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【委員長】篠原弘道(NTT株式会社 相談役)
【副委員長】夜久敏和(政策研究大学院大学 監事)
【委員】荻野アンナ(慶應義塾大学 名誉教授) 草野満代(フリーアナウンサー) 島本理生(小説家) 野木亜紀子(脚本家) 平野早矢香(株式会社ミキハウス スポーツクラブアドバイザー) 藤井彰夫(日本経済新聞社 論説主幹) 吉野弦太(弁護士)〔五十音順〕
一般業務報告、編成報告及び特別番組報告、視聴者対応報告(5月)
【委員】給与比較にとどまらず、各国の文化や歴史にまで踏み込んだ内容は深みがあり楽しめた。ただ、テーマが多く、少子化対策が離婚の話題に偏って見えたのは残念だ。報道かバラエティかの軸を明確にし、本編で深掘りできない部分はネット等と連携するような横断的な展開を期待する。
【委員】給与明細に着目したアイデアは面白く、海外の婚姻制度の紹介も興味深い。しかし、全体的に散漫な印象を受けた。少子化対策の紹介で、政策の負の側面や直近の出生率低下といった事実に触れず手放しで褒める構成は、メディアとしてバランスを欠くと感じる。
【委員】海外の少子化対策を多角的に取材した点は興味深かった。一方で、街頭インタビューでは昔ながらの否定的なコメントが多く、制作サイドの意図に当てはめたようで違和感を覚えた。単なる給与の額面だけでなく、個人の幸福の価値観との関係性まで深く掘り下げてほしい。
【委員】海外の婚姻制度や少子化対策に関するドキュメンタリーとしてはよくできていた。しかし「少子化対策SP」とした時にモロッコパートの意義が不明なのと、全体的に主題に回収されない小ネタが多く、番組が散漫になった点は残念だ。情報を絞り込むなど構成を整理してほしい。
【委員】私自身が子育て世代で、他国の少子化対策の情報が豊富で学びが多かった。ただ、各国の平均月収と個人の給与の比較が分かりにくかったのと、話題が急に変わったり飛んだりしていたので、情報の順序や映像の繋ぎ方など、視聴者が理解しやすいように工夫してほしい。
【委員】バラエティ番組で海外の少子化対策や婚姻制度を丁寧に紹介するのは珍しく、好印象だ。ただ、街頭インタビューが保守的な価値観のコメントに偏り、当事者である未婚の若い世代の意見が紹介されなかったのは疑問だ。スタジオにも多様な立場のゲストを配置してほしい。
【委員】日本と同じ社会問題に対し、海外ではどのように対策しているかを給料から紐解く構成で、大変勉強になった。情報の出し方も的確で、スタジオの事情通や弁護士が補足解説するのもよかった。バラエティ番組で、高い視座で社会課題に取り組む姿勢が素晴らしい。長く続けてほしい。
【委員】番組コンセプトもよく、子供と一緒に楽しくお金のことを学べる内容。インタビューを通して各国の文化や制度等が学べる着眼点もよい。一方で雑然としているため、テーマやトピック毎に体系的に整理しメリハリをつけるなど、より視聴者フレンドリーな番組を目指してほしい。
【委員】給与明細にこだわるなら、税制や一般的な生活費等、具体的に踏み込んで見せた方がよい。また給与明細パートと少子化対策パートがうまくつながっていないため、情報を整理してほしい。社会問題をバラエティで取り上げることに可能性を感じたので、今後に期待している。
【局】給料をきっかけに世界各国の文化・風習・社会システム、幸せの価値観まで映していきたい。楽しみながら世界経済の入り口に立ってもらえたら嬉しい。情報の整理、給料から社会問題へのつながり等を改善しつつ、ぶれずに、硬軟のバランスのとれた番組を目指したい。
【委員】篠原委員長、夜久副委員長(リポート提出)、荻野委員、草野委員、島本委員(リポート提出)、野木委員(リポート提出)、平野委員(リポート提出)、藤井委員、吉野委員
【局】吉次社長、和田取締役、松澤常務執行役員、末永制作局長、山本制作局員、山田番審事務局長