みすぎていて、矛盾だらけ。DNA捜査を売りにしているが、DNAがドラマの中に溶け込んでいない。見終わった後に「あれ、変だな」と感じるようなドラマだった。
【委員】キャスティングのバランスが良く、コンビのやり取りが面白かった。ストーリーに深みがあり、1話完結で見やすい。DNAを元に構成されたストーリーも興味深かった。奥さんが殺された後、遺書を書き直せと子供たちにせがまれたタイミングで警察2人が入ってくるシーンは不自然。
【委員】テンポが良くあっという間の1時間。どんでん返しで素直に驚いた。恋愛遺伝子の話は専門的になりすぎず、すっと頭に入ってきた。安堂と神保が対照の妙となるはずの場面で、ちぐはぐな印象に。回を重ねてうまく絡み合っていくか。カフェ「ゲ呑ム」はもう少し謎めいた感じが欲しい。
【委員】劇画的で展開のテンポが良く飽きさせない。魅力的なキャスティングも相まって楽しく視聴した。初めて聞く言葉にも興味をそそられるし、いわゆる「警察の事件解決物」の中でも異色の存在。1話ドラマに盛り込むには要素が多すぎる。複雑な設定についていくのが大変だった。
【委員】ベタな始まり方が気になった。意表をつくオープニングの工夫があってもいい。不自然な点もあるが、あまり固く考えず突っ込みながら見るのも楽しみ方。カフェ「ゲ呑ム」は毎回楽しみなシーンになるのでは。これからキャラクターがはっきりしてくると固定ファンがつくのでは。
【委員】犯人像が最初から分かってしまうなど、ミステリアスな部分が少ないと感じた。無理やり物語を構成するような感じがあり、いろいろなところでハレーションが起きた。キャラクター、キャスティング、コンセプトも大変いいので、もっと濃いドラマをつくっていただくことを期待。
【局】新型コロナの影響で延期し、1年半待って何とか放送できた。2人の凸凹バディーを一番の見どころに、明るく楽しめる作品を目指した。SNS等では好意的で続編の希望も多数寄せられている。シンプルな原作をミステリアスに広げようと膨らませたが、リアリティに欠ける部分は反省点。
【委員】木村委員長、篠原副委員長、荻野委員(リポート提出)、草野委員(リポート提出)、国分委員、島本委員、杉山委員(リポート提出)、野木委員、藤井委員(リポート提出)、吉野委員
【局】小孫会長、石川社長、松本専務、加藤常務、斎藤総合編成局長、野口報道局長、髙瀬制作局長、松下スポーツ局長、山鹿制作局ドラマ室チーフ・プロデューサー、椎原番審事務局長
一般業務報告、編成報告及び特別番組報告、視聴者対応報告(9月)、放送番組種別(4~9月)、10月クールの番組種別
【委員】ありがちな豪邸訪問かと思ったがいい意味で裏切られた。日村さんのリポートは素晴らしく、セリフが決まっているなというところが多々あった。一つ一つとしては面白いが、蓄積で(番組後半には)お腹いっぱいになった。同じ時間を割くより、メリハリがあったほうが良かった。
【委員】覗き見根性も相まって非常に興味深かった。非常に間口の広い企画、いろんな方を取り込める企画だと感じた。時折飛び出す、プロならではのこだわりが面白く、誰がロケに行くかが重要な要素になる番組。豪華さや贅沢さではなく、創意工夫と好きの度合いをもっと演出してほしい。
【委員】情報だけだと別の時間帯でもできるところを、GHでどう工夫するのかをたくさん見られた。リポーターの個性をしっかり出して、ガチガチの構成ではなく、現場で生まれた笑いもうまく編集されていた。MCのバナナマン日村さんがロケに行って汗をかいているところも好感が持てた。
【委員】最後までテンポよく飽きずに見たが、それがテンポ良すぎ、詰め込みすぎな感じもした。假屋崎さん以外の方ももう少しちゃんと取り上げたらその人が見えて面白かったのでは。最後の「家電」は商品紹介のように見えてきて、いらなかった。マスク代わりのフィルムは気になった。
【委員】前の番組から説明もなくドンっと入って、どういうコンセプトの番組かと戸惑った。豪華別荘の紹介は見る気がないので、イントロで「こういう人が出てくる」というのが少しあれば興味が持てた。後半はダレて、1時間で良かったのでは。突っ張り棒がいろいろ使えるのは発見だった。
