トップページ > よりよい放送をめざして > 放送番組審議会 > 放送番組審議会(2025年)
一般業務報告、編成報告及び特別番組報告、視聴者対応報告(2月)
【委員】さらっと見られて楽しめたが、結果の羅列だけでなく制作過程も見せてほしかった。「独自調べ」については、選定プロセスを描くとより面白くなると感じた。また、バカリズムさんの知的な魅力を活かし、例えばテーマ選定にも関与などすると、番組名との親和性が高まるのでは。
【委員】高所作業の臨場感ある映像に驚かされ、スタッフの熱意と苦労が伝わってきた。一方で、話題の切り替わりが唐突で戸惑う場面もあったため、スタジオトークを挟むなどメリハリをつける工夫をしてほしい。また、終盤CM明けの「衝撃の結末」は肩透かしで残念だった。
【委員】矢継ぎ早に展開する構成は最近のショート動画っぽくて楽しめたが、「ハカる」というコンセプトのはずが「日本一探し」になっており、番組タイトルと内容の乖離を感じた。煽った後のCM明けの「衝撃の結末」は期待外れで、全体的に物足りなさを感じた。
【委員】トピックがテンポよく切り替わり、飽きずに見られてよかった。閉店セールの話は背景にある店主の人生ドラマに好感を持った。高所作業についても、臨場感ある映像に加え、作業する方たちのエピソードを掘り下げてほしかった。現場の取材力を活かして、さらに改善してほしい。
【委員】タイトルの割にバカリズムさんの色が薄く、テンポの速いVTRにスタジオが反応しきれず弾けていない印象。熱湯風呂のロケではスタッフの安全面や演出のあり方に不安を感じた。「計る、測る、量る」に偏りがちなので、今後「謀る、諮る」等の展開も見てみたい。
【委員】高所恐怖症なので緊張しながら番組を視聴したが、危険な現場で働く天空のプロたちの心意気に敬意を抱いた。多様なテーマが盛り込まれた構成は興味深かったが、全体的に「ごった煮」の印象が強く、各テーマの関連性や番組としての一貫性が乏しいように感じた。
【委員】テンポ良く見ることができた。場面転換に一切の説明がなく、スタジオではMCと進行役、ゲストが入り乱れていたが、いい意味で勢いがあった。「ハカる」というより「何でも日本一」の様相だったが、日本一同じ名字が集まる町など記録に終始しない人間味のある企画はよかった。
【委員】いきなり温泉シーンから始まり分かりづらいため、初見の視聴者のため、導入部分で番組の趣旨が分かる簡潔な説明があるとより親切だと感じた。様々な「測る」エピソードはどれも興味深く、楽しめた。ただ、全体的に統一感がなく、ごった煮感があると感じた。
【委員】スタッフの熱意と地道な頑張りが伝わり、どのコンテンツも興味深く楽しめた。ただ、熱い温泉にディレクターがトライする場面は、昨今の風潮から、より慎重に扱うべきネタだと感じた。スタジオもテンポよくスムーズだったが、バカリズムさんのトークをもっと活かした方がよい。
【委員】個々のトピックは面白いが、本来の「ハカる」コンセプトから遠ざかり、他局の情報番組で取り上げられそうなネタが多かった。もっとテレビ東京らしく、例えば一つのことをばかばかしく追求するようなものなどが見たい。全体のテーマ性を整理し、独自性のある番組を期待する。
【局】知らなかったことを「ハカる」ことで、視聴者が新たな物事を知ることにたどり着くというコンセプト。知的好奇心をくすぐる事象をスタッフが愚直に汗をかいてハカることを目指している。番組のごった煮感やコンセプトがわかりづらい点等、本日のご意見を参考に検討したい。
【委員】篠原委員長、夜久副委員長(リポート提出)、荻野委員(リポート提出)、草野委員、島本委員、野木委員、原田委員、平野委員、藤井委員(リポート提出)、吉野委員
【局】吉次社長、縄谷取締役、中川取締役、末永制作局長、大森制作局プロデューサー、山田番審事務局長
一般業務報告、編成報告及び特別番組報告、視聴者対応報告(1月)
【委員】1話完結で分かりやすく、幸せなホームドラマと緊迫した事件というハイブリッドを、ほっこりしながら楽しめた。タイトルには話題性はあるものの違和感を感じた。刑事ドラマ部分で演出意図が不明瞭だった部分もあったが、主人公の動向も気になり、今後の展開が楽しみ。
【委員】番組の柔らかな雰囲気はホームドラマとして好ましく感じた。一方で、科捜研を名乗るのであれば、いつどこで気づいたのかといった証拠採取の着想や科学的鑑定のプロセスをより丁寧に描くなど、専門的な部分の追究を深め、論理的説得力のある番組作りを期待する。
【委員】ホームドラマとミステリーの融合は斬新なアイデア。名バイプレーヤーがいい味を出しており、ホームドラマ部分は面白かった。一方、ミステリー部分では荒唐無稽な描写が見受けられた。科学にこだわるのであれば、視聴者が合理性に疑問を抱かないよう丁寧な作りを期待する。
【委員】タイトル含め明確な意図が感じられて好感をもった。キャストも充実している。ミステリーの緊張感とホームドラマの温かみのメリハリが描けるとより良い。トリックの設定は面白いが、細部の積み重ねがあると犯行の動機の説得力が増し、さらに良くなるだろう。今後も期待する。
【委員】肩ひじ張らずに楽しめる爽やかな刑事ドラマ。ホームドラマ部分ではいい意味で生活感が感じられ、理系キャラの描写もユーモアがあり楽しめた。肝心のトリックについては飛躍しすぎで説明不足な部分があった。BGM、カメラワークが素晴らしく、トータルでは楽しめた。
