勝村コラム
2018年8月 4日(土) リニューアル
リューアルオープンでございます。いろいろと変わりました。リニューアル1回目のコラムが大変遅くなりました。すでに9月も半ば過ぎて書いています。
別に大した理由はないのです。リニューアルしたから、短めのコラムなら書けるかなと思い、再開しようかなと思いたったのが、リニューアル1回目の放送の後だったもので。
秋の気配の中、書いております。ワールドカップが終わり、日本代表の勇気ある戦いが、世の中のサッカーの位置を変えてくれました。もちろん国内で。
ブラジルワールドカップの惨敗で、瀕死の日本サッカーが蘇ったのです。そして、海外のサッカーをテレビ観戦していて、とても気になることがある。
観客数の減少。マーケットは確実に広がっているし、放映権料は想像をはるかに超えている。選手の移籍にかかるお金も、天文学的な数字に跳ね上がっている。だが、どのリーグでも、空席が目立つのだ。
もちろん、試合によって異なるけど、なんだか空席が目立つ。海外に行くと、日本にいてニュースを見たり聞いたり、噂を耳にしたりしたことが、まるで違うことに驚く。ブラジルワールドカップの決勝のチケットは、普通で買って一枚10万円だったそうだ。
客席は満員だったが、誰が買うんだろ?
決勝に進んだアルゼンチンサポーターは、車でリオまで来て、車で寝泊まりして、コパカバーナの海岸の巨大なスクリーンのパブリックビューイングで応援していた。
枚数に限りがあって入れないのと、チケット料金が高くて買えないってのがあるのでしょう。すべてが高騰していく。毎週応援に行きたいサポーターは、生活に直結する。
ダービーの試合は、基本的にその地域の、山の手地区と下町地区だったりする。ワールドカップでブレイクした、乾選手が移籍したベティス。世界でも有名なセビージャダービーがある。富裕層のセビージャと労働者階級のベティス。
もちろん時代は変わったが、労働者階級のチームのサポーターが、チケット代が高くて入れなくなり、観光客でスタジアムが埋まっていく。なんてことになる可能性もある。
ブロードウェイのミュージカルの例もある。地元の人よりも、基本的に観光客ばかりなのだ。テロや災害などで観光客が減ると、観客動員が厳しくなる。
新作を失敗できないから、地方の大学とかで、関係者集めて、リーディングをしてから作品化することができるか決める。
という映像を見たことがある。どこでも同じことが起こっている。芸術の最高峰のオペラでも、国やスポンサーの収入が落ちて、演出や衣装や装置にまで影響が及んできている。高騰するチケット料金。本来のサポーターは、どうなってしまうのだろう?
チケットだけではない。ユニフォーム、関連グッズ。お金がなければサッカーも観ること、応援することもできなくなるのか?
現場に行くと、何が必要で、何が不必要なのかが、はっきり見えてくる。そんな心配とは裏腹に、素晴らしいロシアワールドカップのおかげで、サッカーはどの国でも盛り上がりを見せた。
まぁ、せっかくリニューアルしたので、浮かれてばかりもいられないと、警鐘を鳴らしておきます。この間パリでフランス対オランダ戦があった。試合後にはワールドカップ優勝イベントもやったそうだ。その試合を知り合いが観に行った。ネットでチケットを買ったら、45ユーロだったそうだ。
う~ん。安い、、、。まぁ、カテゴリーはよくはなかったんだろうけど、、、。
海外の代表戦とか、試合が行われるスタジアム、対戦相手などで、びっくりするほど、観客が少ない試合もある。ヨーロッパなどでは、ホテルなんかでも、当日にネットで予約すると、半額で泊まれたりする。
う~ん。
まぁ、それを踏まえて、何を踏まえているんだ?今回のブレインは、メルカリの社長。メルカリって、名前は有名だけど何をしている会社なのか、正確に理解していなかった。フリマアプリ。
社長の小泉さんの話を聞いていると、目線、切り込む角度、余白、全てにおいて面白い。この番組に、たくさんの企業の代表が来てくださっているが、能力の高い人たちは、どこか似ている。
メルカリの哲学。大胆にやろう。全ては成功のために。プロフェッショナルであれ。シンプルである。小泉さんは、自分の経験から給料などの設定も明確にしている。
働きに見合ったお金を貰う。頑張ればお金がたくさんもらえるかというとそうでもない。全てにおいて、どうマネジメントをするのか。昔、必要は作り出すものだと言われていた時代があった。現代は、不必要を探し、見つけ、必要としている人を探し、見つけ、組み合わせる。
細分化することで、噛み合わなかった歯車を、噛み合う歯車と出会わせる。宝を持ち腐れさせない。簡単なようで、非常に複雑なことを、簡単にやってのけたのが、メルカリなのかもしれない。
昔、ゴミと呼ばれていた物を、今は資源と呼ぶ。捨てられていた携帯から、金の延べ棒が生まれる。今後も、必要が不必要になり、不必要が必要になる物が出てくる。
必要が重要だと思っていた時代は終わり、不必要も重要な時代になった。昔のパンクロックは、自分たちは不必要だと叫んでいたが、今となっては、その不必要が必要になっている。
このフットブレインという番組は、必要と不必要を行き来する番組だ。小泉さんの話を聞いていると、この番組の明日が見えてくる。
少しだけ、自信を持ってもいいのかなと。番組のリニューアルに、最も相応しいブレインに来ていただけた。
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サイコー
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ありがとうございました。セルティックのみなさま。
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