【委員】いずれの方も強いこだわりを持っていて凄いなと思うが、「プロの家」を紹介するという観点からは疑問。「その道のプロの特徴」を活かした家の凄さが伝わってこない方もいた。リポーターの手持ちカメラは必要だったのか?良さが活かされているとは感じられなかった。
【委員】普段見ることができない家の中というのは非常に興味深く、番組名にはとても好奇心を刺激された。特に一般の方が魅力的だった。清水さんは子供らしい発想力と手軽さが絶妙で、淺井さんは素晴らしい個性の方。假屋崎先生のお宅がやや冗長で、後半は逆に詰め込みすぎだった。
【委員】MCは絶対的な安定感とコメントが優しく、ロケのタレントのキャスティングも良かった。同じ系統の家もなく、多種に渡っての紹介だったので、興味深く見ることができた。家電ハウスのパロディー部分は色々な番組でよく見る映像なので、あえて加えなくても良かったのでは。
【委員】仕事に合わせたこだわりや機能を持たせた家を通して、その方々の人となりを知ることができ、とても刺激を受けた。着眼点が抜群。訪問するタレント次第で面白くなったりならなかったりするので、取材する側のリアクションや質問が大切で、取材のありようの確認が重要だと感じた。
【委員】プロはどういう家で、どういう生活をしているのか。空間や建築資材に工夫を凝らして、プロとしてのベースをつくっているというところを、もう少し紹介し、家全体の中でどういうプライベートの生活をしていて、それを仕事にうまく活かしているのか、掘り下げてほしかった。
【局】撮影の際に、プロの方がすごいお話をして下さるので、単なる自宅にある物の紹介などに陥りやすくなり、こちらが発見したワクワク感をどう演出するか苦労した。構成やネタの数で悩んだが、「もう少し見たい」という点で6ネタにした。様々な意見を参考にまたチャレンジしたい。
【委員】木村委員長、篠原副委員長(リポート提出)、荻野委員、草野委員、国分委員、島本委員(リポート提出)、杉山委員(リポート提出)、野木委員、藤井委員、吉野委員(リポート提出)
【局】石川社長、松本専務、加藤常務、斎藤総合編成局長、野口報道局長、髙瀬制作局長、松下スポーツ局長、渡邉制作局CP制作チームプロデューサー、椎原番審事務局長
一般業務報告、編成報告及び特別番組報告、視聴者対応報告(7・8月)
【委員】あまり2時間サスペンスは見ないが、非常に面白く最後まで見られた。繰り返し出てくる「見たい景色と見えている景色は違う」という言葉が特に印象に残っている。細かいところでやや不自然に感じたところがいくつかあったが、それも含めて楽しめばいいのかと思う。
【委員】重厚感にこだわった、非常に魅力的なコンテンツだった。「30でその初々しさは嫌いじゃない」というセリフについて、年齢・性別に関わる言葉は世代によって受け止め方は違うのだろうが、テレビのメディアは今まで以上に繊細なチェックが求められていると感じた。
【委員】表題に反して「冤罪じゃなかった」という意外さは面白かったが、刑事が証拠を改ざんする動機にしてはインパクトが弱かった。そこをもっと深く描けたらより深い苦悩が表現できたのでは。最後の結論に至るまでの大事な事実関係の流れが多く駆け足で、説明が難しすぎた。
【委員】カメラワークが非常に巧みで、説得力を感じた。線的にいろいろなことが起きるが、最初と最後の場面が相対していたり、決め台詞が繰り返されることでリズムを生んで、立体的な感じを作り出していた。人物も多いが、群像がうまく描き分けられていた。
【委員】ここ最近、テレビの改革意識が強いが、このドラマはテレビの古典芸に近く、それを求める人はたくさんいると視聴率を見て感じた。若年層をどう取り入れていくのか気になる。この古典と思われるサスペンスをこのままやり通すのか、カット割りや中身を新しくするのか、聞いてみたい。
【委員】非常に面白かったが、中途半端な印象。スタート直後の緊迫感とスピード感で一気に引き込まれ、2時間という長さを感じることなく楽しめた。話の展開も納得感があったが、回収されない伏線があったのが残念。サスペンスとしては荒削り、人間ドラマとしても不十分と感じた。
【委員】面白く拝見したが、ミステリーとしてはいくつか矛盾があったので、原作小説も読んでみたところ、腑に落ちた。ドラマでは事件の設定を変えてパーツだけを残したことで少しちぐはぐになっていた。登場人物の細部がもう少し描かれていたら、より納得、共感ができたのではないか。