【委員】夫婦の掛け合いや子育てを楽しむ姿が描かれたホームドラマ部分は好感が持て、心が和んだ。一方、事件に関しては疑問が残った。犯行の臨場感やリアリティを加えることで、科捜研という題材が生きてくると思う。矛盾点を減らし、より没頭できる作品作りを目指してほしい。
【委員】原作から作りIPを持つというのは良い取り組みだ。他局の人気作をあえてパロディにした題名も非常に良い。ただ作品カラーとメインターゲットが曖昧で、無難で普通な印象を受けた。今後、「元科捜研の主婦」というアイデアを最大限に活かせるような舵取りを期待する。
【委員】他局の人気作へのオマージュとして観ても二番煎じに感じたが、こうした変化球はテレ東らしいとも言えるだろう。異なる要素が巧みにブレンドされ、人物設定や配役に工夫が感じられ、結果として楽しく視聴した。配信も好調とのことで、今後の動向や視聴者の声に注目したい。
【委員】ミステリーとしてプロットの粗さが目立ち、犯行動機の弱さや証拠の曖昧さ、現場の管理体制など、ロジックの破綻が気になった。もう少し軽快な事件の方がホームドラマと融合しやすいのでは。新たな挑戦として評価しつつ、構成の練り直しでより良くなることを期待したい。
【局】家族の成長というホームドラマにミステリーを掛け合わせたドラマ。トリックは実際に科捜研等の協力を得て一から考えたが、尺の関係で描写しきれていない部分もあり、改善したい。後半では主人公が今後どういう風に人生を選択していくかについても、きちんと描いていきたい。
【委員】篠原委員長、夜久副委員長(リポート提出)、荻野委員、草野委員、島本委員(リポート提出)、野木委員(リポート提出)、平野委員、藤井委員、吉野委員
【局】吉次社長、縄谷取締役、中川取締役、和田取締役、木下配信ビジネス局プロデューサー、山田番審事務局長
一般業務報告、編成報告及び特別番組報告、視聴者対応報告(11・12月)
【委員】ドミノを通じた家族のやり取りに温かい印象を抱いた。特に普段は家族同士では聞けない言葉がカメラを通じて引き出されている点が良かった。一方で、ドミノ以外の仕掛けで時間を稼ぐ手法については、公平性の観点で、ルールの明確な説明があればより素直に楽しめたと思う。
【委員】企画アイデアがおもしろい。一つのことに取り組むことで生まれる連帯感が伝わる温かな番組だった。ただ2時間は長く途中で飽きを感じた。また、後半はCMでの中断が多すぎた。出演家族の応募や選定プロセスがあると納得感が増すと思う。
【委員】家庭や学生寮の交流が描かれ楽しくて良い番組だが、生活圏で4日間一度もドミノが崩れない展開には少し疑念を感じる。失敗の過程も映像にすることでリアリティが伝わると思う。また、おひとりさまの集まりなど参加者の幅を広げると、需要はさらに増すのではないか。
【委員】限られたスペースで皆がアイデアを出し合って工夫し一つになるところは感動した。ルール解説もわかりやすく、キャスティングもよかった。ただ、結末をCMで過度に引っ張る演出はわざとらしくて残念。テレ東らしい良質な企画なので、今後も放送してほしい。
【委員】ドミノとホームバラエティを組み合わせたいい企画で、獲得金額の設定も適切だった。今どきのフラットな家族関係が見えた点も興味深かった。一方で展開がスムーズすぎてリアリティに欠ける面も。失敗も含めてドキュメンタリー的な要素があると、最後まで没入できる。
【委員】ドミノをやったことがないので新鮮な気持ちで拝見した。4日間のドミノ作りを通じて別居中の父と息子が自然に親子関係を築いていく様子など、ドミノの効用がよく描かれていた。学生寮パートからも連帯感が伝わり、「ドミノは人をつなげる」というのはその通りだと実感した。
【委員】両親が今回のチャレンジを教育的な観点で語るなど良質な番組だった。家族ごとに個性があり、応援したくなった。ただ、スタジオセットが簡素で温かみがなく、テロップの視認性が悪い点が気になった。ファミリー向けの視聴者参加型番組は少ないので、ぜひまた放送してほしい。
【委員】家族の絆を描く構成には共感したが、子供が賞金を「仕事」と捉える発言には教育上の懸念を抱いた。また家族の思い出の品がドミノで倒れる様子にも心が痛んだ。とはいえ、MCのフォローは秀逸で、番組の温かさは守られていた。2家族の後で高校生を持ってきたのは絶妙な構成だ。
【委員】起承転結があり退屈させない構成でノンフィクション作品としてもよい出来ばえ。ドミノの実況中継も臨場感があった。一方、一般家庭のプライバシーを数日間にわたって公開するのは、時節柄、一層の配慮が必要だ。エンディングはほのぼのとしたよい締め括りだった。
【委員】夫婦でリアルタイムで2時間、楽しみながら見た。レギュラー化して長く続くことを期待する。回を重ねるともっといろいろな工夫や仕掛けが出てくると思うので、状況に応じて制限やルールを見直すなどして、また新たな工夫を引き出してほしい。
【局】一般のご家庭で夢や目標に向かってドミノを並べ賞金を獲得する。楽しく、温かく、思い出に残るような視聴者参加型番組を目指した。失敗も含めたリアリティや、より生活感に寄り添ったつくり等、本日いただいたご意見を今後の番組制作に活かしていきたい。
【委員】篠原委員長、夜久副委員長(リポート提出)、荻野委員(リポート提出)、草野委員、島本委員、野木委員(リポート提出)、原田委員、平野委員、藤井委員、吉野委員
【局】吉次社長、縄谷取締役、中川取締役、末永制作局長、鈴木制作局プロデューサー、山田番審事務局長