勝村コラム

2019年1月20日(日) ふし穴

昔、元気が出るテレビという、たけしさんの伝説のバラエティーに出演させていただきました。全てが伝説と言っていい番組です。小劇場の舞台役者の自分が、なぜそこに呼ばれたのかは、未だにわからない。

だが、恐ろしいほどの経験をさせていただき、未だのその強靭な精神力、筋力が衰えていない。

例をあげるときりがないが、スポーツ青春物語のような名物企画があり、弱小のアイスホッケー部をずっと追っていき、当時それほど有名ではなかった爆風スランプの曲を流し、爆風スランプもブレイクした。そんな流れで、ダンス甲子園がダンスブームに火をつけ、その異端のスターだった山本太郎は、紆余曲折あり、今は政治家に転身した。

ジャニーズの岡田くんも、元気が出るテレビのコーナーから出てきた。

自分が、今この番組のMCをやらせていただいて、不可思議なサッカー関係者との関連も、元気が出るテレビのJリーグ予備校というコーナーを担当したことによるものだ。ちなみに校長は、ご存知、セルジオ越後御大。選手では、代表ゴールキーパーまで上り詰めた、土肥君がいる。

他にもたくさんあるが、中でも人気の企画が、ボクシング予備校だった。

二人の好対照な選手が人気を集めた。

松島二郎くんと、今回のブレイン、飯田くんだった。こんなドラマのシナリオを書いたら、誰も信用しないであろう、奇跡が、延々に起こり続けた。天才肌の松島くんと、努力タイプの飯田くん。

小さなコーナーから、日本タイトルでの戦いにまで、ライバルの二人もコーナーも大きく成長した。

結果は、天才が努力に屈した。

それだけでも充分だったが、飯田くんは、さらなる高みを目指して行く。小さなコーナーの二番手だった選手が、世界一に輝いたのだ。その後の活躍は、皆さまご承知の通りである。その飯田くんが、くんだと失礼かもしれないが、私は、ティーンエイジャーの頃から知っているのだ。勘弁してちょ。

その飯田くんが、日本視能力トレーニング協会を立ち上げ、アスリートにとって、いや、人間にとって、能力をトレーニングすることが、どれだけ大切かを実践していたのだ。

先日、センセーショナルなKOで圧倒的な勝利を収めた、チャンピオンの井上尚弥選手が、松本人志さんと話していて、「相手の動きが、わかって、時間が止まっているように見える」というようなコメントをしていた。

スタンド使いか!

もう、ジョジョの不思議な冒険の世界である。おそらく、飯田くんの極めた視力能力トレーニングをさらに極めると、井上尚弥選手の領域に入るのだろう。ボクシング以外でも、昔のレジェンドのプロ野球選手の言葉に、「ボールが止まって見える」とか、他のスポーツ選手でも、「スローモーションに見えた」などというコメントが今までも多く残っている。

それもすべて、視力能力をいつのまにか極めた極限のアスリートたちなのだろう。武芸、格闘技、あらゆるものも、視力能力が関係していたのだ。その視力能力を開拓する協会を日本で立ち上げたのが、飯田くんだった。早く言ってよ。と、突っ込みたくなる。

想像してみてください。これを、義務教育に取り入れたら。どれだけ、人間の能力がアップするのか。私たちは、子供の頃から、どれだけ英語の勉強をしてきたのだ?

クラスで英語を話せる友達がいましたか?

なぜ、実践の役に立たないことばかり、無駄な時間を使ってきたのだろうか?

無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄

なんだか今日は、ジョジョな気分。飯田くんは、相変わらず爽やかで穏やかで、優しい。昔会った印象は、こんな優しい人にボクシングは無理じゃないかな?

だった。

私の目は、完全なるふし穴だった。今回のフットブレインを機に、視力能力トレーニングを始めようかなと、つくづく思う今日この頃である。

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