【委員】全体を通してバランスよく、2時間サスペンスが好きな視聴者のニーズに答えるドラマだったが、途中から数々の疑問点が浮かんできた。オチでがっかりしてしまうと2時間まるごと無駄にした気持ちになるので、プロデューサーには満足度の高いドラマになるよう舵取りしてほしい。
【委員】古典派の視聴者であるが、事件解決のプロセスが非常に急展開ですっきりしない、犯人の意外性もなかった。主人公の奥さんの「見たい景色と見える景色は違う」という言葉や、正義については、時代の変化とともに、あるいはいろいろな生き方の中での問題提起だったのではないか。
【局】2時間サスペンスはファン層であるF4を担保しながら男性や若い層にも広げて、配信時代にどう対応していくかが課題。今回はいろいろな要素をどうミックスしてバランスをとるかが課題だった。どこにどう軸足を置くかはこれからも真摯に考えていきたい。
【委員】木村委員長、篠原副委員長、荻野委員、草野委員、国分委員、島本委員(リポート提出)、野木委員(リポート提出)、藤井委員、吉野委員
【局】小孫会長、石川社長、松本専務、加藤常務、斎藤総合編成局長、野口報道局長、髙瀬制作局長、松下スポーツ局長、中川制作局ドラマ室チーフ・プロデューサー、椎原番審事務局長
一般業務報告、特別番組編成、視聴者対応報告(6月)
【委員】オープニングは週末のスポーツニュースのつかみとしてはちょっとマニアックすぎるのでは。ゴルフ稲見選手の特集は、選手を好きになることができる編集で、ディレクターの愛情が伝わってきた。これからも素晴らしい選手でありながら人間味がわかるような編集を期待している。
【委員】スポーツは素人だが、すごくわかりやすかった。掛布さんの解説が素晴らしかったが、BGMが気になったところがあった。スポーツの結果だけではなく、人間に光が当たるというのはスポーツ音痴にとっても分かりやすいし、見やすくて「ヒューマンウォッチャー」は見入ってしまった。
【委員】中高年にとって安心して落ち着いてみることができる、見慣れた構成という印象。「ヒューマンウォッチャー」が魅力的な企画でこの番組の核になっているので、前段のスポーツニュースをオーソドックスなつくりから離れて、冒険的でチャレンジングなつくりにしてもいいのでは。
【委員】スポーツニュースに終わらない、終わっていない番組で良かった。「ヒューマンウォッチャー」は非常に面白かったが、稲見選手が言語化できない「気持ち悪い」というところを、あと一歩中に迫って聞けたのではないか。CM前のテロップの引っ張りは良識の範囲でやってほしい。
【委員】掛布さんの大谷選手の解説は秀逸だった。掛布さんがレギュラーでもいいのでは。「ヒューマンウォッチャー」ではゴルフを知らない人も結構いると思うので、稲見さんという人の紹介をもう少し前のほうでやってもよかった。またこれだけを別番組にするというニーズもあるのでは。
【委員】「ヒューマンウォッチャー」はなぜこの人に着目したのか、選定のプロセルがあるとさらに見入ってしまうのでは。ニュースでは素人の視聴者が楽しめるように、ルールや伝統などちょっとした小ネタを挟むと、もっとスポーツに興味や関心を持つ視聴者が増えるのでは。
【委員】非常に面白かった。特に後半の稲見選手の密着取材は発見が多く、情報という枠を超えて感情移入しながら見た。野球の解説はスピードが早いのと、聞き取りにくかったので改善されると初心者にはありがたい。スポーツがこんなにドラマと共感に溢れたものなのだと知ることができた。
【委員】選手が何を抱えて、何を悩んでプレーしているのかに焦点を当て、他の番組との差異化が図られている。掛布さんと中畑さんはキャラクターが似ているのでちょっとうるさい感じがした。稲見選手の特集があったのでゴルフ解説者がいても良かった。
【局】土曜日はドキュメンタリーを柱にしている。今まで270回放送、権利処理できるものについては見逃し配信もしている。ニュースなので信用を失うことが一番ダメ。分かりやすく、奇をてらうようなところは是正をしていく。解説のスピードや今後の人選も課題にしているところ。
【委員】木村委員長、荻野委員、草野委員、国分委員、島本委員(リポート提出)、野木委員、藤井委員、吉野委員
【局】小孫会長、石川社長、松本専務、加藤常務、斎藤総合編成局長、野口報道局長、髙瀬制作局長、松下スポーツ局長、冨岡スポーツ局プロデューサー、椎原番審事務局長
一般業務報告、特別番組編成、視聴者対応報告(5月)
【委員】放送時間を早めたのはタイムリーで良かった。硬派な報道番組なのでクオリティの追及を期待したい。トップのGDP統計は無味乾燥になりがちだが、街の声、コマツの社長インタビューという組み合わせは良かった。各国のワクチン接種と成長率の解説は後回しにせずにやってほしかった。
【委員】夜10時は主婦でも見やすい時間帯。テンポがいいのは良い。特集や「トレたま」で主婦たちも身近なことを経済的な観点から見られるのがいい。難しくついていけないというよりは、見やすく理解できる内容で、知りたい内容を知らせてくれるニュース番組として楽しんでいる。
【委員】ニュースはいかにリアルタイムで見るかが大事。今回、もっと知りたいと思う話題がたくさんあり、ニュースとして紹介していくだけではインターネットに先を越されてしまうようなところも感じた。大学生の就職率、障害のあるバリスタに関してはもう少し情報が欲しかった。
【委員】オープニングの映像が非常に良い。セットも質感が目にやさしく圧迫感のない空間があり、大江キャスターもゆっくり喋っていて丁寧に聞こえるので、考える時間も作れる。田中アナウンサーがやりにくそうだったが、演出と出演者がやりやすい環境を作るともっとブラッシュアップできる。
【委員】他局は朝から晩までコロナ一色で食傷気味だが、経済という視点でコロナを見るというつくり方は非常にいい。以前よりスタジオ解説があっさりしてしまったが、あくまで『WBS』独自の道を行っていただきたい。「トレたま」プラス何か名物コラム的なものがあったらいいのでは。
【委員】経済が不得手な私でもグラフや図が頻繁に使われていて大変分かりやすかった。画面右上のテロップが独特で、要約になっていて見ている側には親切。長く解説するほどではないけれど面白い話題がポンポンと入っているのは楽しめた。情報量は多いけれど整理がついている印象。
【委員】コロナの件も含めマッチポンプのような報道が社会の二極化を助長しているという印象を持っているが、この番組は各種のニュースをバランスよく伝えている。欲を言えばもう少し海外のニュースを扱ってもらいたい。解説やキャスター同士が討論しあう場面もあっていいのでは。
【委員】過剰な演出もなく、不足もなく、大変見やすかった。大江キャスターも好印象。マスクは不織布が推奨されている中で布マスクを紹介していた点、ワクチン接種について解説コメントと日経電子版のテロップが反対の内容であった点が気になった。
【委員】『WBS』は他のニュース番組と比べて筋肉質で良い番組。視聴者はビジネス現職世代が中心かと思うが、視聴者の幅を広げる工夫よりもコアな視聴者により親しんでもらえるような深掘りを目指してほしい。「街の声」は当たり障りのない感想が多く、その必要性は吟味してほしい。
【委員】各局のニュース番組が差異化できていない中、ニュース番組には正確性を重んじながら深掘りをして独自の見解を報道してもらいたい。今回の障害者雇用など社会に対する刺激になるような提案があっていい。スタジオはもう一人違った観点からものを言う専門家がいてもいいのでは。
【局】放送時間が変わっても経済ニュース番組という根幹は変えていない。新たな視聴者、特に若い方たちにも見てもらえるように経済用語や経済指標などの説明も心掛けている。今後の見通しや分析、ポイントを付け加えること、スタジオの課題など、改善していきたい。
【委員】木村委員長、篠原副委員長、荻野委員、草野委員、国分委員、島本委員、杉山委員、野木委員(リポート提出)、藤井委員、吉野委員(リポート提出)
【局】小孫会長、石川社長、松本常務、加藤取締役、斎藤総合編成局長、野口報道局長、髙瀬制作局長、松下スポーツ局長、石原報道局チーフプロデューサー、川口番審事務局長
一般業務報告、特別番組編成、視聴者対応報告(4月)
【委員】独特の色彩で映画っぽい世界観が素敵。キャスティングが非常にいい。ウェルメイドな作風が、ちょっと頑張ろう、でも少し癒されたいという週が始まった月曜日の夜にふさわしいドラマ。コーヒーの「おいしい」というセリフだけでない美味しさの描き方はもう少し欲しかった。
【委員】中村倫也の味のある演技力が光っていた。日常にあるようなドラマかと思ったが、平穏な感じではないエンドで今後の展開に興味が沸いた。キャラ設定も日常にありそうで、感情移入して見られたのでは。青山の視聴者に突き刺さるような温かいセリフが印象に残った。
【委員】「ドラマチックではなくても心に染みる素敵なドラマ」を期待していたが、露悪が過ぎて、リアリティという面でちょっと引いてしまった。あるある展開が非常にもったいない。1話だけ見て振り落とされてしまった人も結構いるだろうから、もう少しやりようがあったのではないか。
【委員】とてもゆったりした癒し系で、コーヒーも非常に美味しそうだなと思ったが、インパクトが薄く、ボーっと見てしまった。次につながるインパクトが欲しかったが、SNSでは評判が良く、見逃し配信でも人気なので、そういうのも新たなドラマのあり方なのか。
【委員】月曜の深夜帯にボーっと見て楽しむ、また人気俳優を使って強い固定層に配信されているという意味では成功。ただ、これから話が濃くなっていくのだろうが、印象に残らずほんわかしすぎたのでは。原作漫画では出せない部分、原作漫画のどこを強調したかったのかがよく見えなかった。
【委員】コーヒー好きの私には嬉しいドラマだった。セリフの説得力が半端ではなかった。脚本と監督が同じ方だから可能なのか、細部の作り込みも見られた。謎の男やカレー屋主人とのやり取りなど、1回だけでは謎が多く、2、3回繰り返して見た。もう少し説明があったほうがありがたい。
【委員】もっとシリアスにも転びそうなストーリーが淡々と柔らかいトーンで描かれており、一日の終わりの深夜帯にふさわしい、心地よいドラマだった。見ている側に負担を感じさせることなく最後まで飽きさせない空気感とテンポが絶妙。仕事を忘れて、純粋に楽しく入り込めた時間だった。
【委員】洋服や小物などに色々な工夫や拘りを感じた。番組を丁寧に作っているのだろう。中村倫也のホンワカした雰囲気を活かした、静かな人生の応援歌のよう。Cozyという言葉がピッタリの良質なドラマ。磯村勇斗や夏帆がドラマの鍵を握っているようで、この先の展開が楽しみ。
【委員】展開は若干冗長的で、テンポも乏しかった。先が読めるような展開や、非現実的なところなど、共感できないところもあった。しかし中身は非常に愚直で高く評価したい。自分たちの想像力をたくましくさせてくれる。仕事や日常生活に対していろいろなメッセージが出ていると感じた。
【局】制作面では緊急事態宣言下で思うようにいかないこともあった。前半と後半で内容が変わっていくので第1話の演出や宣伝は苦心した。じっくり描く部分とテンポアップの部分にムラがあった。放送でも配信でも視聴者に受け入れられるフォーマットを組み立てていかないといけない。
【委員】木村委員長、篠原副委員長(リポート提出)、荻野委員(リポート提出)、草野委員、杉山委員、島本委員(リポート提出)、野木委員、藤井委員、吉野委員
【局】小孫会長、石川社長、松本常務、加藤取締役、斎藤総合編成局長、野口報道局長、髙瀬制作局長、松下スポーツ局長、合田配信ビジネス局プロデューサー、川口番審事務局長
一般業務報告、特別番組編成、視聴者対応報告(3月)、放送番組種別(2020年10月~3月、2021年4月クール)
【委員】有益な情報が山盛りだったが、情報量に対して速度が速かった。クイズは昔の防災常識と今の防災常識は違うということを確かめる意味でも、とてもいい問題が多かった。前半のエンターテインメント的な部分をもう少し減らしても良かった。災害体験者の声は本当に良かった。
【委員】ここ最近見た番組の中で最も役立つ番組だった。有益な情報が多く、この番組についていけば、現実的にサバイバルして生き残れるのではないかという求心力があった。恐怖の中でも解決を見つけたいという人の心理に寄り添った番組の構成、取材の事象等が見事だった。
【委員】防災意識を高める素晴らしい番組。池上さんの情報を欲しがっている人以外の人たちをどう取り込んでいくかが今後の課題。災害は自分事として考えなければいけない。この番組を見られなかった人にどう伝えていくか、この番組の役割は放送して終えるのではなく、もっと先にある。
【委員】時が経って忘れ始めていた震災を、非常に身近に感じさせる番組づくりだった。真面目に見すぎると疲れたり飽きたりするが、テンポが非常に良く今っぽいスピード感が印象的。被災地での取材の距離感も良く、復興を合理的に捉えており、震災を今の問題としているのが印象に残った。
【委員】アカデミックなものや災害、難しいことや深刻な番組を見たくないという視聴者も多い中で、一般の視聴者層に訴求できるオープニングだった。「10か条」という見せ方も非常に有効。最後に報道の側面もあるところに至るまで、きちんと番組の意図するところを見られたのではないか。
【委員】コンセプトもタイミングも内容も非常に良かった。災害を予防する、来た時に命を守る行動を具体的に説明、報道するのは非常に意味のある事。災害予測ツールは、不安を煽るだけの結果になることもある。どの程度信じていいものなのか、科学的根拠をより慎重に丁寧に紹介するべき。
【委員】視聴者を飽きさせない、クイズや再現ドラマなど構成も良くできていていい番組だったが、情報を盛り込みすぎだ。視聴者がもう少し消化できるように整理したほうがいい。しっかり取材し、丁寧なつくりをしていて、報道系で良いプロデューサーが育っていることを嬉しく思う。
【委員】前半は気軽に見られ、後半は改めて災害の恐ろしさを感じると同時に、命を守る重要性を噛みしめられた良い内容だった。改めて日々の備えを見直し、どのように行動すべきかを考えておかねばならないと痛感した。防災については風化させることのないよう、継続して取り上げてほしい。
【委員】防災・減災に関する情報や知識はアップデートし続けることが大切ということに気づかされた。若い出演者の「学校で習った」という言葉に、初等中等教育での防災教育は非常に役立つと感じた。女川のシーンでは、防災・減災に関しては「自助」が非常に大切だと思った。
【局】東日本大震災から10年、過去を振り返るのではなく、未来に向けた番組を放送したいということで、防災、命を守ることの重要さを根本のテーマとした。情報量の多さについては、最初に1回しか見ない視聴者の立場に立って、改めて考えていきたい。
【委員】木村委員長(リポート提出)、篠原副委員長、荻野委員、草野委員、国分委員、島本委員、芹川委員、野木委員、吉野委員
【局】小孫会長、石川社長、松本常務、加藤取締役、斎藤総合編成局長、野口報道局長、髙瀬制作局長、松下スポーツ局長、金山報道局経済番組センタープロデューサー、川口番審事務局長
一般業務報告、特別番組編成、視聴者対応報告(2月)
【委員】動画シリーズは見たことがあるなという二番煎じがあったので、物足りなさを感じた。コマーシャルの編曲は面白かった。視聴者との双方向を確保するのは試みとして非常に面白い。テレビとネットの相乗効果を狙って、いろいろな工夫をしてもらえれば。
【委員】YouTubeの動画などは仲の良い友達とああだこうだ言いながら突っ込みながら見るのはすごく楽しいと思った。脳と体に全く負荷がかからない番組で、全世代が一緒に楽しめるゴールデンタイムにふさわしいプログラム。2時間を構成の上手さで最後まで持っていく力技を感じた。
【委員】スタジオのタレントがとても豪華で、スタジオを活かす構成だった。世界の動画はどれも面白くテンポがあった。見たことのある動画もあったが、説明がありSNSよりわかりやすかった。バカ実験などは後日談やインタビューなどがあれば、SNS動画とは違うテレビらしさが出たのでは。
【委員】最初はおもしろ動画の33連発ととてもテンポが良く、息切れしてきたところに歌うま企画でリラックスできた。非常に構成が上手い。ギネスに挑戦は長谷川さんの駄目さが出ていて面白かった。記録保持者本人が出てきたのも上手い。テレビと動画が共存共栄できるという良い例。
【委員】大笑いする映像はあったが、特に心に響くものは無かった。ながら見するには適しているかもしれないが、テレビに向かい合って見るような番組ではない。SNS動画はどこでも頻繁に流していて、若干飽きがきている。いろいろな知恵と工夫で勝負をするテレ東らしさをあまり感じなかった。
【委員】ファミリーみんなで見られる楽しい番組。補聴器をつけた赤ちゃんとパパ検定は何度見ても心がほっこり、ジーンとくるものがある。ただ、普段から動画をよく見ている人にとっては新鮮味があまりないかもしれない。CMソングのリメイクにはプロの仕事を感じた。
【委員】ショートコントをテンポよく見ているようで笑いもあり、ウルっとくる場面もありで楽しませてもらった。他方でYouTubeにおんぶにだっこの感が否めない。SNSツールとどのように競い、融合していくのかというテーマがテレビ局に突き付けられている中、何とも寂しい。
【委員】ケニア人の動画の後に、スタジオで異文化の食べ物を食べてリアクションを取るという企画を持ってきたことに配慮を感じたが、それらをきちんと紹介せず、ただ笑いを取っただけでせっかくの配慮が台無しだった。ナレーションでのツッコミは最初から最後までつまらなかった。
【委員】いろいろな企画が入って、120分非常に飽きないで見られた。投稿動画のコンテンツをどうやってテレビとして活かしていくのか。またそれ以上に見ごたえのあるテレビオリジナルのコンテンツを織り交ぜて、テレビならではの魅力をいかに演出できるかが大きな問題。
【局】最初は短いもので飽きさせないようにし、「そろそろ飽きてきたな」と思うタイミングでオリジナルのCMソングを入れてメリハリをつけた。動画はこれからもあまり見たことのないものを一生懸命探し、スタジオではジャニーズアイドルにもいろいろやっていただくようにしたい。
【委員】木村委員長、篠原副委員長、荻野委員、草野委員、国分委員、島本委員、杉山委員(リポート提出)、芹川委員、野木委員(リポート提出)、吉野委員(リポート提出)
【局】小孫会長、石川社長、松本常務、加藤取締役、髙野総合編成局長、野口報道局長、髙瀬制作局長、松下スポーツ局長、小比類巻制作局CP制作チームプロデューサー、川口番審事務局長
一般業務報告、特別番組編成、視聴者対応報告(1月)
【委員】非常に面白い番組。コロナで禁欲生活を送っているので、さまざまな欲望や欲求が刺激された。ドラレコを使って番組をつくるというのはテレ東らしいアイデアで非常に斬新。ドラレコ調の合成音声はもう少し自然な話し方ができるのでは。いろいろ試してみる価値がある。
【委員】最初は機械音声が不自然で耳につき、ドラレコの映像もめまいがしそうで慣れるまでに少し手間がかかった。普通機械が喋らないような内容を喋らせるのは面白かった。もう少し見たいというシーンがたくさんあったが、映像はドラレコ風、車外の情景、ドローンなど凝っていた。
【委員】どこかに出かけたいとウズウズしているので、まさにその欲求に合致するアプローチ。ドラレコのナレーションはとても効いていた。ドライブならではの道草感をもう少し盛っても良かったのでは。寄りの映像の時にカメラのピントが緩いところが何度かあり非常に気になった。
【委員】とても爽やかな番組だったが、似たようなトピックや風景が増え、1時間半は長く感じた。MCも繰り返しに近いコメントがあり、全然印象が違うルートを設定すれば新しい気分で見られたのでは。選曲は実際のドライブの臨場感や気持ち良さを伝える助けになっており、非常に良かった。
【委員】CS放送のドライブの映像に音楽が流れてくる番組の延長線上の番組として見たが、展開が早すぎる。もう少しゆっくりドライブして場面を見せてもらいたい。MCは普通のコメントでもう少し工夫してもらいたい。BGMの曲名スーパーはもう少し長く出してはどうか。
【委員】素晴らしい天候の中、絶景を見ながらのドライブは最高で、紹介された場所もコロナが終息したらぜひ行ってみたいと思うほど魅力的だった。しかしドラレコの映像を見ていると乗り物酔いのような感じになってしまった。審議対象でなければチャンネルを変えてしまうかもしれない。
【委員】ドライブ気分でぼんやり楽しめるかなと期待していたが、気がつけば音声や字幕を読んでしまう。本末転倒。もう少しゆったり歌と風景を楽しむだけの時間があっても良かった。青い空と白い雲、ダイナミックな景色がきれいに映っていたのが良かった。最後まで飽きずに見られた。
【委員】旅行ができない中、お出かけ感覚を味わえた点は非常に良かった。どんどん場面が切り替わっていくが、同じようなトーンで冗長な感じがした。他の旅番組に対してなにかひとつポイントになるようなところが魅力としてあれば良かった。MCは役割がはっきりしなかった。
【局】スタッフともテンポが速すぎることや文字情報が多かったなどと話した。出演者は視覚以外の部分の情報の補助をできるような役割にすれば良かった。今後も放送があれば、立ち寄り場所に縁のタレントなどを入れて、新たな切り口を発見するというナビゲーターにできればと思う。
【委員】木村委員長、篠原副委員長、荻野委員、草野委員、島本委員、杉山委員(リポート提出)、芹川委員、野木委員(リポート提出)、吉野委員
【局】小孫会長、石川社長、松本常務、加藤取締役、髙野総合編成局長、野口報道局長、髙瀬制作局長、松下スポーツ局長、杠制作局CP制作チームプロデューサー、川口番審事務局長
一般業務報告、特別番組編成、視聴者対応報告(11月・12月)
【委員】涙なしには見られない番組だった。去年は他局の人気ドラマで顔芸というのが非常に話題になったが、今回はバラエティ的な顔芸ではなく、本当に人の気持ちをストレートに表現していて感動した。この重いテーマを新春で取り上げた意図を聞きたい。
【委員】非常に感動的な映画を見た気分。感動的でよいドラマであったが、掴みが弱かった印象。テレビは受動型のメディアでその特性、性格を考えると1月4日の午後8時からは重すぎないか。また、病気で人を泣かせようとする魂胆が見えて、それでいいのかと指摘したい。
【委員】このドラマは人が死ぬことで涙を誘うドラマではなく、父と娘の気持ちの交換が泣けるドラマだった。今の時代だからこそ、悔いのない毎日をというポジティブなメッセージを与えるドラマだった。タイトルが非常にありふれすぎていて、もっと他にいいタイトルはなかったのだろうか。
【委員】父とのギクシャクした関係を何とかか取り戻したいという娘の気持ちや、料理を通してわだかまりが少しずつ取れていく様子が上手に描かれていた。特に寺尾聰さんの演技がとても味わい深くて素晴らしかった。お正月に家族のあり方を考えさせられるいい時間をもらった。
【委員】懐かしい王道のホームドラマという印象。病気を扱ったものでありながらそこが見せ場ではないところがとても良かった。シリアスなテーマだが、全体がゆっくりとしたペースで、あたたかい気持ちで見られた。娘が父親と夫に敬語で話している場面が随所にあり、少し違和感があった。
【委員】映画のような質感で、映像に出てくる街並みがどこか懐かしく、目に優しい風景になっていて非常に良かった。BGMだけでの演出がところどころにあり、どれも温かく感じられた。娘と父親の距離がどんどん近づいていくのが、台詞ではないところでわかったのも楽しかった。
【委員】寺尾さんの沈黙の演技というのが絶妙だった。これは大人のメルヘンなのだろうが演技はリアリズムだった。がんの描き方はもう少し説得力のあるやり方があるのではないか、父親が料理を完璧にこなしているのにイモが剥けないなど、メルヘンとリアリズムのせめぎ合いなのだろう。
【委員】冒頭で寺尾さんが「言葉の余韻とか含みが大切」「少ない言葉に奥行きがある」などと言っているが、作り手の思いを台詞などを通してエクスプリシットに伝えるのではなく、映像を通してインプリシットに伝えているので、いろいろな受け止め方ができる作品になっているのでは。
【委員】親と子の関係をどういう方向で構築していけばいいのかを、この家庭ドラマの中で、視聴者に多少とも提示したのでは。また、日常生活のありがたみや家族の大切さを再認識するということが一番の大きな要素だと思う。そういった意味で非常に尊い良い作品だった。
【局】作品内容はわかった上で、良質な作品を家族、親子で落ちついた時間に見てもらおうと考え、この放送日時とした。病気の描写のリアリティについて、あえてぼかすことでファンタジー性を出そうと考えた。映像は全てカメラを固定したことにより落ち着きが出たのではないかと思う。
【委員】木村委員長、篠原副委員長、荻野委員、国分委員、島本委員、杉山委員、芹川委員、野木委員、吉野委員
【局】小孫会長、石川社長、松本常務、加藤取締役、髙野総合編成局長、野口報道局長、髙瀬制作局長、松下スポーツ局長、田淵制作局統括プロデューサー、川口番審事務局長
『日本全国ドラレコ旅』
2021年1月28日(木)放送